プレスリリース 有限会社ロケージング
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ロケージング、災害時における場所の伝達ミスを防止する
位置情報コード「ロカポ」の基礎技術を米国と欧州へ特許出願
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有限会社ロケージング(所在地:奈良県香芝市、代表取締役:上田 直生、以下
ロケージング)は、自社開発の位置情報コード『LocaPoint(通称:ロカポ)』の
特許を米国特許庁に出願致しました事をご報告いたします。
同技術は日本国内では特許取得済み(特許第3885157号、2006年12月1日)でPCT
(特許協力条約)基づき国際出願していたものを米国出願および欧州出願へ移
行ていたものです。
- 米国特許庁 出願番号 12/010,9243/24受理
- 欧州特許庁 出願番号 06781753.6-2221 2/28受理
■ 位置情報コード「ロカポ」とは
位置情報ロカポは12文字で世界中の任意の場所をおよそ80cm精度で特定できる
ジオコード(※1)です。
ロカポは災害や遭難などの緊急状況下において、電話や無線での「音声による
位置の連絡」を想定し、救助の際に致命的結果を招く恐れのある「人為ミスに
よる位置特定の間違い」の発生リスクを最小限に抑制する目的で開発されまし
た。
そのため、ロカポは以下の特徴を持っています。
①認知心理学に基づいた「間違いにくい」フォーマット
脳のパターン認識を助けるため、使用する文字の種類によってパターンを作り
出すフォーマットを採用。ランダムな数字ともいえる「緯度と経度」をそのま
ま伝える場合と比べ、冷静でない状況下においても読み間違い、言い間違い、
聞き間違いを最小限に抑えます。
②シンプルなエンコード仕様
災害現場で万一ロカポのデコード(復号)プログラムが無くても、電卓さえあれ
ば簡単に緯度と経度を復元できる、シンプルなアルゴリズムを採用しています。
③ガイドマップ状の座標指定形式
ロカポのコードは、コード自体がガイドマップのような縦横の座標交点で位置
を表すフォーマットになっており、ロカポ目盛りが入った地図があれば、デコ
ード(復号)することなく直接、迅速に場所を特定することできます。
■ 今後の予定
これまで、北米市場、欧州市場に対しては主に情報発信しているだけでしたが、
今後は積極的に海外のGIS(※2)、LBS(※3)のマーケットの開拓をしていく計画
です。
■ 会社概要
社名 : 有限会社ロケージング
代表者 : 代表取締役 上田直生
住所 : 〒639-0225 奈良県香芝市瓦口2153-405
創立 : 2004年11月
資本金 : 100万円
事業内容 : 位置情報「ロカポ」(特許第3885157号)のライセンス販売、
位置情報圧縮・可搬化技術「ロカポーター」のライセンス販売
位置情報に関するコード化技術、圧縮技術の研究開発、
導入支援、教育、コンサルティング、等
URL : (リンク »)
ロカポ : RZ7.WU8.BX7.MK8
■ 本件に関するお問い合わせ先
有限会社ロケージング
担当 : 上田
電話 : 0745-76-6062
e-mail : ueda@locapoint.com
※お問い合わせが集中しますと、電話がつながり難い場合がございます。
その際はメールにてお問合せ頂きますようお願いいたします。
用語解説
※1:ジオコード(GEOcode:Geospatial Entity Object Code):緯度、経度、
高度、時刻、など地理空間上の位置を特定するためのコード。デンソー
が開発した「マップコード」が有名
※2:GIS(Geographic Information System):地理情報システム
※3:LBS(Location Based Services):位置ベースサービス
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。