HCI(ハイパーコンバージドインフラ)を簡単にいってしまえば、物理ストレージなしで従来の企業システムを構築することを意味する。もちろん、ストレージの機能をなくしてしまうのではなく、これらの機能は汎用的なx86サーバや別のハードウェアによって集約・管理できるようにしている。中でも「VMware vSAN」は、ソフトウェアの機能によって簡単にサーバ内のストレージ機能を集約し1つのプールとして活用することを可能にする。
vSANは、新たにハードウェアを購入する必要もなく、ソフトウェアだけでストレージのプールを構築でき、さらにその管理手法も従来の考え方で運用できるため、多くのIT担当者から高い評価を得ている。vSANの登場により、仮想環境を構築したことによるパフォーマンスの低下や運用負荷の増大、また拡張において発生する高額なコストから解放されることも可能となった。では導入によって、実際にどのようなビジネスメリットを得られるのだろうか。
本資料では、VMware vSANを導入し、大きな効果を生み出した国内企業の先進事例を紹介。業種は運輸、金融、製造の各4社の事例がコンパクトに集約されており、用途も自動化、VDI、BCP環境など幅広い。共通するのは「ビジネススピード向上」で、各社ともvSANの高い拡張性、高度な処理性能をフル活用している。実際の導入効果やVMware vSANをベースにしたシステム構成を把握したい方にとって役立つ資料になるだろう。
ホワイトペーパー