ネットアンドセキュリティ総研「基地局関連メーカ各社の動向-2005年度通期-」の販売開始

~下期にエリア拡充進む、2006年度もW-CDMA方式網は大拡充~

ネットアンドセキュリティ総研株式会社

2006-06-13 10:00

インターネットビジネスの総合シンクタンクであるネットアンドセキュリティ 総研株式会社(代表取締役 津幡 靖久 東京都文京区)は、モバイル・マーケティング・レポートの企画・制作を行うエムレポート(代表 大門 太郎)がまとめた調査資料「基地局関連メーカ各社の動向-2005年度通期-」を販売開始しました。【詳細URL:http://shop.ns-research.jp/3/1/6851.html 】
報道関係者各位

平成18年6月13日
ネットアンドセキュリティ総研株式会社
(リンク »)

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ネットアンドセキュリティ総研、
  「基地局関連メーカ各社の動向-2005年度通期-」の販売開始
   ~下期にエリア拡充進む、2006年度もW-CDMA方式網は大拡充~
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■■ 要約 ■■

インターネットビジネスの総合シンクタンクであるネットアンドセキュリティ総研株式会社(代表取締役 津幡 靖久 東京都文京区)は、モバイル・マーケティング・レポートの企画・制作を行うエムレポート(代表 大門 太郎)がまとめた調査資料「基地局関連メーカ各社の動向-2005年度通期-」を販売開始しました。

【詳細URL: (リンク ») 】


■■ 商品概要 ■■

▼通期のドコモは8,871億円、KDDIが2,750億円の投資

2005年度通期の設備投資額はNTTドコモが前年同期比3.0%増となる8,871億円、KDDIのau事業は同17.0%増の2,731億円、ボーダフォンが同37.7%増となる2,398億円になった。それに伴い、下期はNTTドコモが同12.3%増の4,812億円、au事業は同6.4%増となる1,559億円になっている。なお、ボーダフォンは上/下期の内訳を公表していない。

▼世界的にHSDPA方式の導入が進んだ下期

基地局メーカにおける事業展開ではNECのモバイルインフラ部門が前年同期比19.0%増となる4,613億円を記録した。国内事業者による新サービスの開始やネットワーク拡充のため、設備投資が国内外ともに好調でモバイルインフラ部門が増収になっている。2005年11月にHSDPA方式システムの本格出荷に向けた準備が完了し、2006年4月にはHutchison Telecommunications Hong KongからHSDPA方式ネットワーク・インフラ構築を受注した。


■■ キーワード ■■

▼通期に約1.4兆円を投下した事業者

携帯電話事業者3社は2005年度通期に1兆3,700億円の設備投資額を投じている。

▼国内外ともに好調なNECのインフラ部門

NECにおける2005年度通期のモバイルインフラ部門の売上高は前年同期比19.0%増となる4,613億円になった。

▼HSDPA方式システムの供給が進むEricsson

すでにEricssonはアジアや中東、アフリカ、欧州、北米市場の15ヶ国で自社のHSDPA方式システムを運用している。


■■ 携帯電話基地局数の推移と予測(2005~2010年度) ■■

▼通期の基地局設置は11万弱

総務省によれば、2005年度通期の携帯電話基地局数は前年同期比18.3%増となる10万9,976局になったという。それに伴い、第3四半期は5,196局、第4四半期が5,850局となり、下期では合計11,046局の設置となっている。上期合計が5,997局であったため、下期は携帯電話事業者各社による大幅な基地局設置が行われたことになる。


■■ 目次/図表 ■■
 
要約
キーワード
  図:携帯電話基地局数の推移(2004年9月~2006年3月)
  表:携帯電話基地局数の推移

1.市場概況
 ■通期のドコモは8,871億円、KDDIが2,750億円の投資
 ■世界的にHSDPA方式の導入が進んだ下期

2.携帯電話基地局数の推移と予測(2005~2010年度)
 ■通期の基地局設置は11万弱
  図:携帯電話基地局数の推移と予測(エムレポート推定)
  表:携帯電話基地局数の推移と予測
 ■3社合計の通期投資は前年同期比8%増
  表:携帯電話事業者各社における設備投資額の推移

3.携帯電話事業者の動向
 ■NTTドコモの動向
  ●通期は前年度横ばいの設備投資
   表:NTTドコモにおける設備投資額推移と予測
  ●2006年度末に3G網はほぼ完成
   表:FOMA基地局数の推移と予測
   表:FOMAにおけるIMCS数の推移と予測
  ●夏に最大3.6MbpsのHSDPA方式サービスを開始
  ●FOMA 902iS投入で1.7GHz帯も利用可能に
  ●3月に1.7GHz帯東名阪バンドの利用を承認
  ●2月から2GHz帯専用のアンテナ分配システムの運用を開始
   表:FOMAの屋内用大規模アンテナ分配システムの仕様
  ●1月に基地局拡張で不具合発生
   表:ソフトウェア・アップデート実施期間
  ●5月に災害時などにおける応急復旧設備を配備したNTTドコモ北陸
   表:災害時などにおける応急復旧設備の主な特長
 ■KDDIの動向
  ●通期は前年同期比17%増の設備投資
   表:au事業における設備投資額推移と予測
  ●投資減が続くツーカー事業
   表:ツーカー事業における設備投資額推移と予測
 ■ボーダフォンの動向(ソフトバンクの動向)
  ●通期は設備投資拡大
   表:ボーダフォンにおける設備投資額推移と予測
  ●2006年度は3G基地局数を大幅拡大
   表:Vodafone 3G基地局数の推移
  ●ボーダフォン買収による利点と課題
 ■イー・アクセスの動向
  ●2006年度に約800億円を投資
  ●3月にネットワーク供給メーカにEricssonを選定
 ■2007年度末までに約3,000局を設置するアイピーモバイル
   表:アイピーモバイルによるデータ通信サービスの展開計画
 ■4月から全国でも事業者共同中継装置の提供を開始
   表:事業者共同中継装置の仕様

4.基地局メーカの動向
 ■通期の生産金額/台数も引き続き減少
   表:基地局通信装置の生産金額の推移
   表:基地局通信装置の生産台数の推移
 ■日本電気(NEC)の動向
  ●通期のモバイルインフラ部門は前年同期比20%増の売上高
   表:モバイルインフラ部門の売上高推移と予測
  ●4月にHutchison Telecom Hong KongからHSDPA方式網構築を受注
  ●2月からPASOLINKの新シリーズを世界市場向けに販売開始
  ●05年11月からHSDPA方式システムの本格出荷を開始

5.基地局関連メーカの動向
 ■アンリツの動向
  ●通期の計測器事業は増収増益
   表:計測器事業の連結売上高と営業利益の推移と予測
  ●7月に情報通信機器事業を分社化

6.基地局工事会社の動向
 ■通期も前年同期比10%増の売上高になったNTTデータ
   表:ネットワークシステムサービス事業の連結売上高の推移と予測
 ■通期も前年同期比10%減の売上高になったNECネッツエスアイ
   表:通信工事事業の連結売上高の推移
 ■基地局等工事の通期受注が前年同期比20%増のコムシスHD
   表:ドコモ事業(基地局等工事)の単独受注高推移と予測
 ■協和エクシオの動向
  ●通期は前年同期比34%のワイヤレス部門
   表:ワイヤレス部門の単独完成工事高の推移と予測
  ●2月に和光技術研修センタを増強
 ■大明の動向
  ●引き続きモバイルネットワークソリューションが好調
   表:モバイルネットワークソリューションの連結/単独売上高の推移
  ●05年12月にワイヤレスIP事業部を新設

7.海外メーカとその他の動向
 ■Ericssonの動向
  表:Ericssonによる携帯電話ネットワーク設備の供給実績
  3月にポルトガルOptimusのHSDPA方式システム供給メーカに選定
  3月から独Vodafone D2がHSDPA方式サービスを開始
  2月に蘭KPN Mobileと蘭TelfortのHSDPA方式システム供給メーカに選定
  2月に米Cingular Wirelessとの契約を拡張
  2月にMobilkom Austria GroupとHSDPA方式拡張で契約
  2月にバングラデシュWarid TelecomからGSM方式網構築を獲得
  2月にフィリピンSun Cellularがモバイル・ソフトスイッチなどを採用
  2月にバングラディッシュGrameenPhoneとGSM/EDGE方式網の拡大で契約
  2月に加RogersのHSDPA方式システム供給メーカに選定
  05年12月に15ヶ国でHSDPA方式ソリューションを提供
  05年11月露VimpelCom GroupのGSM/GPRS/EDGE方式網の供給を発表
  05年11月に豪TelstraがW-CDMA方式網供給メーカに選定
  05年11月にボーダフォンのHSDPA方式試験に成功
  05年11月にデンマークTDC Mobilとの3G網延長契約を締結
  05年10月にエストニアEMTがW-CDMA方式網を納入
  05年10月にスロバキアT-MobileがW-CDMA方式網の単独供給メーカに選定
  05年10月に米Cingular WirelessのHSDPA方式網への拡張に成功
  05年10月にGuangdong MobileなどのGSM方式網容量拡大工事を実施
  05年10月にMovistarがGSM方式網拡張などの単独供給メーカに選定
  05年10月に加RogersとHSDPA方式などの試験を開始
  05年10月にポーランドPolskaと3G網供給で基本合意
  05年10月にVodafone Groupがフィジーに3G網を拡張
  05年9月にイスラエルPartnerのHSDPA方式網拡張に選定
  05年9月にマレーシアMaxisがHSDPA方式網拡張に選定
  05年9月にイスラエルCellcomの3GやHSDPA方式網拡張に選定
  05年8月にBASEとEDGE方式網拡張で合意
 ■2月に加Nortelと2G/3G分野で契約を締結した加Nortel
 ■05年11月にLG Nortelの持株49.99%を取得したLG
 ■ZTE(中興通訊)の動向
  6月からハイチでCDMA方式ネットワークを構築
  05年12月にインドBSNLからCDMA方式システムなどを受注
  05年11月にTelecom EgyptからCDMA-FWA方式システムを受注
  05年11月にスリランカでCDMA2000方式の商用ネットワークを構築
  05年11月にNepal Telecomと提携
 ■自社通信設備によるユーザ数が1億4,000万を超えたHuawei
 ■基地局の予備電源に燃料電池を実用化した独Rittal

8.関連リンク
  表:関連リンク(五十音順)


■■商品概要■■

資 料 名:基地局関連メーカ各社の動向-2005年度通期-
発 刊 日:2006年6月6日
発  行:エムレポート
販  売:ネットアンドセキュリティ総研株式会社
判  型:A4版32頁〔PDF資料〕
頒  価:21,000円(本体価格20,000円+消費税1,000円)


【詳細URL: (リンク ») 】


■■ ネットアンドセキュリティ総研株式会社 ■■

・設  立:1996年10月
・資 本 金:151,450,000円(2003年11月20日現在)
・代 表 者:代表取締役 津幡 靖久
・事業内容:インターネットビジネスの総合シンクタンク
・取扱商品:・企業様のweb、メールマガジンのコンテンツ企画、制作、運
       用、顧客対応業務の代行
      ・セキュリティ製品レビュー、ウイルス情報、セキュリティホ
       ール情報、インシデント情報など幅広くセキュリティ情報を
       提供
      ・情報通信市場、ネットビジネスに特化した独自調査の企画、
       受託、調査資料の制作・販売
      ・インターネットリサーチの実施および事業立ち上げ支援
       サービスなど
・U R L: (リンク »)
・連 絡 先:〒112-0004
      東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル12F
      TEL:03-5805-9126 / FAX:03-5805-9036
      info@ns-research.jp


■■ この件に関するお問い合わせ ■■
※2006年6月5日(月)飯田橋オフィスへ移転しました!
〒112-0004
東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル12F
ネットアンドセキュリティ総研株式会社
TEL: 03-5805-9127 / FAX: 03-5805-9036
担当:安田
info@shop.ns-research.jp
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