オンライン小説やケータイ小説の人気などで読書をとりまく環境が変化して
いる。ネットユーザーは読書をどのように考えているのか?20代から40代を
中心とする男女364名の回答を集計した。
文庫などの書籍を読む量は以前と比べてどうなったか?と聞いたところ、全
体では性別や年代を問わず「変わらない」が42.3%で最も多く、「減った・
読まなくなってきた」が33.2%、「元々あまり読まない」が14.6%で、「増
えた」としたのは9.9%。性別で見ると、「変わらない」は男性40.3%に対し
女性45.5%、「元々あまり読まない」は男性17.2%に対し女性10.5%となっ
ており、男性よりも女性の方が読書好きが多い様子。また年代別で見ると、
「変わらない」は40代で45.8%、30代で40.6%、20代で39.5%と若い年代ほ
ど低く、「元々あまり読まない」は40代で8.5%、30代で16.8%、20代で20.9%
と若い年代ほど高くなっており、若い世代の活字離れを裏付ける結果となった。
書籍を読む量が変化した理由を自由回答形式で聞いたところ、「変わらない」
人の場合、「読書は趣味(41才女性)」や「もともと良く本を読むから(27
才女性)」など読書好きの人らしいコメントがならんだ。一方「元々あまり
読まない」人は「時間がない(46才女性)」という意見が多かった。「減っ
た・読まなくなってきた」人の場合は、「ケータイやPCに向かっている時間
が圧倒的に増えたため(32才女性)」のような意見が目立ち、「時間が取れ
ない(36才男性)」という意見も見られた。「増えた」人の理由を見ると、
「出張の移動時間が増えたため(37才男性)」や「面白い本が増えた(40才
女性)」という意見のほか、「図書館を利用しだした(27才女性)」「図書
館が便利だから(34才女性)」といった「図書館」をあげた人も多く、イン
ターネット全盛の現在において「便利になった図書館」が見直されている点
は注目される。
携帯電話やゲーム機などのツールで本が読める電子書籍が増えてきたことに
ついてどう思うか?と聞いたところ、全体では「本は紙が良い」が46.4%で
最も多く、性別や年代を問わずトップ。30代では42.1%とやや低いが、40代
では52.5%、20代でも51.2%と約半数が支持しており、新しいメディアにな
じんだ若い年代にも「本は紙」という考えが根強い点は興味深い。その他
「読みたいが、目が疲れそう」は28.3%、「本より安ければ読みたい」が
12.6%、「電子も紙も変わらない」が8.0%と続き、「賛成、どんどん読みた
い」は最下位の4.7%で、女性はわずか1.4%。女性は「読みたいが、目が疲
れそう」も31.5%と男性の26.2%よりも高くなっており、調査対象となった
20代以上では「ケータイ小説にはまる女子高生」のイメージとはかけ離れ、
電子書籍支持派は少ないようだ。
<調査データ>
・携帯電話やゲーム機などのツールで本が読める電子書籍が増えてきましたが、どう思いますか?
・文庫などの書籍を読む量は以前と比べてどうなりましたか?
など
※男女別、年代別に集計
詳しくはWEBをご確認下さい。
<調査概要>
有効回答数:364名
調査日:2008年7月1日~2008年7月3日
男女比:男性:60.7% 女性:39.3%
年代比:20代:11.8% 30代:55.5% 40代:32.4% その他:0.3%
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「読書に関する意識調査」
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