世界のメトロイーサネット機器販売は、2007年に前年比27%上昇して130億ドルで、今後4年間は二桁成長するだろうと米国調査会社インフォネティクスリサーチ社の年2回刊調査レポート「メトロイーサネット機器」は予測している。
この調査レポートは、Sonet/SDHやATM機器が使用されていた場面で、年々メトロイーサネットが利用されるようになるだろうと報告している。
「2011-2012年に、世界のキャリアが採用する接続とアグリゲーション機器の多くが、SDHではなく、IP、イーサネット、WDMになるだろう。2007年と、特に2008年には、キャリアのイーサネット利用がいっそう進み、家庭向けブロードバンドや企業向け接続、モバイルバックホールにおけるあらゆる種類のイーサネット製品の相互運用性を向上させるテストが行われるようになるだろう」インフォネティクスリサーチ社の光とメトロイーサネットの主席アナリストで共同創業者のMichael Howard氏は語る。
メトロイーサネット市場で最もよく売れている技術は、ルータと、キャリアイーサネットスイッチ(CES)、DSLイーサネット、オプティカルイーサネットである。今後5年間で最も急速に増加しているメトロイーサネット技術は、イーサネットマイクロウェーブで、その大部分は、IPとモバイルバックホールイーサネットへの移行をサポートするだろう。世界のモバイルバックホール接続の55-60%にマイクロウェーブが使用されている。
主な調査項目を以下にあげる。
*銅線と光ファイバーイーネット接続デバイスの販売は、2007-2011年に約4倍に増加する
*ADVA Opticalが世界のイーサネットアクセスデバイス(EAD)収益市場シェアの1位を占め、以下、RAD DataとADTRANと続く
*世界のメトロイーサネット機器出荷数は2007年に4050万で、2011年まで急成長するだろう。ほとんどがVDSLイーサネット10/100MとEPONだろう
*欧州・中東・アフリカとアジア太平洋地域は、北米やラテンアメリカ・カリブ海地域よりも普及が進んでいる。北米では家庭向けイーサネットだが、アジアのサービスプロバイダはよりシンプルに安価な技術を採用している
インフォネティクスリサーチ社の調査レポート「メトロイーサネット機器」は、CES、IP コアとエッジルータ、SONET/SDHイーサネット、WDMイーサネット、DSLとケーブルのイーサネット、イーサネットマイクロウェーブ、EAD、EPONなどのメトロイーサネットの出荷数と機器の市場規模、分析、2011年までの予測を行っている。ADTRAN、ADVA Optical、RAD Data、ZhoneなどのEADメーカーの市場シェアも記載している。
◆調査レポート
メトロイーサネット機器
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