メインフレームと呼ばれる大型コンピューターを用いた基幹業務システムは、いまだに多くの企業で運用されている。レガシーシステムを運用し続けることの課題の1つは「現行アプリケーションの陳腐化」だ。旧来のUIは使い勝手が悪く、デンザイン変更やRPAなどの活用も困難で、業務の生産性低下を招いている。また「旧型システムゆえの運用リソース不足」も課題だ。メインのプログラミング言語であるCOBOLを扱える技術者は年々減っており、教育できる人材も不足している。さらに「ハードウェアやOSのサポート終了」も課題だ。国産メーカーは数年前よりメインフレーム事業から撤退しており、現行機種に対するサポートも終了している。そこで必要になるのが、メインフレームの移行(マイグレーション)やモダナイゼーションだが、移行には数々の“落とし穴”がある。想定をはるかに超えて費用や工数が膨らんでしまい、運用も複雑化して「失敗した」と頭を抱えているケースは少なくない。
本資料では、老朽化システム移行とモダナイゼーションの"落とし穴"を解消できる、IBM iがもたらす新しい選択肢を解説する。
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