企業会計基準委員会(ASBJ)が、現行のリース会計基準の改正案である「新リース会計基準」を2024年9月13日に公表した。財務報告の透明性を高めることで、投資家を含むステークホルダーが企業の経営実態を正しく把握できるようにするとともに、日本基準と国際基準との整合性を高めることが目的だ。2027年4月1日以後に適用される予定であるが、2025年4月1日以後に開始する会計年度において、早期適用することもできる。この資料では、新リース会計基準の要点を踏まえた上で、適用に向けて必要となる4つの検討ポイントを紹介する。さらに、オービックビジネスコンサルタントが提供する「固定資産奉行V ERPクラウド」が、新リース会計基準に対応するために2025年4月に実装する予定の新機能も紹介する。新リース会計基準への対応を検討する企業は、ぜひ見ておきたい内容である。