「まだITUが4G技術を定義していないために、企業は非常に発言しにくい。しかし、EricssonはLTE、QualcommはUMB、Intelは802.16m WiMAXを支持している」とインスタット社のアナリストGemma Tedesco氏は語る。
インスタット社は、下記についても調査した。
■ 4G技術の条件として広く認識されている2つの要件とは、OFDMAベースであり、領域の広いモバイルアプリケーションで100Mbpsをサポートするということである
■ 現在、世界で優勢な技術はGSM/EDGEで、HSPAとEV-DO 端末は2012年以降の普及となり、4G技術はおそらく2010-2012年頃のスタートになるだろう
■ モバイルオペレータは、HSPAやEV-DOネットワークがあまねくカバレッジを拡大した後で初めて、ゆっくり4Gを提供し始めるだろうと一般には考えられている
■ LTE、UMB、802.16mのWiMAX採用の牽引要因として、従来のスペクトルの4G技術への再割当、あらゆるWiMAX IPR問題の解決、802.16e WiMAXのFDDプロフィールの作成、モバイルPCの802.16eの認識向上、モバイルPCのセルラー3Gの認識向上、移動体端末の継続的な発展、携帯用の家電デバイスへの無線ブロードバンド技術の認識向上などがあげられる
■ 現実的にはLTE、UMB、802.16mのWiMAXは、初期の段階ではスループットなどは期待を下回るかもしれないが、その後補強があったり他の技術との組合せることによって、初めて4Gは真のスタートを切るだろう
インスタット社の調査レポート「4Gへの道:携帯電話技術の将来展望 (LTE、UMB、WiMAX) - The Road to 4G: Will LTE, UMB and WiMAX Just Be Stops Along the Way?」は、4G技術の実現と影響を及ぼす要因を調査した。技術ごとのセルラー端末向けチップセット、モバイルPCの3Gのセルラーモデム、2011年までの802.16eのモバイルWiMAXチップセットの出荷数予測を提供する。4G技術に関する基礎的な情報、セルラーとWiMAXの現在の市場分析、4G技術を提供するとみられるベンダのプロフィールも提供する。著者であるインスタット社のアナリストGemma Tedesco氏などによる、半導体やエレクトロニクス産業についての技術や市場トピックスに関するコンサルティングサービスも提供している。
[調査レポート]
4Gへの道:携帯電話技術の将来展望 (LTE、UMB、WiMAX)
The Road to 4G: Will LTE, UMB and WiMAX Just Be Stops Along the Way?
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