絶好調のカメラ付き携帯電話市場-出荷台数の年間成長率は200%

株式会社データリソース

2005-01-12 11:00

200%を超える出荷成長率は、新製品にカメラ機能や高画質を搭載しているメーカー側の努力によるものである。
インスタット社によると、カメラ付き携帯電話市場は急成長しており、2004年の世界の出荷成長率は200%を超えるそうである。この成功は、ほぼ全ての新製品にカメラ機能や高画質を搭載しているメーカー側の努力によるものである。

インスタット社のアナリストNeil Strother氏は、「このデバイスは4年足らずで主流となった。今となっては、カメラの付いてない携帯電話を探す方が難しい」と述べる。

カメラ付き携帯電話の人気にもかかわらず、フォトシェアリング、フォト保存機能、関連アプリケーションからのさらなる収益は、多くのキャリアにとってまだ不確かなものである。Strother氏は、これらを利用するユーザーを増やすために、キャリアはサービス利用料金を下げる必要があると主張する。

インスタット社は、他にも以下の様な調査結果を得た。

・ユーザーは、即座にカメラ付き携帯電話に切替えた。米国での普及率は約14%で、さらに伸びている。

・画質は改良されたが、早急にVGAを超えるさらに高い解像システムが必要である。

・携帯端末の相互接続サービスは、異なるキャリアを利用している米国のユーザー同士がフォトシェアリングするために、改良する必要がある。

インスタット社の調査レポート「カメラ付き携帯ブームの背景」は、カメラ付き携帯端末の地域別出荷台数、OEM市場シェア、携帯端末全体の収益予測のみならず、米国のユーザー、初期導入者の情報も盛り込んでいる。

◆調査レポート
カメラ付き携帯ブームの背景
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◆インスタット/MDR社について
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