「競争の激化に伴い、ベンダは価格の多様化、メモリ容量の増加、サービス特典を提供するなど、製品の差別化に必死だ。その結果、市場が細分化された。例を挙げると、ハードディスクドライブ(HDD)型デジタルオーディオプレイヤーは、1インチ(2.54cm)以下と1.8インチ(約4.5cm)クラスという2つのカテゴリに分けることができる」とインスタット社のアナリストStephanie Guza氏は語っている。
インスタット社はまた、次のような調査結果を明らかにしている。
- HDD型及びフラッシュメモリ型MP3プレイヤーの収益はおよそ45億ドルに達しており、2003年と比較すると200%増という、驚異的な成長を遂げた。
- Apple社のHDD型とフラッシュメモリ型の両方をあわせた携帯用オーディオプレイヤーの世界市場におけるシェアは、世界で30.2%である。
- その他主要ベンダにはRio社、iRiber社、Creative社がある。
- インスタット社では1GB容量もしくは更に大容量のフラッシュメモリ型MP3プレイヤーが2005年末までに世界のフラッシュメモリ型MP3プレイヤーの20%を占めると見ている。
- ユーザ調査のデータの結果、デジタルオーディオプレイヤーを所有する米国の回答者の割合は2001年には16%だったが、2005年は25%に増加したことが分かった。
インスタット社の調査レポート「ポータブルデジタルオーディオプレイヤー:ブームへ向かう市場(Portable Digital Audio Players: Moving to the Beat of a Booming Market)」は、携帯用オーディオプレイヤーの出荷台数と収益の予測データの他に、MP3プレイヤーの所有者に行ったユーザ調査の結果と、主要携帯用オーディオプレイヤーメーカーおよびサプライヤの概要を提供している。
◆調査レポート
ポータブルデジタルオーディオプレイヤー:ブームへ向かう市場
Portable Digital Audio Players: Moving to the Beat of a Booming Market
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