東京建物株式会社では、2008年のSAP ERP導入以来のオンプレミス環境で約10年運用のシステム運用を続けていた。しかし、定期的なハードウェアの更新など肥大化するコストや、ビジネスのデジタル化によるITの重要性拡大による運用負荷の増大など、さまざまな課題を抱えていた。そして、利用中のハードウェアの保守期限切れを契機にITインフラの最適化を模索。基幹システムのクラウドへの移行を決断した。
同社にとって初めてとなる基幹システムのクラウド化は慎重かつ確実に進められた。要した期間は4カ月、本番システム停止は9時間のみという大成功を収めた移行プロジェクトの結果、ハードウェアの更新や運用から解放され、ランニングコストを大幅に削減し、BCP対策も強化できるなどクラウド移行のメリットを享受することができている。
本資料では、初めての移行プロジェクトにもかかわらず、なぜこれほどの大成功を収めることができたのか?その背景を探る。
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