I-Logix社、Rhapsody6.0をリリース

組込みシステムエンジニアやソフトウェア開発者のために新しいグラフィックエンジンより、高い利便性機能をもたらす

I-Logix

2005-06-29 19:00

要求管理、C言語による仕様開発、セーフティクリティカルなアプリケーション、DESIGN FOR TESTABILITY などの革新的な機能が開発プロセス全体を網羅し組込みシステム向けUML準拠のモデル駆動型開発ソリューションに新しい時代を提供
マサチューセッツ州アンドーバー及び東京発-2005年6月29日
組込みシステムとソフトウェアソリューションのリーディングプロバイダーである米国I-Logix社は本日業界で最も幅広く使われているUML2.0準拠のモデル駆動型開発(MDD)環境であるRhapsody6.0をリリースしたことを発表しました。Rhapsody 6.0は新しいグラフィカルエンジンを使用しユーザのワークフォローを劇的に改善し、アドバンスフォーマッティング・エルゴノミクス・描画能力によりデザイン能力を拡張しています。ダイアグラムエディターの完全なアップグレードによりUMLのみならず開発者のドメインに関係する様々な表記法を取り込むことが容易なワークフロー環境を提供しています。開発者の作業をより軽減させるもととしてはビットマップ、リッチテキスト、ハイパーリンクと同様にエンハンスドフォーマッティング、プレゼンテーション機能、プリンティング機能などのグラフィック機能の追加が挙げられます。Rhapsody6.0によりシステムやソフトウェアエンジニアが自分の好きな方法論や言語により作業が可能になるというユニークな開発環境を提供します。

Rhapsody 6.0はまた、Requisite Pro(R), DOORS(R), Word(R), and Excel(R)などを含むサードパーティの要求管理ツールとのシームレスな双方向のインターフェースを提供する革新的な要求管理コンポーネントであるRhapsody Gatewayという機能も提供します。Gatewayは完璧なトレーサビィティを提供するソリューションでユーザがRhapsodyのモデル駆動型開発(MDD)環境と元の要求項目をリンクすることを可能にし、要求項目の確認とカバレージ分析、要求変更の上流・下流へのインパクトをリアルタイムにどのレベルからも検証が可能です。

C言語での開発者をターゲットとして、Rhapsody6.0はストラクチャ環境やオブジェクト指向環境のいずれでも快適に作業できるようなモデル駆動型開発環境の利点を提供しています。Rhapsodyを使用して、ストラクチャCプログラマはデザインレベルでの動作やデバッグをグラフィカルファイル・ファンクション・データで行うことが可能で生産性の向上を推し進めることが出来ます。さらに既存の外部CコードをIPとして再利用のためにインポートでき必要であればUML言語に変換することも可能です。Rhapsody in CユーザはRhapsodyのフルラウンドトリップ機能によりCコードに直接手を加えるなどの作業の柔軟性を得ることが出来ます。Rhapsody6.0はC言語を使用する開発者にもごく自然で扱いやすいユニークな開発環境を提供します。

ミッションクリティカルな認証取得にフォーカスし、Rhapsody6.0はユーザにスケーラブルで認証取得可能なC++用リアルタイムフレームワークを提供します。フレームワークはモデルベースでRhapsody作成したモデルから作られておりコンポーネント構成とファンクショナリティを提供します。ユーザはDO-178Bのようなミッションクリティカルな標準仕様を得るためのカスタマイズ可能で認定取得可能なフレームワークからメリットを受けることができ、またコードサイズの制約が厳しいアプリケーションのためにフルスケーラブルな環境を構築することが可能になります。

Design for Testability (DFT)能力の強化により, ある特定の設計で最も高いレベルのMC/DC(Modified Condition / Decision Coverage)コードカバレージを実現するためのテストベクターを自動的に生成することが可能です。Rhapsody6.0に使用することが可能のアドオン製品であるRhapsody Automatic Test Generator (ATG)を使用して I-Logixはモデル駆動型開発環境をモデル駆動型テストにまで拡張し手作業によるテストケースの開発の必要性を排除し、検証・テストサイクルの合理化をもたらします。自動的に生成されたテストケースはユニットテスト・統合テスト・回帰テストに使用することが可能です。それらはRhapsody TestConductorにUMLのシーケンス図としてエキスポートすることができ、ユーザにホワイトボックステスト用のテストケースとして提供されます。また、テストケースはLDRA社の TBrunRやIPL社の Cantata++R のようなブラックボックステストやターゲットベースのテストにシームレスな統合をもたらすサードパーティツールに完全なテストベンチとしてエキスポートすることが可能です。テストプロセスの結果は手動のテストケースの作成の必要性を省略することによって品質に対するコストを著しく削減させることのみならず、開発初期非常に早い段階でカバー出来ないロジカルエラーや開発の遅い段階まで通常見つけ出すことが出来ないデッドコードを発見することができ、マネージメントのフラストレーションを削減し品質に対するコストを削減することができます。

Rhapsody6.0はグラフィックエディタを刷新しカスタムカラーUML2.0のプロファイルである”skin”を含む最先端のフォーマッティングオプションを実現させ、設計の一環性を確かなものとしています。Rhapsody内の全てのUMLダイアグラムで最先端のホワイトボードの機能を持たせました。その結果、UML以外で書かれたドメインに特化した情報をRhapsodyのデザイン環境内に取り込み維持し続けることが可能になりました。高解像度のビットマップデータもデザインの至るところに加えられ、UMLエレメントに取って代わりよりリアリスティックな理解しやすいシステム設計に使用されることもあります。

“過去数年間において、マーケットはUMLを使用したモデル駆動型開発の価値を認めてきました。このソリューションをさらに広く受け入れられるための主要な障壁はツールの煩雑さと利便性です。Rhapsody6.0によって様々な設計アプローチやスキルレベルへの利便性や柔軟性のあるベストな製品を提供することが出来ました。ユーザはRhapsodyを体験することで現在市場にあるどの製品よりもはるかに高性能であることを体感でき、組込みシステムとソフトウェア開発のツール選定にRhapsodyが選ばれることを確信しております。”とI-Logix社のMarketing and Corporate Development 担当副社長の二ラージ・チャンドラーは語っています。

Rhapsody6.0は日本語メニュー、ダイアログ、ユーザメッセージをサポートしています。Ada用ルールベースのリバースエンジニアリング機能でRhapsodyユーザはモデル駆動型開発にIPを導入する方法を性格に定義することが可能です。これらの高度に利用できる特徴で開発者は自然体で作業を行ない、開発環境を合理化、快適化させ生産性や品質を向上させることが出来ると確信します。

また、Rhapsody6.0は国防総省アーキテクチャフレームワーク(DoDAF)を積極的にサポートしています。Rhapsody6.0のオプション製品であるRhapsody DoDAFパックはDoDAF準拠の設計、構築、分析をサポートする最先端のモデリィング環境を提供します。Rhapsody DoDAFパックは業界標準の表記法を使用し、ユーザは単一環境においてDoDAF準拠のアーキテクチャを定義、構築することができ、DoD、外注先、サプライヤー間でのコミュニケーションを劇的に改善する業界でただ一つのDoDAF向けソリューションです。

Rhapsodyについて
I-Logix社の提供する Rhapsodyは多くの賞を取った、UML準拠のシステム設計、アプリケーション開発むけのコラボレーションプラットフォームです。Rhapsodyは設計・開発チームによって使用されC、C++、Java、Ada言語でリアルタイム組込みアプリケーションを提供します。RhapsodyはグラフィカルUMLプログラミングパラダイムが最先端のシステム設計、分析能力、ターゲットインプリメンテーション言語とのシームレスなリンクなどとユニークに融合され要求の取り込みから分析、設計、実装、テストにおいて完全なモデル駆動型開発環境を提供します。

I-Logix社に関して
I-Logixは1987年に創設されたリアルタイム組込みアプリケーションにフォーカスしたシステムデザインからソフトウェア開発のためのモデル駆動型開発環境(MDD)ソリューションのリーディングプロバイダーです。MDDは小規模であろうが大規模なチームであろうがエンジニアにとって組込みシステムの要求仕様、振る舞い、機能をグラフィカルにモデリングすることが可能になります。開発プロセスを通して設計が反復的に分析、検証、テストされると同時に様々な言語で製品実装レベル品質なソースコードを自動生成されます。I-Logixは開発チームメンバーの所在に関わらずデザイン検証や概念設計からコード生成までチーム間での参加が可能になるUML準拠のMDDソリューションがもたらすプロジェクトやタスク管理能力を通してチームコラボレーションを容易にします。I-Logixは本社を米国マサチューセッツ州アンドーバーに置き、営業・サポートの拠点を北米・ヨーロッパ・アジアに置いています。
詳しくはwww.ilogix.comまたはwww.ilogix.jp をご覧下さい。


お問い合わせ:
Rani Salehi
Manager, Marketing Communications
I-Logix
Tel: +1 978 645 3099
E-Mail: rsalehi@ilogix.com

または

アイロジックス ジャパン
リージョナルセールスマネージャー
丸山智樹
電話:03-5532-7826 E-Mail: tmaruyama@ilogix.com


Rhapsody, Statemateは、米国I-Logix社の登録商標です。Statemate MAGNUM, I-Logix, I-Logix ロゴは、米国I-Logix社の商標です。OMGマーク、ロゴは、Object Management Groupの米国内での商標または登録商標またはサービス・マーク、認証マークです。本リリース文で触れられたその他の製品名は、各社の商標または登録商標である可能性があります。
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