日常生活や職場で、パンデミック前とは違う考え方や基準が定着してきている。従業員や顧客などのステークホルダーの要望に耳を傾ける中で、デジタルビジネスが加速している。当初強制的に始まったものの、今ではステークホルダーに支持されている。デジタルによりITインフラは、時間、方法、場所を問わない環境で運用されているにもかかわらず、組織の保護も求められているのが実情だ。
この資料は、ガートナーが調査に基づき「2022年のリーダーシップビジョン」として、セキュリティ／リスクマネジメントリーダーの戦略的優先課題のトップ3を解説する。前提となる最重要任務は、サイバーセキュリティリーダーの役割に対する認識を変えること。「サイバーリスクはセキュリティの問題である」という現状の認識を、「サイバーリスクはビジネス／組織におけるリスクである」とシフトさせる必要がある。IT部門外で戦局を変える関係を築くこと、ビジネス価値の高い領域を優先するなど具体策につながる提言を盛り込んでおり、非常に参考になる内容だ。
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