アクテル、低消費電力・高速性・低コストのバランスの取れた ProASIC3Lファミリを発表

ダイナミック電力とスタティック電力を大幅に削減する フラッシュベースのFPGAファミリ

アクテルジャパン株式会社 2008年02月19日

アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区)は本日、省電力が重要視される高性能システムの設計者向けにProASIC3Lファミリのフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)を発表しました。

これにより、業界をリードする低消費電力のプログラマブル・ソリューションの製品ラインを一段と充実させました。今回発表したフラッシュベースのProASIC3Lは、従来のProASIC3 FPGAと比べ、ダイナミック電力が40%、スタティック電力が90%低下しており、最大350MHzで動作し、消費電力を大幅に削減します。その結果、産業用・医療用・科学用の高性能機器の設計者が、スピード、低消費電力、低コストの利点を提供する柔軟かつ機能豊富なソリューションを活用できるようになります。ProASIC3Lファミリにはまた、FPGAに最適化した32ビットのARM Cortex-M1プロセッサを無償で実装でき、システム設計者は、アプリケーションや数量に関係なく、スピードと電力面の設計要求に対して最良に応えるアクテルのフラッシベースのFPGAソリューションを選択することができます。


●アクテルの上級副社長、Fares Mubarakのコメント
「消費電力が重要なことは言うまでもないことです。プロセス・テクノロジー・ノードの微細化に伴い、スタティック電力が大きな問題になってきました。しかしながら、アクテルはここ数年、スタティック電力の消費を大幅に削減したことから、現在、許容消費電力の大きな割合を占めるようになったダイナミック電力の対策に集中できます。アクテルの新製品ProASIC3Lファミリは、ダイナミック電力とスタティック電力の消費が少なく、しかも高性能というユニークなコンビネーションを誇っています」


携帯ビデオや医療機器などの高速データ・パイプラインのように、クロックが絶えず切り替わり、FPGAに入力するアプリケーションでは、ダイナミック電力が重要になります。アクテルの実績ある5マイクロワット(μW)のIGLOO FPGAファミリと同様に、ProASIC3Lデバイスは1.2Vコア電圧対応で、アクテルの斬新な
Flash*Freeze技術を採用しています。Flash*Freezeによって、クロックや電源を切らずに、デバイスをダイナミック・モードからスタティック・モードに即時に切り替えることが可能です。代表的な100万ゲート規模の高速設計の場合、競合であるSRAMベースのソリューションは、ProASIC3デバイスと比べ、ダイナミック電力消費が60%多く、スタティック電力消費は100倍になります。ProASIC3の場合、ダイナミック電力は100mA、スタティック電力は1mWしか消費しません。


ProASIC3Lファミリは、アクテルのProASIC3アーキテクチャをベースとし、ゲート数が25万から300万までの4種類、すなわちA3P250L、A3P600L、A3P1000L、A3PE3000Lで構成されています。民生用と産業用の温度グレードがあり、組み込みSRAMメモリ、多数のI/O、PLL(位相同期回路)、不揮発性メモリを備えています。


●M1対応ProASIC3L
業界の代表的なプロセッサ・コアとは異なり、アクテルはライセンス料とロイヤルティ料無料で、32ビットのARM Cortex-M1プロセッサを60万ゲートのProASIC3Lデバイス「M1A3P600L」向けに提供します。高度にコンフィギュラブルな同プロセッサは、サイズとスピードのバランスが取れており、最大70MHzで動作、チップ有効面積の32%を使用し、カスタマイズ用のスペースを残しています。


●ツール・サポート
アクテルのLibero<TM>統合設計環境(IDE)のバージョン8.2がProASIC3Lファミリをサポートします。Libero IDEには、ダイナミック電力を更に削減する、洗練されたパワードリブン・レイアウトと分析ツールが含まれ、設計全ての機能モードにおける電力使用をユーザーに分かりやすく示します。タイミングドリブン・レイアウトではなくパワードリブン・レイアウトを使用することで、システム設計者はダイナミック電力を最大30%低下させることができます。


Cortex-M1プロセッサでは、アクテルおよびサードパーティのツールが、コンパイラやデバッガからRTOSサポートまでのサポートを提供します。Cortex-M1には、プロプライエタリなプロセッサ向けに充実した知識とサポートが提供されます。アクテルは、Cortex-M1プロセッサのサポートに関しては、いずれもアクテルのウェブサイトから無償でダウンロードできるLibero IDE、CoreConsole、 SoftConsoleで対応しています。


アクテルはProASIC3LとM1対応ProASIC3Lスターター・キットを提供することにより、設計者が短時間に製品群を評価し、低消費電力設計のプロトタイプを開発できるようにします。詳細な電流監視機能が付属し、ProASIC3LもしくはM1対応ProASIC3Lを使用する際、ユーザーが低消費電力を直接測定し、設計の性能を検証することができます。


●価格と入手について
ProASIC3Lファミリはサンプル出荷中です。ProASIC3Lの価格は、M1対応デバイスを含め、大量注文で3.95ドルからです。M1A3P600Lは2008年第1四半期に出荷を開始し、続いて3種類のM1対応ファミリの出荷が2008年第2、第3四半期に開始されます。アクテルLibero IDEのバージョン8.2は2008年1月出荷開始です。2種類のProASIC3Lスターター・キットは2008年1月出荷開始です。価格と出荷時期について、詳しくはアクテルの正規代理店にお問い合わせ下さい。


●アクテルについて
アクテルの革新的なFPGAおよびプログラマブル・システム・チップ(PSC)の両ソリューションは、チップ・レベルでもシステム・レベルでも電力消費を削減し、電力効率に優れる設計を実現します。アクテル(ACTL)はNasdaq National Marketに上場しています。詳しい情報はウェブサイト (リンク ») をご覧下さい。

このプレスリリースの付帯情報

ProASIC3L

用語解説

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