G.D社の中核を成す技術は、効率的な煙草の生産・包装ラインの研究開発戦略に基づくものです。同社は、革新、設計の独創性および年間売上の10%以上を投資して推進する新たなラインの開発により画期的な製品を生み出し続けており、今回PTCの一体統合型の製品開発システム(PDS)が同社の設計プロセスの加速、効率化を支援できると判断しました。開発を成功させるための要素として、さらに多くのアイデアを実現可能なデジタル製品に変えること、設計の再利用、同期設計の実践、社外との連携などが考えられ、これらが実現することで製品開発サイクル全体がスムーズかつ「リーン(無駄のない)」状態となり、開発時間が短縮されます。また、G.D社の革新性は、顧客企業とのパートナーシップ、顧客ニーズの把握、新たなソリューション開発、共同作業による目標の計画と達成等の実践に基づいています。PTCの製品開発システム(PDS)はG.D社に、戦略の実行ならびに事業目標達成のための理想的なプラットフォームを提供します。
G.D社CIO、フランチェスコ・ニカストロ(Francesco Nicastro)氏は、「我々の業界は急速に変化しており、革新的で柔軟性に富んだ、最高のパフォーマンスを提供する幅広いパッケージング・ソリューションと、より大きな価値を生み出すサービスを提供することが極めて重要です。開発プロセスの効率化、リーン生産の推進、デジタルデータの利用拡大などによってコスト削減と時間短縮を実現すると同時に、最終的な設計品質を向上させていく必要があります。PTCはクラス最高の製品開発システム(PDS)でこのような要求に対応できるだけでなく、一流のサービス・プロバイダーとして、明確なロードマップに基づいて支援してくれています。一体統合型の製品開発システム(PDS)の迅速な展開により、当社の有機的成長が大きく進み、事業目標を達成することができるでしょう」と述べています。
PTCの製品・市場戦略担当シニアバイス・プレジデントのジョシュア・フレッドバーグ(Joshua Fredberg)は、「自動機械業界では、競争激化から、機構データ、ソフトウェアデータのグローバル規模での共有、再利用によるサイクル時間の短縮ならびにコスト削減推進という大きな圧力がかかっています。このためウェブベースのPLMインフラをグローバル規模で容易に展開することが必要となり、同時に製品開発プロセスに関する深い知識も要求されます。今回G.D社がPTCとのパートナーシップ強化を決定したことにより、当社が最先端テクノロジーと専門性の高いサービスを提供し、お客様の短期的、長期的な目標実現を支援していることが実証されました」と述べています。
G.D社について
G.D社は最速かつ最も効率的な煙草の生産・包装ラインの設計・製造を行う世界的なリーディングカンパニーです。メーカーからパッケージング会社までに対応する高速な生産ラインを完全な形で提供できるのは幅広い機械製品を持つ同社だけです。G.D社は自動機の生産を専門とする7社で構成される産業グループ、COESIAの一社です。イタリア・ボローニャに本拠地を置き、10の事業所から成る販売およびサービスの全世界ネットワークにより顧客に密接した事業展開を行っています。
PTCについて
米国マサチューセッツ州に本社を置くPTC(Nasdaq: PMTC)は、製品ライフサイクル管理(PLM)、コンテンツ管理、エンタープライズ・パブリッシングの各ソフトウェア・ソリューションを世界50,000社以上の企業に提供しており、その中には製造、出版、サービス、官公庁そしてライフサイエンスなどの産業分野の革新的な企業が含まれます。PTCの株式はNASDAQ市場に公開されており、S&P Midcap 400とRussell 2000の両指標に含まれています。
PTCジャパンについて
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区、社長:井上 公夫)。コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Pro/ENGINEER」、PLMソリューション製品群「Windchill」、エンタープライズ・パブリッシング・ソリューション「Arbortext」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング・製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内4事業拠点。
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*PTCの社名、ロゴマークおよびPro/ENGINEER 、Windchill 、ArbortextなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。
その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
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