個人情報保護法全面施行よりまもなく1年 個人情報スキャナー「P-Pointer」の新バージョンを発表

◆セキュリティポリシー策定前の“現状把握”だけでなく、 ”従業員の意識向上”を実現 ◆既存ユーザの要望を反映させ、使いやすさと管理のしやすさを強化

KLabセキュリティ株式会社

2006-02-02 00:00

KLab セキュリティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:利根川治、
以下、KLabセキュリティ)では、この度、PC内の個人情報を含むファイルを探
し出す、個人情報スキャナーの最新版「P-Pointer3.0」の発売を、2月14日
(火)より開始致します。

2005年4月の個人情報保護法全面施行からまもなく1年。企業、組織のシステム
管理者は、個人情報漏えい防止のため、当初決めたセキュリティポリシーに準
拠しさまざまな対策を施していますが、PCの紛失、盗難などの情報漏洩事件は
絶えず起きているのが現状です。

このような情報漏洩事件の防止対策として、ネットワーク内の”どこに”、”
どのような”個人情報が“いくつ”あるのかを把握し、実状に沿ったポリシー
を策定する、また、従業員一人ひとりが情報漏洩リスクを意識することが最重
要課題として認識されるようになってきました。
 今回の新バージョン「P-Pointer 3.0」は、個人情報の“現状把握”ができ
るだけでなく、”従業員のセキュリティ意識向上”の手助けができるよう、
使いやすさと管理のしやすさを大幅に強化しました。 

■バージョンアップのポイント 
“現状把握”と”従業員意識向上“を面倒な作業無しで実現していただくため、
システム管理者、及び従業員の使い勝手を大幅改善しました。特に従業員側の
スキャン機能は、結果レポートをデスククトップ上に直ちに表示し、削除ボタ
ンを追加するなど、既存ユーザからのリクエストを反映しています。

今回のバージョンで改善した主な点は、以下のとおりです。
(従来の個人情報スキャナーとの比較により説明)
----------------------------------------------------------------
主な改善点 P-Pointer 3.0 従来の個人情報スキャナー
含むP-Pointer 2.0.1以前)
----------------------------------------------------------------
クライアントへのソフト
ウェアインストール
            ○             ×
   クライアントへの       各クライアントに
       インストールは不要      インストールが必要
----------------------------------------------------------------
専用サーバ
            ○             ×
専用サーバでなくてもよい 専用サーバが必要
----------------------------------------------------------------
クライアント情報
のサーバ登録
            ○             ×
事前登録が不要   スキャン前に、コンピュータ名
(監査実行時に自動登録) などの登録が必須で煩雑
----------------------------------------------------------------
スキャン結果レポートの表示
(クライアントPC側)
            ○             ×
スキャン実行時にデスクトップ 専用Webにアクセスしログ
        上にリアルタイムで表示    インするなど煩雑な手続き
                       が必要
----------------------------------------------------------------
ファイルの確認と削除
(ファイル整理機能)   
            ○             ×
        レポート上のファイル名を     なし
        クリックし内容を確認後、不要   
        なファイルを1クリックで削除   
----------------------------------------------------------------
スキャンの残り時間の表示※ 
            ○             ×
       検査にかかる所要時間が事前に分かる 表示なし
----------------------------------------------------------------
スキャンの一時停止と再開
(レジューム機能)※
            ○             ×
あり なし
----------------------------------------------------------------
※は、P-Pointer旧バージョンの既存ユーザーから、特に要望の多かった機能

■販売開始時期および販売価格 
◇販売開始時期:2006年2月14日(火)
◇販売価格※旧来のバージョンと同様の価格です。  
・管理サーバライセンス:315,000円 
・クライアントライセンス(1年):
10ユーザ 105,000円、50ユーザ 367,500円、100ユーザ 525,000円、
200ユーザ  840,000円、500ユーザ 1,890,000円、1000ユーザ 3,360,000円、
2,000ユーザ 5,775,000円 他

(購入例)100クライアントの場合
管理サーバ315,000円 + クライアント525,000円 = 840,000円  


■動作環境
----------------------------------------------------------------
クライアントPC
□ハードウェア
CPU:Intel互換/動作クロック1.0GHz相当、メモリ:256 MB 以上
HDD:1GB 以上の空き容量
□OS
Windows XP Professional/Home Edition、
Windows 2000 Professional Server、Windows Server 2003
----------------------------------------------------------------
情報収集サーバ
□ハードウェア
CPU:Intel 互換/動作クロック2.0GHz以上、メモリ:512MB 以上
HDD:クライアント数に依存(500台規模の場合で、1回の監査で約1GB必要です)
□OS
Windowsの共有フォルダを設定可能なOS(Windows、Unix、Linuxなど)
----------------------------------------------------------------
管理コンソール
□ハードウェア
CPU:Intel互換/動作クロック1.5 GHz以上、メモリ:512MB 以上
HDD:監査情報収集サーバに保存される結果データの
容量+5 GB程度の空き容量必要
□OS
Windows XP Professional、Windows 2000 Professional、Server(SP1 以降)
Windows Server 2003
----------------------------------------------------------------
ネットワーク
LAN内の監査対象機器(クライアント PC)、及び管理コンソールから、
監査情報収集サーバ へアクセス可能な環境
(※ Windows のファイル共有が可能な環境である事)
----------------------------------------------------------------
■画像データ 
製品の画像データをご用意しております。
ご希望の方は下記お問い合わせ先までご一報下さい。

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■KLabセキュリティ株式会社について
KLabセキュリティは、2005年9月に設立された、情報セキュリティ・ソフトウ
ェア及び、モバイル・ネットワーク・セキュリティ専門メーカーです。ITネッ
トワーク社会で不可避な課題である情報漏洩対策―個人情報保護対策と、コン
ピュータITと携帯電話が融合したモバイル・ネットワーク・セキュリティ分野
に特化した製品、ソフトウェア、サービス開発・提供を事業目的としています。
設立母体であるKLab株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:真田哲哉)
は、モバイル端末専門のソフトウェア・ASPサービス・公式サイト保守運営を
通して、既に1500万以上のユーザーが利用する製品やサービスを提供し続けて
います。また毎秒莫大なアクセス数を適切に処理する耐高負荷サーバ技術、膨
大な量のユーザー管理技術、そしてケータイやワイヤレスLANなど、モバイル
環境から安全に社内LAN等にアクセスするネットワーク・セキュリティ技術製
品を自社開発し、提供しています。
URL: (リンク »)
************************************************************

※本文中に使われている企業名、製品名等は、KLabセキュリティ(株)、
 KLab(株)または各社の商標および登録商標です。



(補足資料)
■P-Pointerの特長 

1.多数のファイル・フォーマットに対応
・Word、Excel、PowerPoint、Access、PDF など数多くのテキスト形式・バイ
 ナリ形式のデータから、個人情報を含んでいると思われるファイルを探索
・IP、LZH、TAR などの圧縮ファイルや、Outlook などの電子メールにも対応

2.多彩なライブラリで個人情報を抽出
・地名(漢字):日本全国の都道府県名や市町村名
・人名(漢字):日本国民の約80%(2000件以上)の苗字
・メールアドレス(@より前のローマ字の人名)
・電話番号 (各種数列パターン)
・更に、カスタマイズ辞書の作成が可能(クレジットカードの番号や、
口座番号など)

3.独自アルゴリズムによる、高速検索
・ウイルスチェックと同等速度での検索速度により、業務への影響は最小限
・多彩な検索オプションの設定が可能
・監査対象の拡張子を個別に指定可能
・監査対象のフォルダ毎に指定可能

■個人情報スキャナーの役割 
1.現状把握 
個人情報スキャナーは、コンピュータ内をスキャンし、どんな個人情報が、ど
こに、いくつあるのかを把握、レポートします。暗号化やUSB接続禁止、操
作履歴ツールなどが事後防止形であるのに対し、個人情報スキャナーは、企業、
組織内の個人情報の現況を事前把握することで、本質を突いた対策を実現可能
とするツールです。

例えば暗号化は有効な個人情報保護対策の一つですが、リスクがどこに潜んで
いるのかを把握せず、全てのコンピュータを一律に暗号化するのは、完全な対
策とは言えません。個人情報スキャナーを使い、どのコンピュータに重点的に
対策を施すべきかを把握することが重要です。 

2.ポリシー準拠のチェック
個人情報ファイルをクライアントPCに置かないなどのポリシーが守られている
かチェックにもご利用いただけます。自分でも気づかない内に個人情報は蓄積
されています。この個人情報入りのファイルを探し出し、従業員自身が削除す
ることで、情報漏洩リスクを低減します。

3.従業員の意識向上
従業員自身がスキャンをかけ、結果レポートを閲覧することで、自分がどのく
らいの個人情報を保持しているかを把握し、自身が情報漏洩の当事者になりう
る危険性を自覚し、意識を高めることに貢献します。

また、企業、組織内の立場別のメリットは以下の通りです。
----------------------------------------------------------------------
従業員のメリット
・個人情報管理、整理の負担が減り、本来の業務に専念できる。
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システム管理者のメリット
・個人情報管理負担が減る。
・現状把握のスピードアップ。
・従業員自身の手による検査により、質の高いポリシー策定ができる。
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経営者のメリット
・個人情報ファイル整理の徹底率が上がり、
 正確な情報漏洩リスクが見積もれる。
・従業員のセキュリティ意識が向上し、情報漏洩リスクを低減できる。
・個人情報ファイル整理、監査を自動化することにより、
 コスト削減につながる。
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以上
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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