光ファイバー通信市場と技術に関する予測やコンサルティングを行う米国の専門調査会社エレクトロニキャスト社は、通信向けのパッシブ、アクティブ、統合コンポーネントのコリメーターレンズとレンズ組立の消費と技術傾向を予測・分析した調査レポート「光ファイバーコリメーターレンズとレンズ組立の世界市場予測」を出版した。この調査レポートによれば、日本と環太平洋地域は世界の消費数(使用ユニット数)をリードしており、2007年の光ファイバーコリメータレンズの46.7%を占めている。北米(メキシコ、カナダ、米国)は第2位で37.9%である。欧州の消費数の市場シェアは2007年に15%弱で、欧州の多くの光ファイバー部品メーカーが、アウトソーシングなどによって、欧州以外での生産を目指していることから、成長の横ばい状態は続くものと思われる。コリメーターレンズは、最初はハイレベルのサブコンポーネントやコンポーネントに使用され、消費は地域によって大きく異なるだろう。エレクトロニキャスト社は、日本と環太平洋地域の消費の増加傾向が継続すると考えている。
光ファイバーコリメーターレンズ組立の市場は、コリメーターレンズだけの市場とは異なった動きをしている。北米は消費数(使用ユニット数)において、2007年には世界の光ファイバーコリメーターレンズ組立市場でかろうじてトップで40%を占め、日本と環太平洋地域は35%で2位だった。しかし、コリメーターレンズだけの市場とは異なり、欧州では予測期間中の市場成長が見込まれている。それは欧州のサブアセンブリや機器の付加価値的な構築によるものである。
(グラフ略)
◆調査レポート
光ファイバーコリメーターレンズとレンズ組立世界市場予測 2007-2012年
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