個人向けブロードバンド時代の始まりを告げるWiMAX、2007年に1700万加入者の予測

株式会社データリソース

2006-05-24 12:00

モバイルWiMAXは2007年初頭に最初の機器の発売が予定されており、加入者数は2007年の1700万から2012年には2130万に増加すると、英国の調査会社ジュニパーリサーチ社は予測している。
モバイルWiMAXは2007年初頭に最初の機器の発売が予定されており、加入者数は2007年の1700万から2012年には2130万に増加するだろう、と英国の調査会社ジュニパーリサーチ社は予測している。

モバイルWiMAXは、オペレータが3Gへの飛躍とOFDMAベースのモバイルWiMAX規格の採用を検討している先進的な地域でより大きく発展するだろう。韓国や日本のような先進的な地域ではモバイルの普及率が高いため、2010年にかけての伸び率は減少するだろう。

固定電話加入者にも無線機能を提供できるため、ジュニパーリサーチ社はモバイルWiMAXが固定と無線の両方の市場への導入が進むと見ている。

調査レポートは、下記についても調査している。
◇ 基地局やCPE機器を含むモバイルWiMAX機器の世界市場は、2012年には25億3000万ドルに達するだろう
◇ モバイルWiMAXサービスは、まずデータ中心に発展するだろう。音声サービスは、2012年のモバイルWiMAXサービス市場の10%未満になるだろう
◇ 北米はモバイルWiMAX音声サービスの大きな市場となり、2012年には世界市場の32%を占めるだろう
◇ ジュニパーリサーチ社は、デュアルモードWiMAX-3GソリューションよりもデュアルモードWiMAX-WiFi製品のOEMに関心を寄せている
◇ 固定インターネットプロバイダは、既存のモバイルキャリアと競合する固定無線ソリューションよりも、モバイルWiMAXの方が都合がいい

「モバイルWiMAXへの移行は、喧伝された技術から、タイムラインに沿った現実的に承認された規格への移行といえる。モバイルWiMAXは新しいオペレータにとって、3Gに代わる安価な技術として、実際に性能を機能させることができるかどうかのリトマス試験紙ということになる」と調査レポートの著者Aditya Kaul氏は語る。

この調査レポートは、モビリティの必要性、いつでもどこでもブロードバンド、個人向けブロードバンド、モバイルWiMAXがいかに個人向けブロードバンドコンセプトに適合するか、に注目している。

レポート目次
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(リンク »)

調査レポート
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モバイルWiMAX市場調査:2007年-2012年のビジネスチャンス、戦略、予測
Mobile WiMAX- Opportunities, Strategies & Forecasts, 2007-2012
(リンク »)

ジュニパーリサーチ社 (Juniper Research)について
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