CSR、高品質で低レイテンシのオーディオ コンプレッションをBlueCore上で提供可能に

シーエスアール株式会社

2007-01-29 20:00

CSR plc は、APT Ltd がCSRの展開するサード パーティ ソフトウェア開発企業との提携プログラム、「eXtension パートナープログラム」に参加し、ワイヤレス オーディオ品質の飛躍的改善を実現する新しいコンプレッション テクノロジーを当社の高性能DSPベースのBlueCore5-Multimediaプラットフォーム上で提供可能になったことを発表。
CSRは、APT Ltdの拡張apt-XアルゴリズムをBlueCore Multimediaプラットフォームに統合することで、ワイヤレス オーディオ製品開発者は、Bluetoothの標準SBCエンコーディングに比べ低レイテンシの優れたオーディオ品質を、 低消費電力で実現するデバイス開発をサポート。

BlueCore5-Multimediaは、今日入手可能な競合他社のシングルチップ Bluetoothデバイスとは異なり、64 MIPSの高性能DSP「Kalimba」を内臓し、サードパーティ ソフトウェア エンハンスメント機能の統合をサポート。BlueCore5-Multimediaプラットフォームを使用する顧客は、eXtensionパートナー プログラムが提供する新機能セットの利用が可能。エンハンスメント機能は、ダイナミックノイズとエコーキャンセレーション、ステレオ ミュージック エンハンスメント、テキスト音声読み上げ (text-to-speech)等を含む。

CSR社ワイヤレス オーディオ ストラテジック ビジネス ユニット担当SVP、Anthony Murrayは、「当社のロードマップは、プレミアム製品、ワイヤード製品等と比べ遜色の無い、優れた音質を実現するワイヤレス オーディオ製品への圧倒的なマーケットニーズに支えられてきました。BlueCore5-Multimediaは、RFや低消費電力ハードウェアのデザインから、オーディオ パフォーマンス向上させるソフトウェア エンハンスメント機能のサポートまで、ワイヤレスオーディオ製品開発のために必要なすべての要素を満たしています」とコメント。

apt-Xのテクノロジーは、放送事業者やフィルム編集等ビデオ制作のプロ用オーディオ転送で確立された業界スタンダード。今日、コンスーマ ユーザーの要求は従来に比べ更に洗練され、「モバイル メディア プレイヤーの更なる高音質・高画質化」、「ステレオ ヘッドセットのマルチチャネル化」、「ビデオとの対話機能」等を要求する。コンスーマ市場は、apt-Xの恩恵を受ける事が可能。本テクノロジーは、「ディレイの短縮」、「エラーからの高い復元性」、「高音質」等の優れた特長により、ワイヤレス ヘッドセット、スピーカーや、その他のアプリケーションに最適。

APT社、ライセンシング ビジネス マネージャー、Stephen Wrayは、「オーディオ コンプレッションにおけるAPTのテクノロジーと、Bluetooth半導体市場におけるCSRの経験を融合することにより、当社は優れたオーディオ品質を実現するapt-Xを搭載した統合プラットフォームをマスマーケットに提供することが可能になりました」と述べた。

BlueCore5-Multimediaの内臓ステレオコーデックのS/N比は、同等製品の中で最高レベルの -95 dBを達成し、ヘッドセットに優れた音質を提供。また、BlueCore5-Multimediaは、業界最高レベルの「低消費電力」と優れた「RF性能」を実現。本製品の送信電力は +6.5 dBm、受信感度は -90 dBmで、ミュージック再生時や通話時に発生する他無線との干渉を排除。BlueCore5-Multimediaを採用したステレオヘッドセットは、バッテリ駆動時間で業界最高レベルの24時間以上のミュージック再生が可能。

<本件に関する問い合せ先>

      
シー エス アール株式会社
ジェネラル マネージャー:
富永 創樹
E-mail:prjp@csr.com

ジェイスピンInc.
CSR広報担当 清水
Tel: 03-5269-1038
E-mail: csr@jspin.co.jp
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