アプライドナレッジとミラクル・リナックス、企業向けイントラブログによるナレッジ・マネジメント分野で協業

社内でのナレッジ・ネットワーク環境を実現、 64ビット対応Linuxの採用によるシステムの拡張性と運用コスト削減を追求

株式会社アプライドナレッジ

2005-10-20 10:00

株式会社アプライドナレッジ(本社:神奈川県横浜市西区、代表取締役:小島 政行、以下アプライドナレッジ)と、ミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤武、以下ミラクル・リナックス)は、アプライドナレッジの最新バージョンの企業向けイントラブログ「TeamPage」によるナレッジ・マネジメント分野で協業することを本日発表いたします。
現在、競争の厳しい世界を勝ち抜く為に、競合他社よりも市場の情報をいち早く入手する手段、各種プロジェクトの進捗管理と可視化する手段、社内ナレッジを共有する手段が求められています。アプライドナレッジが提供する企業向けイントラブログ「TeamPage」の導入により、「情報がタイムリーにつかめない」、「進捗がみえない」、「知識が残らない」という問題を解決します。「TeamPage」を利用することで、各部署やプロジェクトチームにとって有効な情報の伝達や交換、また情報に対する討論ができます。また、担当者が閲覧するイントラブログのサイトには、常に最新記事が表示されており、必要な情報を速やかに収集でき、業務の効率化を図ることができます。「TeamPage」は、1) リアルタイムの情報共有、2) プロセスの可視化、3) ジャーナルの生成(日付、トピック別に収集する機能)を実現するプロジェクトベースのイントラブログです。

両社は、ミラクル・リナックスの「MIRACLE LINUX」対応を期に、イントラブログ「TeamPage」を含むシステム全体の初期導入コストや運用コストの削減を図ります。ミラクル・リナックスが 11月7日に出荷開始する最新のLinuxOS製品「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside」への対応も完了しています。さらに、64ビット インテル® Xeon™ プロセッサなどの最新の64ビット環境にも対応しています。これにより、中小企業から大規模な企業に至るまで、一括した社内ナレッジ・ネットワークが構築できるようになります。

両社は、「モノづくり」「コトづくり」「ヒトづくり」といったチームワークを活性化させる社内のコラボレーション環境の充実、情報の共有と知識の活用を支援します。

このたびの協業の主な内容は以下の通りです。
アプライドナレッジとミラクル・リナックスは、相互に技術支援を行うとともに、Linux対応の業務アプリケーションの拡充について協業していくことに合意しています。

1. 共同動作検証および相互技術支援
アプライドナレッジは、ミラクル・リナックスが提供するISV企業向け技術・マーケティング支援プログラム「With MIRACLE 2005」に登録しています。同プログラムを活用して、ミラクル・リナックスのLinux製品およびアプライドナレッジの企業向けイントラブログ「TeamPage」製品に関する動作検証を共同で継続して実施します。

2. マーケティング活動の共同推進
今後両社は協力して、提案案件の相互紹介や提案対象企業に関する情報共有などを行います。また、共同セミナーの開催をはじめ、マーケティング活動や販売推進活動を共同で実施します。

なお、アプライドナレッジは下記要領にて「TeamPage」のカンファレンスを開催いたします。当カンファレンスでは、ユーザの導入事例と「MIRACLE LINUX」対応「TeamPage」のデモンストレーションを交えご紹介いたします。

『TeamPage カンファレンス 2005 Tokyo』開催概要
日時:10月27日(木曜日) 13:00 ~ 17:00 (受付開始:12:00)
会場:品川イーストワンタワー21 階中会議室品川駅港南口(東口) 徒歩1分
案内図: (リンク »)
主催:株式会社アプライドナレッジ(AKJ)、Traction Software Inc. (TSI)

「TeamPage」について
アプライドナレッジの「TeamPage」は、1)リアルタイムの情報共有 2)ビジネスプロセスの可視化 3)ジャーナルの生成 を実現する、プロジェクトベースのイントラブログです。
メール投稿、ならびに記事や文脈への意味付け(ラベル付け)により、ユーザが意識せずに社内情報をためることができ、それらをトピック別に分類します。個別の発言や人と人との間で行う日常のやり取りの中にある「貴重な情報」、業務プロセスの中に埋もれがちな「価値ある知識」を社員で共有し、必要なナレッジネットワークを実現していきます。

「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside」について
「MIRACLE LINUX V4.0 - Asianux Inside」は、カーネル2.6を採用し、ミッション・クリティカルな分野で必須とされる Reliability(信頼性)、Availability(可用性)、Serviceability(保守性)を徹底追求した「Asianux® 2.0」を同梱したエンタープライ ズLinuxサーバOSです。
「Asianux®2.0」は、2005年9月、OSDL(Open Source Development Labs, Inc. ) が定めたLinuxの標準仕様のCGL(キャリア・グレード・リナックス)2.0.2に正式に準拠しています。また、2005年9月に公開されたLSB (Linux Standard Base)3.0に準拠し、標準化およびアプリケーションの相互運用性を保証しています。さらに、最大32CPUプロセッサ、64GBメモリをサポートしている同製品は、官公庁・地方自治体で必要とされる外字(UTF-8)やシフトJISコードを含めた日本語環境への対応や、障害対応機能、 Samba3.0(サンバ)国際化版の同梱やLDAP連携機能、ジャーナリング機能を搭載したファイルシステムへの対応など、エンタープライズ用途の機能を搭載しています。尚、同製品は2005年11月7日に出荷する予定です。

■株式会社アプライドナレッジについて
アプライドナレッジは、企業における知識活動を活性化し、企業の競争力を強化するシステムの提供を中軸にすえ、 1988年設立されました。「システム」とは単にITシステムを意味するものではなく、組織的な知識行動を活性化するためのネットワーク全体を意味します。企業の競争力強化のためには、社内外のリアルタイム情報共有が必要と判断し、そのツールとしてイントラブログ「TeamPage」を米国より導入し日本語化をしました。
発売まもなくで 20数社の大手クライアントへの導入実績があります。この実績は、プロジェクトベースの「TeamPage」が個人ベースのブログと異なり、ビジネス適用において優位性があることの証明、と私どもは考えます。今後とも市場の拡大をめざし力を注いでいきます。

■ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、Linuxサーバ関連製品とサービス専門事業会社として2000年6月1より業務を開始し、Linuxサーバ OS「MIRACLE LINUX」の開発および販売、マルチプラットフォームに対応したセキュアOS「MIRACLE HiZARD」や、24時間365日連続稼動を実現するクラスタ製品「MIRACLE CLUSTERPRO」の提供、さらにLinux関連のコンサルティング、教育、保守等のサポート・サービスの提供など、幅広く事業を展開しています。また、2004年1月より、「Common(共通)、Collaboration(協調)、Contribution(貢献)」をコンセプトにもつ、アジアから発信する、「アジア市場に最適化し信頼性の高い共通のエンタープライズLinuxディストリビューション」共同開発プロジェクト、「Asianux® (アジアナックス)」を展開しています。

以上

*Asianuxは、ミラクル・リナックス株式会社の日本における登録商標です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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