ジュニパーリサーチ社の「モバイル決済」シリーズの2番目であるこの調査レポートは、NFCモバイル支払いサービスは、チップ、端末、サービス提供において非常に大きなビジネスチャンスであり、2011-2013年に市場はブレイクするだろうとしている。
調査レポートの著者Howard Wilcox氏は、「NFCは、日々の切符などの少額の購入を簡便にする可能性の高い、おもしろくて多機能な技術である。将来的には、NFC携帯電話にスマートポスターや広告を載せるような新しいサービスも始まるだろう。ロンドンのOysterカードや、O2 Walletの実証実験でもNFCの将来性は確実である」と語る。
この調査レポートは下記についても調査した。
■ NFC非接触技術を搭載した携帯電話は、2013年に世界で7億に到達するだろう
■ 市場は現在、日本のNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクのネットワークによるフェリカが支配的である。今までに出荷されたフェリカ機能のある携帯電話は5千万台とみられる
■ 北米、西欧、極東、中国は、2013年までは総NFC携帯電話出荷数の25%を上回る主要な地域であるだろう
しかし、今までのトライアル結果は成功しているものの、今後2年程度の市場促進を左右する重要な要因が2つあるとしている。NFC携帯電話の機能と店舗等へのNFCリーダーの普及速度である。NFCのエコシステムは、世界で実施されているトライアルによって増加した勢いがそのままフルサービス提供に変われるか否かにかかっている。
調査レポートは、物品やサービスのNFCモバイル支払いの6年間の地域毎の予測と、デバイス出荷数、加入者数、送金規模、市場の先進的な企業のケーススタディを詳述している。
[調査レポート]
モバイル決済市場調査: 非接触型NFC (近距離無線) アプリケーションと市場予測 2008-2013年
Mobile Payment Markets
Contactless NFC 2008-2013
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