東京発-(ビジネスワイヤ)-NTTエレクトロニクス株式会社（以下NTTエレクトロニクス、本社：東京都渋谷区、代表取締役社長 吉村 寛）はH.264/AVC （注1）HDTV対応リアルタイムコーデックLSI "PINEA"（注2） を搭載したPCI Expressモジュール『PINEAモジュール』を開発しました。
本製品はDDRメモリを内蔵したスタック型パッケージを採用したコーデックLSIを搭載しており、PCベースのH.264/AVCコーデックシステムの構築を容易に実現可能にするモジュールです。
デジタル映像圧縮フォーマットとして、H.264/AVCは放送、次世代DVD、およびモバイル端末などで広く利用され始めています。H.264/AVCには高度な圧縮アルゴリズムが採用されており、高圧縮率を実現可能である反面、膨大な演算処理の実行のために、高い処理能力を必要とします。PCの高速化は急速に進められていますが、フルHD映像やSD映像のマルチチャンネルエンコーディング処理をソフトウェアでリアルタイム処理するためには十分とは言えず、リアルタイムエンコーディングを安定して実現できるハードウェアコーデックが求められていました。
当社は、これらの市場の要求に応える為、現在PC/サーバ分野において主流であるPCI Expressに対応したH.264/AVC HDTV対応リアルタイムコーデックモジュールを開発いたしました。本製品は、高画質な映像圧縮の実現と、小型化・低消費電力化を両立させており、各種映像機器の小型化、高性能化に寄与するとともに、汎用的なPCI Expressに対応することで開発期間の短縮にも貢献します。
NTTエレクトロニクスは、今後本製品の量産化に向けたステップに移行し、2009年6月より受注生産を開始いたします。
尚、本製品は11月19日～21日に開催される組込み総合技術展（パシフィコ横浜）に出展する予定です。
【PINEAモジュールの特徴と用途】
（１） H.264/AVC HDTV対応リアルタイムコーデックLSI 『PINEA』搭載
先進の映像圧縮技術であるH.264/AVCのエンコード／デコードに対応したシングルチップLSI『PINEA』
を搭載。Full HD（1080i/720p） 1チャンネルから、SD 4チャンネル、またはCIF 8チャンネルの入
力に対応可能（注３）なので、幅広いアプリケーションに対応できます。
（２） Motion JPEGデコーダ機能搭載
監視市場等で主流となっているMotion JPEGのデコーダ機能を搭載。PINEAモジュールにMotion
JPEG映像を入力することで、より圧縮率の高いH.264/AVCにリアルタイムに変換することが可能です。
（３） AES暗号化機能搭載
AES（注４）による暗号化をサポート。インターネットTV会議や監視等に最適です。
（４） 主な用途
PCベースのTV会議、マルチチャンネル対応のDVR（デジタルビデオレコーダ）等の監視装置、業務用ビデオサ
ーバ、およびPCの映像圧縮アクセラレータに適用可能です。
【用語解説】
（注1） H.264/AVC
2004年にITU-T（国際電気通信連合・電気通信標準化セクタ）とISO（国際標準化機構）とにより共
同で標準化された、映像コーデックの規格です。MPEG-4 AVCとも呼ばれています。MPEG-2の2倍以上の高いデータ圧縮率を実現できるとされています。
（注2） PINEA
PCI Expressインタフェースを有し、PCの負荷を軽減しながらシングルチップで高画質な映像圧縮および再生が可能なビデオコーデックLSI。H.264/AVCに準拠し、MPEG-2の半分以下のデータサイズあるいはビットレートで高画質を実現。DDRメモリ内蔵 スタック型パッケージを採用し、小型化と低消費電力化を実現しています。
（注3） SD 4チャンネル、またはCIF 8チャンネルの入力に対応可能
SD 4チャンネル、またはCIF 8チャンネルの入力に対応可能。PC等で複数チャンネルの映像を合成してPINEAモジュールに映像を入力することによって、Full HD以下の合成画面の符号化、復号化が可能です。
（注4） AES
Advanced Encryption Standardの略称。米国商務省標準技術局に選定された暗号化アルゴリズムで、高い安全性を実現。
プレスリリースに記載された製品の仕様は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
NTTエレクトロニクス株式会社：
NTTエレクトロニクスは、画像圧縮技術のインダストリリーダーです。
特に、HD対応ソリューションでは、日本を始めとして世界の市場で高く評価されております。当社の優れた技
術で、最高品質の映像ソリューションの提供を可能にします。 NTTエレクトロニクスに関する詳細は、
(リンク ») をご覧下さい。
コンタクト
ＮＴＴエレクトロニクス株式会社
第一製品事業部 営業部
電話：042-796-4889
E-mail ： sales_jpn@lsig.nel.co.jp
デジタル映像圧縮フォーマットとして、H.264/AVCは放送、次世代DVD、およびモバイル端末などで広く利用され始めています。H.264/AVCには高度な圧縮アルゴリズムが採用されており、高圧縮率を実現可能である反面、膨大な演算処理の実行のために、高い処理能力を必要とします。PCの高速化は急速に進められていますが、フルHD映像やSD映像のマルチチャンネルエンコーディング処理をソフトウェアでリアルタイム処理するためには十分とは言えず、リアルタイムエンコーディングを安定して実現できるハードウェアコーデックが求められていました。
当社は、これらの市場の要求に応える為、現在PC/サーバ分野において主流であるPCI Expressに対応したH.264/AVC HDTV対応リアルタイムコーデックモジュールを開発いたしました。本製品は、高画質な映像圧縮の実現と、小型化・低消費電力化を両立させており、各種映像機器の小型化、高性能化に寄与するとともに、汎用的なPCI Expressに対応することで開発期間の短縮にも貢献します。
NTTエレクトロニクスは、今後本製品の量産化に向けたステップに移行し、2009年6月より受注生産を開始いたします。
尚、本製品は11月19日～21日に開催される組込み総合技術展（パシフィコ横浜）に出展する予定です。
【PINEAモジュールの特徴と用途】
（１） H.264/AVC HDTV対応リアルタイムコーデックLSI 『PINEA』搭載
先進の映像圧縮技術であるH.264/AVCのエンコード／デコードに対応したシングルチップLSI『PINEA』
を搭載。Full HD（1080i/720p） 1チャンネルから、SD 4チャンネル、またはCIF 8チャンネルの入
力に対応可能（注３）なので、幅広いアプリケーションに対応できます。
（２） Motion JPEGデコーダ機能搭載
監視市場等で主流となっているMotion JPEGのデコーダ機能を搭載。PINEAモジュールにMotion
JPEG映像を入力することで、より圧縮率の高いH.264/AVCにリアルタイムに変換することが可能です。
（３） AES暗号化機能搭載
AES（注４）による暗号化をサポート。インターネットTV会議や監視等に最適です。
（４） 主な用途
PCベースのTV会議、マルチチャンネル対応のDVR（デジタルビデオレコーダ）等の監視装置、業務用ビデオサ
ーバ、およびPCの映像圧縮アクセラレータに適用可能です。
【用語解説】
（注1） H.264/AVC
2004年にITU-T（国際電気通信連合・電気通信標準化セクタ）とISO（国際標準化機構）とにより共
同で標準化された、映像コーデックの規格です。MPEG-4 AVCとも呼ばれています。MPEG-2の2倍以上の高いデータ圧縮率を実現できるとされています。
（注2） PINEA
PCI Expressインタフェースを有し、PCの負荷を軽減しながらシングルチップで高画質な映像圧縮および再生が可能なビデオコーデックLSI。H.264/AVCに準拠し、MPEG-2の半分以下のデータサイズあるいはビットレートで高画質を実現。DDRメモリ内蔵 スタック型パッケージを採用し、小型化と低消費電力化を実現しています。
（注3） SD 4チャンネル、またはCIF 8チャンネルの入力に対応可能
SD 4チャンネル、またはCIF 8チャンネルの入力に対応可能。PC等で複数チャンネルの映像を合成してPINEAモジュールに映像を入力することによって、Full HD以下の合成画面の符号化、復号化が可能です。
（注4） AES
Advanced Encryption Standardの略称。米国商務省標準技術局に選定された暗号化アルゴリズムで、高い安全性を実現。
プレスリリースに記載された製品の仕様は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
NTTエレクトロニクス株式会社：
NTTエレクトロニクスは、画像圧縮技術のインダストリリーダーです。
特に、HD対応ソリューションでは、日本を始めとして世界の市場で高く評価されております。当社の優れた技
術で、最高品質の映像ソリューションの提供を可能にします。 NTTエレクトロニクスに関する詳細は、
(リンク ») をご覧下さい。
コンタクト
ＮＴＴエレクトロニクス株式会社
第一製品事業部 営業部
電話：042-796-4889
E-mail ： sales_jpn@lsig.nel.co.jp
このプレスリリースの付帯情報
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
