ムーディーズKMV に新代表就任

日本の金融機関向けにデフォルト確率、ポートフォリオ管理、時価評価・プライシングなどの総合的ソリューションを提供し、業績向上を支援

ムーディーズKMV

2007-01-19 00:00

サンフランシスコ--(ビジネスワイヤ)-- 2007年1月19日-- 世界中の金融機関、投資家、事業法人向けに信用リスクの定量分析ソリューションを提供するムーディーズKMV社は本日、東京の新たなマネジメントチームの構成を発表しました。新チームは、日本における代表者(カントリーヘッド)のフィリップ・A・ジョーンズと、ディレクターの西山節子が統括します。長い業界経験を有する両者の指揮のもと、東京チームは、日本の金融機関や企業向けに、デフォルト確率、ポートフォリオ管理、時価評価などの総合的ソリューションの提供を展開します。

ムーディーズKMVのマネージング・ディレクター、ギャビン・スタイルは、ジョーンズ氏と西山氏を紹介するにあたり、「本日の発表は、日本のお客様へのサービス及びサポートの拡充を目指す、ムーディーズKMVの戦略の第一歩です」と述べ、さらに、「この日本の金融業界に長年の経験を有し、弊社プロダクトにも精通しているチームを構成したことは、当社の日本法人におけるビジョンを実現する上で大変重要だと考えます。このチームがお客様のご要望に沿えるサービス、サポートを提供し、日本のマーケットにおける戦略を着実に実現していくことを期待しています。」と語りました。

バーゼルIIの日本の銀行への導入が進むにつれ、信用サイクルの変動を含むデフォルト確率や損失率算出など、信用リスクをより精緻に評価することが、先進的なレベル(「A-IRB」)を選択するためには必要となってきます。ムーディーズKMVは、日本の銀行向けに、定量的信用リスク製品、モデル検証、キャリブレーションなどのサービスにより、バーゼルII導入に役立つ費用効果の高いソリューションを提供します。

ジョーンズ氏は「世界標準となっているムーディーズKMVの信用リスク製品・サービスを、日本の金融機関、投資家、事業法人向けに広める使命感に燃えたプロフェッショナルのチームを率いることを光栄に思います」と話し、また「私共は、精緻なリスク値に基づくプライシングシステムの導入や、より高度なポートフォリオ管理体制構築のお手伝いをすることにより日本の金融機関の業績向上にお役に立てると考えます。」と語りました。
  
フィリップ・A・ジョーンズは、日本の銀行業務および信用システムにおける30年の経験を背景に、ムーディーズKMVで新たな役割を担うことになりました。ジョーンズ氏は、ムーディーズKMV入社前は鎌倉コーポレーションのゼネラルマネジャーとして同社顧客に対するコンサルティング業務や同社商品・サービスの販売を行なっていました。それ以前は、フィッチ・レーティングスの金融機関担当ディレクターとして、日本の大手銀行・証券会社の格付けおよびリサーチ業務を行なっていました。

西山節子は、日本の大手銀行で国際融資業務を経験した後、2000年にムーディーズKMVに入社し、今回東京の新チームへ配属されるまでは、同社ロンドン支社を拠点に、欧州大手銀行担当のディレクターを務めました。

ムーディーズKMVについて

ムーディーズKMVは、ムーディーズ・コーポレーションの100%子会社で、世界中の金融機関、投資家、および事業法人向けに信用リスクの定量分析ツールを提供しております。ムーディーズKMVの製品およびサービスでは、上場と非上場企業のデフォルト確率、回収予測、時価評価、相関算出などが提供されており、ポートフォリオのリスクおよびリターンの分析に広く使用されています。ムーディーズKMVが提供する製品・サービスは、80カ国以上2,000を超えるお客様にご利用いただいております。また、世界最大手100社の金融機関の大半で、当社のサービスと製品を導入いただいております。当社は世界最大の企業のデフォルト・データベースを構築しています。サンフランシスコに本社を置くムーディーズKMVは、世界各地にオフィスを展開し、世界中のお客様にサービスを提供しています。詳しくはwww.moodyskmv.co.jpをご覧ください。

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