カカクコム、複数モールを横断検索できる「ショッピングサーチ」に 自然言語処理技術を応用した属性抽出エンジンを装備

~大学発ベンチャーとの連携で商材の属性抽出によるデータベース構築を実現~

株式会社カカクコム

2007-07-23 15:00

株式会社カカクコム(東京都文京区 代表取締役社長 田中実 東証コード:2371、以下カカクコム)は、同社が運営する複数のショッピングモールの商品を横断検索できる「ショッピングサーチ」に属性抽出エンジンを実装しました。
本エンジンは、筑波大学の大学発ベンチャー企業である有限会社 GSSM筑波(以下GSSM筑波)との技術提携により開発したもので、まずは、家具など一部カテゴリから、本機能の提供を開始いたします。
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カカクコムではGSSM筑波との取り組みにより、自然言語解析技術を用いて、商品説明文章などから、サイズ、重さ、色、素材などの属性情報を自動抽出することに成功しました。
これにより、商材ごとの属性情報を的確に抽出できるようになり、サイトや店舗、ジャンルごとに異なる様々な表記方法や属性群の違いにも柔軟に対応できるようになります。
従来は、商材を探す際に、「キーワード」による検索をまず行い、さらに商品説明文章からサイズや素材などの詳細情報を判別する必要がありましたが、今回の自動抽出した属性情報を検索項目に追加することで、ユーザーは目当てのものを探しやすくなります。
また、新語抽出技術により常に最新状態にある辞書のフル活用によって、新たな商品や属性情報にも瞬時に対応することが可能です。


まずは家具やインテリア商材約90万件を検索対象とすることから開始し、今後は、家具以外にも例えば、サプリメントを効能から探せるような検索項目や、化粧品を配合成分から探す検索項目など、従来無かったような新たな検索軸を、商材に合わせて提供していく予定です。
価格.comは、本機能と従来のデータベース構築による参加店舗からの価格登録システムとを併用し、圧倒的な商品点数とカテゴリごとの検索性、コミュニティ機能を備えたショッピングポータル化を引き続き推進してまいります。


■ショッピングサーチ概要
アマゾンやヤフーショッピング、楽天市場、ビッダ-ズ、ライブドアデパートなど、ECにおける主要ショッピングモールを横断的に検索することができるサービス。
品番の無い商材や価格.comでは従来取扱いの無かった売れ筋商材の追加を容易にし、商材を効率的に拡大することを目的に2006年9月にβ版でサービスを開始。
2007年6月末現在、検索可能な商材は以下ジャンルで800万点を超える。
アルコール/ドリンク/フード/菓子・スイーツ/ダイエット・健康/コスメ/キッチン/ファッション/キッズ・ティーン/ガーデニング・フラワー/日用品・生活雑貨/本・雑誌/CD/趣味・ホビー/住宅・エクステリア/インテリア・家具/オフィス・文具/介護・福祉/


GSSM筑波について
2004年に筑波大学の大学発ベンチャー企業として主に大学の研究成果の技術移転を目的として設立される。現在は、人工知能、自然言語処理、統計解析などの技術を応用したスーパーマーケットに関連する物販・物流の販売予測や流通最適化のほか、文書や数字からの特徴抽出技術を用いたシームレスな検索技術の開発を行っている。


【株式会社カカクコム 会社概要】
所在地: 東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル13F
代表取締役:田中 実
事業内容:
価格比較サイト『価格com( (リンク ») )』の企画・運営
高級ホテル・旅館の直前予約サイト『yoyaQ.com( (リンク ») )』の企画・運営
レストランのクチコミサイト『食べログ.com( (リンク ») )』の企画・運営
新築マンションの情報検索サイト『マンションDB( (リンク ») )』の企画・運営


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社カカクコム 広報担当 甲斐 内山
Tel:03-5805-7511 e-mail: pr@kakaku.com 

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