サイボウズ株式会社は創業12年を迎えたITベンチャー企業ですが、このたびのコンサルティング事例は、インテグラートにとって新しい業種であるとともに、「戦略プランニングプロセス」がこのような企業が戦略を策定する際にも有効に働くことが確認されたことを物語っています。インテグラートでは、この事例を契機に、今後も大きな成長を求められるITベンチャー企業に対して、より適したコンサルティングメニューおよび支援ソフトウェアを提供してまいります。また、インテグラートは本年12月2日に、明治記念館(東京都港区)で開催する同社主催のビジネスインテリジェンス・フォーラムにて、このたびの事例に関する方法論とソフトウェアツールの紹介を行います(フォーラム紹介ページはこちら (リンク ») )。
■サイボウズ株式会社の「戦略プランニングプロセス」導入の概要■
創業10年で東証一部上場を果たすなど急速な成長を続けてきたサイボウズは、12年目を迎え、さらなる成長を目指し、中期事業計画の策定に取り組むこととなった。計画策定の方法論として、インテグラート社の戦略プランニングプロセスを取り入れ、同社のコンサルタントのファシリテーションによるプロジェクト"CSP"(サイボウズ戦略プランニング)がスタートした。CSPは、経営会議による決定、取締役会での承認を経て、同社の公式なプロジェクトとして位置づけられた。多忙を極める経営メンバーが全員参加することを前提とし、4ヶ月という短期集中のプロジェクトとしてスタートした。プロジェクトでは、サイボウズが社内で運用する自社のグループウェアパッケージ「ガルーン」を活用し、多忙な経営会議メンバーが、昼夜の区別なく、また出張先からも参加した。メンバーから提案された課題は数百にものぼり、最終的に12の戦略代替案にまとめ上げられ、7つの新規事業として取締役会に提出された。CSPの結果は、新規事業を担当する役員・マネジャーによって、現在具体的な事業計画の策定へと段階が進められている。
なお、インテグラートのホームページでは、サイボウズ青野社長のコメントなどを含む、本事例の全文を掲載しております( (リンク ») ) 。
<参考>
■インテグラート株式会社
インテグラートは、1993年の創業以来、「マネジメント戦略とテクノロジーの統合」というコンセプトで、独創的なソフトウェア製品やコンサルティングサービスを提供してまいりました。インテグラートは、情報テクノロジーを、ビジネスの効率を上げるだけでなく、知的活動やコミュニケーションを促進することによって組織や個人の効果を高める道具とすることを追求しています。90年代以降、経営工学や金融工学など経営に役立つテクノロジーは多様化し、より豊富になっています。インテグラートは、これらの新しいテクノロジーやサイエンスを取り入れ、理論と実践とを統合させた「マネジメントテクノロジー」として、パッケージソフトウェア、コンサルティング、教育サービス、およびシステム開発という多様な形態で提供しています。
設立:1993年1月(2006年5月に現社名に変更)
資本金:50,000千円
代表者名:代表取締役社長 小川 康
所在 地:東京都千代田区平河町1-8-3
URL : www.integratto.co.jp/bi
■サイボウズ株式会社
会社概要 サイボウズはソフトウエア会社として1997年に設立されました。誰もが簡単に使えることを追求したコンセプトに基づき、ビジネス用ソフトウエアを開発・販売しています。主力製品のウェブ型グループウェア「サイボウズ Office」と「サイボウズ ガルーン」は、現在28,000社以上に導入いただいています。今後はソフトウェア事業だけでなく、モバイルサービスやインターネットサービス事業にも注力して参ります。
設立:1997年8月
資本金:553,000千円
代表者名:代表取締役社長 青野 慶久
所在地:東京都文京区後楽一丁目4番14号
URL : (リンク »)
■本リリースに関する連絡先
インテグラート株式会社 広報担当:幸地(こうち)
電話:03-5212-5533
メールアドレス:contact@integratto.co.jp
URL:www.integratto.co.jp/bi
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