オンプレミスでのシステム運用を続けることの問題は、インフラに関わる高い運用負荷と膨大な運用コストだけではない。属人化しがちな運用管理、専任の後継者の育成など人的リソースの面でも課題が多い。2025年の崖が叫ばれ、IT人材の不足が社会問題となっている今、これは無視できない。
こうした課題の現実解として注目されているクラウド化ではあるが、いまだに基幹系システムなど重要なシステムのクラウド化には二の足を踏む企業が多いのも現実だ。京阪電気鉄道をはじめ、約50のグループ会社を統轄する京阪ホールディングスもSAP ERPをオンプレミス環境で運用していた企業の一つだ。しかし同様の課題に直面し、運用負荷の軽減と業務効率の向上、BCP対策など目的にSAP ERPのAWSへの移行プロジェクトを決断した。
本資料では、京阪ホールディングスにおけるSAP ERPのAWS移行プロジェクトの詳細や具体的な効果だけでなく、今回の成功体験が引き金となり、さらなるクラウドシフトを目指す同社のチャレンジを紹介している。
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