「Wi-Fiの家電への搭載は、大量に出荷されるというところがポイントであり、出荷数の一桁台に搭載されるだけでも何百万ものWi-Fi出荷になる。例えば2010年に、セットトップボックスやデジタルテレビの10%弱にWi-Fiが搭載されるとしても、Wi-Fiの出荷数は数百万ということになる」とインスタット社のアナリストGemma Tedesco氏は語る。
インスタット社は、下記についても調査した。
■ マルチメディアホームネットワークに対する消費者の理解不足とデジタル著作権管理(DRM)のために、オンラインコンテンツへの接続や再配信ができるように設計された家電製品に、Wi-Fi機能を持たせることを妨げるかもしれない
■ Wi-Fiは、無線PAN(Personal Area Network )技術にはないネットワーク機能を提供できるが、デジタルビデオカムコーダ、デジタルスチールカメラ、プリンタなどのいくつかの製品では無線USBなどの技術と競合することになる
■ Wi-Fi内蔵の携帯型ゲーム機の出荷は、2006年に2800万に達すると予測される。2006年第4四半期にソニーのプレイステーション3と任天堂のWiiが発売されることよって、Wi-Fi機能搭載ゲームコンソールは、2006年末までに約500万まで伸びるだろう
■ 802.11 nは、デジタルテレビやセットトップボックスなどのデジタルリビングルームのコアデバイスに搭載されるようになり、Wi-Fiの理解を高めると予測される
■ 2007年のAppleのWi-Fiメディアアダプタ発売や、2006年末のMicrosoftのZune(Wi-Fi機能搭載のポータブルデジタル音楽プレーヤ)の発売など、主要ベンダが家電の領域に進出しつつある。Wi-Fi機能のある家電デバイスの革新が、MusicGremlin、Slim Devices、Sonos、ソニー、任天堂、シャープ、Philips、Free、Sirius、Buffalo、D-Link、Linksys などの多くのベンダで起こりつつある。しかし、本当にWi-Fiを家電に推進するには多くのマーケティング資材を注ぎ込む必要があり、さらに重要なのはWi-Fiには技術的な付加価値が実際にあるということを示していくことである
インスタット社の調査レポート「Wi-Fi搭載家電市場:Wi-Fi技術概説と競合技術、CE製品別分析 - In-Depth Analysis: Consumer Electronics Devices Warming Up to Wi-Fi」は、家電製品分野におけるWi-Fiの搭載率を調査した。Wi-Fi技術採用の詳細な分析と予測を、固定と携帯型家電に分けて行っている。家庭向けの無線ルータ、ゲートウエイ、屋外のユーザ、Wi-Fi搭載のノートPCなどの予測を提供し、Wi-Fi機能搭載電話の成長市場を概説している。
調査レポート
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Wi-Fi搭載家電市場:Wi-Fi技術概説と競合技術、CE製品別分析
In-Depth Analysis: Consumer Electronics Devices Warming Up to Wi-Fi
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