成長期に入るストラクチャードASIC市場

株式会社データリソース

2005-05-17 19:30

米国の調査会社インスタット社では、ストラクチャードASIC製品の消費は通信が占め、大半がネットワークインフラ、テレコム、無線ベースステーションセグメントのアプリケーションになると予測している。
世界のストラクチャードASIC製品の出荷額は、2004年の 2億980万ドルから急増して2009年までに25億3000万ドルになるとインスタット社は報告する。予測期間中、この技術は主にASICの設計に利用されるが、世界のASSPs(Application-Specific Standard Products)で成長するアプリケーションを見出して、2009年までに収益が市場全体の30%近くになる。このタイプの他の多くの製品と同様、ストラクチャードASIC製品の消費は通信が占め、大半がネットワークインフラ、テレコム、無線ベースステーションセグメントのアプリケーションになる。

インスタット社の調査結果を以下にあげる。
- 予測期間中、南北アメリカの消費高がトップで80%以上を占める。2位は日本である。
- 3つの主要なストラクチャードASICの機器構成カテゴリは、組込み配列(セルベース設計に組み込まれている)、組込みFPGA (同様にセルベース設計に組み込まれている)、再構成可能なCPUである。形勢は不利になりつつあるが、組込み配列(又はeArray)セグメントが出荷額のトップを維持する。
- 通信についで大きいストラクチャードASICの最終消費カテゴリは産業分野で、主なアプリケーションは医療、工場自動化、器具類である。

インスタット社の調査レポート「ストラクチャードASIC:将来性のある設計」は、ストラクチャードASIC市場の最新かつ詳細な分析を提供している。主要な機器構成のオプションについて考察し、配列ベース、FPGAベース、機器構成のプラットフォーム、その他が含まれる。また6つの主要なエンドユーズ市場のカテゴリの関連性、世界と地域毎のセカンドレベルのアプリケーションについても考察している。ASSPsの設計における技術の利用、様々なプレイヤが提供するサービス、主要なサプライヤのランキングを記載し、簡潔なベンダプロファイルを提供している。


◆調査レポート
ストラクチャードASIC:将来性のある設計
Structured ASICs: Designing For The Future
(リンク »)

◆インスタット/MDR社について
(リンク »)


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