ワンセグは10代男性、30代男性が支持
ケータイではリッチコンテンツと呼ばれる市場が注目されている。今回、「ワンセグ放送」「ケータイ小説」「ケータイコミック」「ケータイレディコミ」「アニメ動画」「アーティストのプロモーション動画」「投稿サイトの画像・動画」の選択肢の中から回答者がよく見ているものを複数回答で選んでもらった。その結果、全体では「ワンセグ放送」が26.1%で最も多く、次いで「投稿サイトの画像・動画」が23.4%となっている。「ケータイ小説」は17.1%。
年代・男女別で見るとコンテンツ利用に差が出ている。10代女性では「ケータイ小説」が50.0%と半数に達し、「投稿サイトの画像・動画」も36.0%と割合が高い。10代男性は、「ワンセグ放送」との回答が36.2%、「投稿サイトの画像・動画」が31.9%と多くなっている。
◆ mixiのケータイ利用、ユーザーの1/4
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は一時期社会現象ともなったが、現在はパソコンからの利用よりケータイに利用がシフトしているともいわれている。mixiについての利用と認知を聞くと、「ケータイで利用している」との回答は25.5%、「ケータイで利用していないがパソコンで利用している」が8.1%、「利用していないが知っている」53.2%、利用も含めた認知率は、全体で86.7%となっている。「ケータイで利用している」割合を年代別に見ると、10代で25.8%、30代では17.7%と他年代に比べ低い。20代では34.8%と高く、特に20歳~24歳に限ると45.3%と高くなっている。ケータイmixiユーザーに、利用している内容を複数回答で答えてもらったところ、「日記」81.4%、「コミュニティ」68.1%、「ゲーム」が27.4%だった。
◆ モバゲータウンは10代の4割以上が利用・・・ゲーム中心
モバゲータウンについては「利用している」との回答が30.0%、「利用しないが知っている」56.8%で認知率は86.7%でmixiとまったく同じだった。年代別に利用者の比率を見ると、10代が42.3%、20代30.3%、30代が23.4%となっている。利用はやはり若年層中心のようだ。モバゲータウン利用者に利用している内容を聞いたところ(複数回答)、「ゲーム」との回答が最も多く82.0%、次いで「アバター」39.8%となっている。「SNS」は25.6%と利用者の1/4、「ケータイ小説」は19.5%、「デコメ」12.0%だった。
◆ ケータイの検索機能、利用者は約9割
ケータイの検索サービス・機能はビジネスチャンスが期待され、ここ1、2年で急激に増えている。ケータイにおける検索サービス・機能で利用しているものを複数回答で聞いた。「利用していない」との回答は10.4%、ケータイの検索を利用している割合は89.6%となっている。最も利用されているのは「Yahoo!モバイル」で回答者全体では63.1%だった。次いで「Googleモバイル」が37.4%、「iメニュー検索」31.1%となっている。キャリア別に見ると、ドコモユーザーでは「Yahoo!モバイル」59.8%、「iメニュー検索」54.1%、「Googleモバイル」31.6%。auユーザーでは「Yahoo!モバイル」57.3%、「Googleモバイル」52.7%、ソフトバンクユーザーでは、やはり「Yahoo!モバイル」が圧倒的に多く96.0%、「Googleモバイル」20.0%となっている。
□調査概要(クローズド調査)
○調査対象・・・15歳~39歳のケータイユーザー
○調査地域・・・全国
○調査期間・・・8月5日~8月9日
○回答サンプル数・・・444名(回答者キャリア内訳;NTTドコモ55.0%、au33.7%、ソフトバンク11.3%)
性別;男性49.8%、女性50.2%
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