世界のIPTV市場とスイッチドデジタルビデオ機器市場の合計は、順調に二桁成長を続け、2011年に98億8000万ドルに達するだろうと米国調査会社インフォネティクスリサーチ社のクォータリーレポート「IPTVとスイッチドデジタルビデオ機器、サービス、加入者ソフトウェア」は報告する。
「ビデオ加入者の争奪戦は、四半期ごとにますます激しさを増す。Orange、Free、Neuf、Fastweb、PCCW、Telefonica、China Telecomが成功裏にサービスを開始したことによって、IPTVサービスプロバイダはヘッドエンドを増加し、積極的にビデオ加入者にIPセットトップボックスを勧めるための投資を行っている。一方、ComcastやCablevisionなどの北米のケーブルMSO各社は、スイッチドデジタルビデオを推し進めており、帯域幅を無料で拡大し、高画質コンテンツを加入者に提供している」とインフォネティクスリサーチ社のIPTV部門の主任アナリストJeff Heynen氏は語る。
主な調査項目を以下にあげる。
*世界のIPTVとSDV機器収益総計は、2007年第4四半期に11億ドルに達した
*世界のIPTV加入者数は、2011年に9700万に達するとインフォネティクスリサーチ社は予測する
*世界のサービスプロバイダのIPTVサービスによる収益は、2007-2011年の5年間で10倍に成長するだろう
*世界のピュアIPセットトップボックスの収益は、2007年第3四半期から第4四半期にかけて16%成長し、2008年から急成長するだろう
*Motorolaは2007年の世界のIPセットトップボックス市場をリードし、MicrosoftはIPTVミドルウェアとコンテンツデリバリープラットフォーム市場を、UTStarcomは統合デジタルヘッドエンド市場をリードした
*2007年の世界のIPTV機器市場収益の内、北米が40%、欧州・中東・アフリカが30%、アジア太平洋地域が28%、ラテンアメリカ・カリブ海が2%だった
インフォネティクスリサーチ社のクォータリーレポート「IPTVとスイッチドデジタルビデオ機器、サービス、加入者」は、統合デジタルヘッドエンドプラットフォーム、ビデオオンデマンド(VOD)、ストリーミングコンテンツサーバ、IPビデオエンコーダ、ユニバーサルエッジQAM、IPTVミドルウェアとコンテンツデリバリープラットフォーム、IPセットトップボックスなどのIPTV機器の市場規模、市場シェア、予測を提供している。また、IPTV、ケーブルIPTV、ケーブルSDVサービスの収益と加入者数も追跡している。
2Wire、ADB、Alcatel-Lucent、Amino、ARRIS、Celrun、Cisco、Dasan Networks、Ericsson、Huawei、Microsoft、Motorola、Netgem、Nokia Siemens、OptiBase、Pace、Phillips、Sagem、Samsung、Scientific Atlanta、住友電工、Tatung、Telsey、Thomson、Tilgin、UTStarcom、Yuxingなどの企業について調査している。
◆調査レポート
IPTVとスイッチドデジタルビデオ機器、サービス、加入者
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