クウジット、赤松正行氏とのアーティストコラボを実現 「ロケーション・アンプ for 山手線」をWhere2.0でデモ展示

~ 「PlaceEngine」を利用して、iPhone/iPod touchが駅情報を自動表示 ~

クウジット株式会社 2008年05月12日

クウジット株式会社(*1本社:東京都港区、代表取締役社長: 末吉隆彦、以下クウジット)は、音楽や映像を中心としたメディアアーティストとして知られる赤松正行氏(*2)と、「PlaceEngine」(*3)を利用して山手線電車内で現在地に連動した駅情報を表示するiPhone/iPod touch用アプリケーション『ロケーション・アンプ for 山手線』(英語名:Location Amplifier for Tokyo Train)を共同開発し、本日よりサンフランシスコで開催されるオライリー・メディア社主催、ロケーションテクノロジーのカンファレンス「Where2.0」(*4) にてデモ展示します。

■ 『ロケーション・アンプ for 山手線』とは
 クウジットで開発中の「PlaceEngine for iPhone/iPod touch」のローカル DB機能(オフラインでの位置情報取得)を用いたiPhone/iPod touch用のネィティブアプリケーションです。山手線乗車中に使用し、電車内においても、最寄駅と進行方向を認識、自動的に駅情報を表示するアプリケーションです。また、降りる駅を設定することで、乗り過ごし防止アラーム機能がついています。

■ 『ロケーション・アンプ for 山手線』の特徴       

1. 電車乗車中に進行方向や発着駅を自動認識

「PlaceEngine」は、周囲の無線LAN電波で位置を推定する技術とサービスですが、都市部において、電車などの移動体においても、位置情報が推定できる特徴があります。今回、「PlaceEngine」のローカルDB機能と iPhone/ iPod touch内蔵の加速度センサーを組み合わせ、ハイブリッドな形でのセンシング技術として融合させることにより、電車の進行方向や発着、最寄駅までの距離などを推定する路線マッチング機能を新規に開発しました。

2. 駅構内情報と周辺情報を直感的に表示

アプリケーション画面上では、電車の進行方向や路線上の現在位置を自動的に表示します。また、現在位置に応じて、車窓イメージを模した情報画面がスクロール表示されます。iPhone/iPod touchを横に傾けることで、詳細画面に遷移し、最寄駅の駅構内情報を確認することができます。

3. 降車駅に乗り過ごし防止アラームを設定可能

降りる駅を設定することで、到着手前を推定し、自動的に乗り過ごし防止用のバイブレーションやアラーム音を鳴らします。

■ 『ロケーション・アンプ for 山手線』デモビデオの公開
『ロケーション・アンプ for 山手線』は、Where2.0用デモ展示用のアプリケーションですが、下記URLにて、デモビデオをご覧いただくことができます。

デモビデオURL: (リンク »)

今後クウジットでは、『ロケーション・アンプ』コンセプトの具現化に向けて、 iPhone/iPod touch用ネイティブアプリケーションソフトウェアとして一般にもテストリリースできるよう検討していきます。

■ 今回のコラボレーションと今後の展開について
『ロケーション・アンプ(Location Amplifier)』とは、例えばiPhone/iPod touch のようなデジタルデバイスを通じて、人がリアルな場所や空間など環境の一部であることを再認識し、その場特有なインタラクションを介することで、場所・空間の概念や人の感覚が増幅、拡張されていくというクウジットと赤松正行氏が考えるコンセプトです。

赤松正行氏は、以下のように述べています。
「クウジットとの共同作業から生まれた『ロケーション・アンプ for 山手線』は、忘れていたことを思い出させてくれる、そんなアプリケーション。電車に乗っているのだから当たり前だけど、私たちが位置を持ち、高速に移動していることが、ポケットや掌から伝わってくる。その主体は抽象化されたデータでも、スクリーンに点滅する光点でもなく、今を生きている私たち自身だってこと。Wi-Fi信号だけで(接続することなく)瞬時に現在位置を推定してしまうPlaceEngineは、きっと皮膚感覚に近い。風を読み、空気の寒暖に触れ、大地の震えを拾うように、これは都市生活者に新しい意識を与える。そのことに思い当たった時、コラボレーションの可能性が見えてきた。この最初のひとしずくは、やがて大海に至る、と確信した瞬間でした。」

クウジット代表取締役社長の末吉隆彦は以下のように述べています。
「赤松正行氏は、音楽と映像を使ったインタラクティブなメディアアート作品に限らず、シンプルでウィットに富んだコンセプトをベースとした数々のiPhone用ネィティブアプリケーションを開発しており、ぜひともお互いの強みを生かしたコラボレーションを実現したいと考えておりました。今後も赤松氏と『ロケーション・アンプ』のようなリアルとネットとの融合領域におけるコラボレーションを模索するとともに、他のアーティスト、プロフェッショナルとのコラボレーションもフットワーク軽く模索していきたいと考えています。クウジットでは、位置情報をより身近に、人々の日常生活をそっと後押しするようなライフスタイルの実現を目指し、新しい体験価値を提案、創造してまいります。 」

以上

このプレスリリースの付帯情報

ロケーション・アンプ for 山手線

用語解説

<<補足>>

※1 クウジット (リンク »)
「PlaceEngine」技術を開発したソニーコンピュータサイエンス研究所のメンバーが中心となり2007年7月にソネットエンタテインメント株式会社の連結子会社として設立されました。「PlaceEngine」技術のライセンス提供や開発支援、および同技術を核にしたサービスの企画・開発・運営を行っています。

※2 赤松正行 (リンク »)
岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)教授、Dynamic Sensory Programming(DSP)コースを担当。10代半ばよりエレクトロニクスやコンピュータを用いた音楽制作を始め、映像やネットワークなど様々なメ ディアへと制作範囲を広げる。代表作は、50台のコンピュータによって音と映像を提示する「incubator」、鑑賞者の時間体験をリアルタイムに映像化する「Time Machine!」、電気刺激によって身体をコンピュータ制御する「Flesh Protocol」、ラジオ放送を解読してロボットが演奏する「decipher」など。ソロやセッションによる演奏活動も数多く行っている。 neumannpiano の他に、The Breadboard Bandのメンバーでもある。

※3 PlaceEngine (リンク »)
「PlaceEngine」とは、無線LAN(Wi-Fi)の電波情報を使って手軽に現在位置を推定し取得できる技術で、屋内や地下街のようにGPSが受信できない場所における利用や施設内におけるフロア単位での位置推定が可能になります。「PlaceEngine」をご利用いただくには専用のクライアントソフトが必要です。
詳細情報は、「PlaceEngine」公式サイトをご覧ください。

※4 Where2.0  (リンク »)
オライリー・メディア社が主催する Web2.0カンファレンスのロケーションテクノロジー版。位置情報や地理空間技術、それらに関連する Webサービスやコンテンツの最新動向を扱う。今年は、2008/5/12~14 の日程でサンフランシスコで開催される。クウジットのデモ展示は、 5/13 19:30-21:00 Where Fair 内で行われる予定。

※「PlaceEngine」は、クウジット株式会社の登録商標です。
※「PlaceEngine」は、株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所が開発し、クウジット株式会社がライセンスを行っている技術です。
※その他の社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。

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