小売以外にもホームネットワーキング市場の展開を促進するブロードバンドキャリア

株式会社データリソース

2005-06-29 17:30

米国の調査会社のパークスアソシエイツ社は調査レポート「ホームネットワークとレジデンシャルゲートウェイ:分析と予測(Home Networks and Residential Gateways: Analysis & Forecasts )」において、レジデンシャルゲートウェイによるブロードバンド接続世帯数は2009年には69%に到達するとの予測を発表している。
パークスアソシエイツ社の調査レポート「ホームネットワークとレジデンシャルゲートウェイ:分析と予測(Home Networks and Residential Gateways: Analysis & Forecasts )」によると、レジデンシャルゲートウェイによるブロードバンド接続世帯数は2009年には69%に到達するとのことである。

パークスアソシエイツ社は、ホームネットワーキング機器とサービスの提供は、今後5年間のブロードバンドキャリアの主要な戦略となるだろうと予測している。また、ケーブル、DSLなどのブロードバンドベンダは、VoIPとマルチメディアサービスを積極的に推進するだろうが、その結果、レジデンシャルゲートウェイが大きく推し進めるとみられる。

「ホームネットワーキング機器は、小売チャネルで販売する低価格で比較的限定的なものから、モデムとルータが統合されてマルチメディアアプリケーションや高度なソフト管理ができるものへと移行してきている。サードパーティベンダは、CPE(顧客宅内機器)とソフトウエアソリューションによってより高度な機能を実現する。彼らの重要なビジネスチャンスを生み出しているホームネットワーク市場の進化のスピードをブロードバンドキャリアは測り始めている」とパークスアソシエイツ社の副社長で主席アナリストのKurt Scherf氏は語る。

これまでホームネットワーキングに積極的でなかった多くのブロードバンドプロバイダが、ネットワークやマルチメディア対応のCPEを導入することが、顧客維持、サポート料金の引下げ、収益向上に重要であるとみなとめているとKurt Scherf氏は語る。

「レジデンシャルゲートウェイは、キャリア独自のネットワークやビジネスを活用してより高度なソリューションを提供し、サポートコストを削減して、より高い顧客ロイヤリティを築くことにつながる。コスト効率のよいCPEや配信サービスを開発するキャリアと機器ベンダを支えるソフトウエア企業が、ホームネットワーキングのバリューチェーンの主要な位置を占めることになるだろう」とKurt Scherf氏は語る。

パークスアソシエイツ社の調査レポート「ホームネットワークとレジデンシャルゲートウェイ:分析と予測」は、キャリアの提供するデータ接続ソリューションの市場を分析し、レジデンシャルゲートウェイの予測、ホームネットワーキングバリューチェーンにある企業の戦略、30以上の主要企業のプロフィールを提供している。


◆調査レポート
ホームネットワークとレジデンシャルゲートウェイ:分析と予測
Home Networks and Residential Gateways: Analysis & Forecasts
(リンク »)

◆パークスアソシエイツ社について
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