H3C、Interop2007に出展 「IToIPソリューション」

~ 単一のIPネットワークインフラ上にあらゆるITシステムを統合~

H3Cテクノロジージャパン株式会社

2007-06-13 00:00

H3Cテクノロジージャパン株式会社(代表取締役:陳宇耀(チン・ユウヤオ) 本社:東京都中央区)は、H3Cの強みである研究開発力を基にIToIP (IT on IP) を打ち出し、Interop Tokyo 2007で「IToIPソリューション」を発表いたします。
H3Cの提唱する「IToIP」は、今日多くの企業が抱えるITシステムの複雑化、それに伴う運用コストの増大、めまぐるしい技術革新などの課題に対する解決策を提供できます。「IToIP」というコンセプトによって、単一のIP上にすべてのITシステムを集中させる事ができ、ITインフラストラクチャーの効果的なカスタマイズが可能となります。IToIPアーキテクチャというコンセプトは様々な製品やソリューションに活用され、影響を与えています。以下は、H3CのIToIPソリューションが提供する優位性の具体例です。


1、IP化により得られるメリットの提供
これまでのサーベイランスシステムでは、ストレージ容量、拡張性、記録データの共有に制約がありましたが、SIPプロトコルをベースとしたH3CのIPサーベイランスシステムにより、ストレージマネージメント、拡張性、記録データの管理性が飛躍的に改善されます。

2、高品質ソリューションの提供
MSRのOAP WAN最適化ソリューションにより、遠距離間の通信時間の短縮が図れます。またNTOPを搭載したOAPによりWANトラフィックのアプリケーションレベルでのモニタリングを実現します。

3、価格効率の良いソリューションの提供
大量アプリケーションの実装により、従来、ネットワークデバイスと+ストレージサーバでしかできなかった事が、1つのIX1500デバイスで提供可能になります。


Interop Tokyo 2007 H3Cブースでは、上記のIToIPの利点を活用したつぎのような展示を行います。


MSR OAP製品
アプリケーションレイヤの仕様を公開するH3CのOAP(Open Application Platform)準拠のモジュラーカードは、H3C MSRルーターに搭載可能です。このカードは、サードベンダーによるウイルス対策やIPSなどのセキュリティ機能の付加も実現します。
今回は具体的なアプリケーション例としてExpand社のWAN Optimization、オープンソースウェアのNTOPおよびMSRシリーズの新製品であるMSR20-10を紹介します。MSR20-10はルーター機能だけでなく、無線LANアクセスポイント機能、L2スイッチ機能を1台で統合して提供します。










H3C S7500-E 新シャーシ型スイッチ
新シャーシ型スイッチ「H3C S7500-E」はMPLS、IPv6、ネットワークセキュリティ、無線、EPONサービスを提供可能な最新版のエンドマルチサービスルーティングスイッチです。
既存のH3C S7500と比較すると、ACL,QoSの機能が強化されています。また、H3C S7500-Eはブーストポロジのコアネットワークを形成し、リングトポロジでの冗長化機能を提供するRRPP(Rapid Ring Protection Protocol)を10Gイーサーネットインタフェースで実現しています。

IPサーベイランスソリューション
IPサーベイランスソリューションでは、既存のサーベイランスシステムをIP化することによるメリットを体験することができます。
各サーベイランスカメラはH3C S7500スイッチのEPONモジュールを介してH3C ブース内に配置されています。IPベースのインフラを用いてカメラをコントロールし、IX1500などのIPストレージに保存されているため、指定した日時の録画データを簡単に取り出すことが可能になります。H3CのIPサーベイランスソリューションは、SIPプロトコルをベースとしたソリューションです。


≪H3Cテクノロジーについて≫

H3Cは世界有数の IPネットワーク製品およびソリューションのプロバイダーとして、ルーター、イーサネット・スイッチ、ワイヤレスLAN、セキュリティ、SOHO向け製品、ネットワーク管理システムなどを販売しています。
中国の杭州を運営拠点としており、社員は全世界で4,800名を超えています。H3Cは、高品質で革新的な技術の製品を供給しており、優れた革新性と技術レベルを維持するため、中国の北京、杭州、広東およびインドのバンガロールに最先端の研究開発施設を設けています。
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