旭化成グループ、SAP R/3運用問題の解決に、イキソスソフトウェアの企業コンテンツ管理ソリューションを採用

～データベース肥大化やデータ長期保存への課題を、IXOS-eCONserver for SAP Data Archivingで対応～

企業コンテンツ管理（ECM）ソリューションで国内市場をリードするイキソスソフトウェア株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：羽根ロバート、以下イキソスソフトウェア）は、旭化成株式会社（本店：大阪市北区、代表取締役社長　蛭田史郎、以下旭化成）が、同社のECMソリューション製品群の１つである「IXOS-eCONserver for SAP Data Archiving」を採用したことを発表いたしました。

SAP R/3の運用を開始すると膨大な取引データが発生することによりデータベースが肥大化し、パフォーマンスの低下やバックアップ処理の長時間化など深刻な問題に発展することがあります。2003年10月から「分社・持株会社制」に移行した旭化成グループでは、大半のグループ会社でSAP R/3が稼動しています。基幹業務の効率化が図られる一方で、データベースの肥大化が及ぼすシステム運用負荷や将来的なレスポンス劣化が課題となり、しかもグループ会社でデータベースを共有していることから、その影響範囲がグループ会社全体に及ぶことも懸念されていました。また、業務要件によって長期保存が求められるデータも今後増えることが想定され、その対応策が求められていました。

イキソスソフトウェアの「IXOS-eCONserver for SAP Data Archiving」は、同社の企業コンテンツ管理製品群の中でも、このようなSAP R/3運用負荷や業務・法律要件による長期保存の問題に焦点をあてた製品です。SAP R/3のアーカイブ機能を利用して、使用頻度の低くなったデータを光メディアやアーカイブ専用ストレージに移行して安全に保存し、かつアーカイブした後もまるでSAP R/3のデータベースにあるかのようにアクセスできます。データベース容量を最低限に維持できる上、安全にデータを長期保管できる環境を提供します。

採用に際して、ディスク増設も検討されましたが、運用面での効率性、価格、将来性ともにイキソスソフトウェアのソリューションが高く評価され、採用が決定いたしました。現在、旭化成株式会社と一部のグループ会社における導入と運用管理の整備が進められており、随時他のグループ会社にも展開される予定です。


＜ご参考：IXOS-eCONserver for SAP Data Archivingの効果＞
• SAP R/3内のデータ増加を抑止
• SAP R/3データベース管理の簡素化
• SAP R/3パフォーマンスの向上
• データベースのバックアップ/リストアなどの時間/運用コストを削減
• 法律によるデータの長期安全保管義務および参照への対応
• バージョンアップ、企業の合併に伴うR/3システムの統廃合や移行の合理化

用語解説

旭化成グループについて
旭化成グループは、2003年10月より、事業環境の変化に迅速に対応し、企業価値を高めていくために、中核となる全事業を７つに分社した「分社・持株会社制」に移行しました。持株会社の統括のもと、旭化成せんい、旭化成ケミカルズ、旭化成ライフ＆リビング、旭化成建材、旭化成ホームズ、旭化成エレクトロニクス、旭化成ファーマの７事業会社体制となり、「スピード経営」「自主自立経営」を徹底した事業運営を行い、競争力を強化し、事業の持続的な成長を推進しています。
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イキソスソフトウェア株式会社について
イキソスソフトウェアの企業コンテンツ管理（ECM）ソリューションは、多様なアプリケーションや業務システムで作成、保持される文書、帳票、メール、画像などあらゆるコンテンツの最適な一元管理を実現します。これらのコンテンツは、SAP R/3などの基幹業務システムと最適に連携することで、情報活用の活性化と共用を促進し、さまざまな業務改革を生み出します。一方、昨今では情報漏洩の問題から、全電子メールの保管・監査ソリューションとしても注目を浴びています。コンプライアンス（法令順守）や企業リスク管理の強化、アーカイブを活かしたインフラ軽減といった、企業が抱えるさまざまな文書、情報管理の深刻な問題を解決。ソリューションは経験豊かなコンサルテーションを通して提供され、日本では大手企業220社超というECMベンダーとしては最大級の実績を誇ります。