各種インタフェース・ポートを イーサネットに接続する 汎用ネットワーク・プロセサ MosChip MCS8140 【サーヴァンツインタナショナル(株)】

- 高度に集積化されたジェネラル・パーパスのネットーワーク・プロセッサ MosChip MCS8140の御紹介 -

サーヴァンツインターナショナル株式会社

2008-12-10 11:00

海外先進半導体ソリューションのプロバイダであるサーヴァンツインタナショナル株式会社 (本社:東京都調布市、代表取締役社長:古田雅一、以下サーヴァンツ) (リンク ») が代理店を務めるMosChip Semiconductor Technology (モスチップ・セミコンダクタ・テクノロジー、本社:インド ハイデラバード、以下MosChip) のネットワーク・プロセッサ MCS8140 (リンク »)  は、各種インタフェースポートをイーサネットに接続する、高度に集積化された汎用ネットワーク・プロセサです。

MCS8140は、イーサネットポートをはじめとし、USBやGPIO、I2Cなどの汎用ポートと、PCIバスインタフェース、TCP/IPエンジンなどを備えており、USBサーバ、シリアル・サーバ、アクセス・コントロール・ネットワーク、工業用途、SOHOなど、広範な用途にご使用いただけます。MCS8140の CPUサブシステムは、MHzあたり約1.1 MPSを実現する高性能の32-bit RISC マイクロプロセッサ、170MHz ARM926EJ-Sで構成されています。

MCS8140 ネットワーク・プロセッサは4個の高速USB 2.0 ポートを備えており、様々なUSBベースのデバイスやイーサネット・ネットワークへの接続が可能です。32-bit、33MHz PCIホストインタフェースは、PCI2.2/2.3 スタンダードに準拠しているPCIデバイスをサポートしています。PCIコントローラは2台までのPCIデバイスをサポートしているため、MCS8140は 802.11x周辺機器、オーディオ・コントローラ、 PCI-SATA、およびPCI-IDE コントローラ等、多彩なPCIデバイスとの接続を可能にします。

MCS8140のイーサネット・コントローラはメディア・アクセス・コントローラ(MAC)とフィジカル・レイヤー(PHY)を内蔵しており、イーサネット・インタフェースは外部磁気デバイス、LED、コネクタに直接接続可能です。さらにMCS8140は、内蔵PHYを使用しないでイーサネットに設定することも出来、この設定では、GPIOインタフェース上の全てのMIIピンが使用可能です。

強力なセキュリティ・エンジンがDES、3DES、AES、MD5、SHA-1、および SHA-256アルゴリズムを含む全てのIPsec機能を処理します。オンチップI2S オーディオ・コントローラ用のインタフェース・ピンはGPIOピンと多重送信され、外部I2Sコーデックのコントローラとして使用することが出来ます。MCS8140 はシリアル・インタフェースをエミュレートするソフトウェアを備えており、標準SPI EEPROMとの接続に使用出来ます。また、システム拡張の為のローカル・バスも備えています。

すでに量産を開始しているMCS8140  (リンク ») を第一弾とし、ARMプロセサをアップグレードした製品や、特別なコントローラを内蔵した製品などがシリーズ化され、近日発表される予定です。

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MosChip MCS 8140 主なアプリケーション
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・ ネットワークに接続された USB サーバ/拡張 USBポート
・ ネットワークに接続された USB プリントサーバ
・ セキュア NAS (Network Attached Storage)
・ WAP(Wireless Access Point) および Gateway

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MosChip MCS 8140 主な特徴
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[CPU]
・ MMU搭載の32-bit、170 MHz ARM926EJS CPU
・ 16K, 4 Way アソシエイティブ・インストラクションおよびデータキャッシュ
・ インストラクション・セット

[USB Host]
・ オンチップ・トランシーバ搭載の USB 2.0 4ポート 
・ EHCI( Enhanced Host Controller Interface)コントローラ 1個
・ OHCI(Open Host Controller Interface)コントローラ 2個
・ バルク、インタラプト、およびアイソクロノス対応の USBデバイスとの接続
・ USB ポート0でのOTG 機能サポート
・ オンチップ OTG PHY

[Ethernet]
・ IEEE 802.3 準拠 フル/ハーフ・デュープレックス・オペレーション 10/100Mbps イーサネットMAC &PHY 内蔵
・ オート MDIX 機能サポート
・ 外部PHY接続用のMII インタフェース・オプション

[Memory Controller]
・ 最大 64 MB, 100 MHz SDRAM Iインタフェース(x16, X32ビットモード)   
・ 最大 16 MB, 8-bit パラレル・フラッシュ・インタフェース
・ 8/16-bit ローカル・バス・インタフェース

[Security Engine]
・ AES & DES/3DES ハードウェア暗号化/復号化
・ ハードウェアによるSHA1、SHA256 およびMD5 認証

[Other]
・ TOE (TCP / IP オフロード・エンジン
・ イーサネット・リスト・プロセッシング・エンジン
・ 2個のPCIデバイスをサポートする32bit, 33MHz PCI ホスト機能
・ 最大115200bps 標準 UART サポート
・ 外部I2Sオーディオ・コーデックとのインタフェース用I2S コントローラ
・ 最大 20インタラプトが可能なGPIO
・ ソフトウェアでエミュレートされたSPI EEPROM インタフェース
・ 高機能デバッグの為のJTAG インタフェース

MosChip MCS8140 (リンク ») 、およびその他MosChip製品 (リンク ») に関しては、下記までお問い合わせ下さい。

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お問い合わせ
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会社名: サーヴァンツインタナショナル株式会社 (Servants International Corporation)
所在地: 〒182-0024 東京都調布市布田1-29-2 ビルディング川口3F
TEL: 042-488-9649 / FAX: 042-488-9648
お問い合わせ: (リンク »)

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MosChip(モスチップ)について
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MosChip Semiconductor Technology(モスチップ・セミコンダクタ・テクノロジー)は、インドのハイデラバードに本社を持つ高性能インタフェース・コントローラおよびネットワークIC製品のリーディング・プロバイダであり、PCI/PCIe、USB、IEEE 1394、シリアル/パラレル・インタフェース、システム・オン・チップ製品等を専門としています。インドでデザインされたモスチップ製品は台湾の世界クラスの工場で生産され、アメリカのオフィスを通じて世界に販売されています。

MosChip製品情報 : (リンク »)

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サーヴァンツインタナショナル株式会社について
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サーヴァンツインタナショナル(株)は、世界のユニークな先端技術とソリューションを提供している、ハイクオリティ・サービス・プロバイダです。ネットワークストレージ、とりわけアーカイブストレージのエキスパートとして、国内外のメーカーと日本のお客様をつなぐ架け橋となるべく、高品質の製品とサービスをお届けしています。

サーヴァンツ ホームページ: (リンク »)
サーヴァンツ 会社概要: (リンク »)
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