両社は2005年3月に協業関係を構築し、ウイングアーク テクノロジーズの帳票ソフト(帳票設計ソフト「Super Visual Formade」、統合プリンタ制御ソフト「Report Director Enterprise」)をNECがOEM販売を行っています。
このたび両社は、下記のミドルウェアを共同で開発/製品化し、ウイングアーク テクノロジーズの帳票ソフトのオプションとして販売することで、障害に強い帳票印刷環境の構築を促進することにしました。
1.帳票ソフトの稼働状況を監視する「WebSAM RDE 監視Pack Option」:
帳票業務を一元管理する帳票サーバを、NECのアプリケーション管理ソフト「WebSAM Application Navigator」を活用して監視するミドルウェア。ウイングアーク テクノロジーズの帳票ソフトの内部リソース(PostgreSQL、Tomcat)の稼働状況までをきめ細かに監視することで、印刷の劣化や停止の予兆を早期に検出。またグラフ表示や閾値異常時のメール通報を提供。
2.障害時の対処方法を表示するナレッジデータベース:
監視内容の設定やウイングアーク テクノロジーズの帳票ソフト障害発生時の対処方法、復旧のためのガイドを参照可能にするナレッジデータベースを無償提供。
希望小売価格および出荷開始時期は以下の通りであり、両社では今後3年間で100システムの販売を計画しています。
製品名:WebSAM RDE 監視 Pack Option
希望小売価格(税別):1,031,600円~(Windows/Linux)、1,786,800円~(UNIX)
出荷開始時期:6月16日
企業の基幹系業務で活用されている帳票システムにおいては、オープン化が進む中で、集中管理による安定稼動や障害の極小化が求められております。こうした市場ニーズに対して、オープン環境での帳票システムで実績のある両社がミドルウェアの共同開発/製品化によりシステムの安定化を実現しました。
また、NECの「WebSAM Application Navigator」では、業界に先駆け、ウイングアーク テクノロジーズの帳票ソフトで採用しているPostgreSQL、Tomcatに加えてMySQLやApacheなどのOSSミドルウェアのきめ細かな稼働状況を監視する機能を提供しており、オープン環境での高い信頼性を追及しています。
両社は今後も協力して帳票印刷業務の信頼性向上及び効率化を推進する考えであります。
本製品は、5月14日~16日東京ビッグサイトで開催されます「ソフトウェア開発環境展」( (リンク ») )、5月28日~30日東京ビッグサイトで開催されます「LinuxWorld Expo/Tokyo 2008」( (リンク ») )に出展いたします。
以上
記載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標。
■ウイングアークテクノロジーズ株式会社について
ウイングアークテクノロジーズ( (リンク ») )は、大手SI企業/情報システム部門が取り組む業務アプリケーション開発の効率化をはかるため、「帳票/レポーティング/ドキュメント」分野に特化した基幹系帳票OUTPUT環境を構築するツール「Super Visual Formade」をはじめ、「Report Director Enterprise」を開発・販売します。
同社はWebSAMとの協業をすすめる各分野のパートナー企業が加盟したパートナー制度である「WebSAM WORKS」に2002年より加盟しております。
<本件に関するお客様からの問い合わせ先>
(「WebSAM」について)
NEC 第一システムソフトウェア事業部
電話:(03)3456-3248
eメール: info@mid.jp.nec.com
<WebSAM-SVF連携ソリューション>
(リンク »)
(リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。