東京海上日動メディカルサービス、 大手健保組合向け健康管理システムの開発・運用基盤としてNexawebを採用

~ 直観的でリッチな画面と共通基盤の確立が、業務の効率化と運用管理負荷を軽減 ~

株式会社トゥービーソフトジャパン

2009-02-18 14:00

日本ネクサウェブ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤岡 健、以下「日本ネクサウェブ」)は、東京海上日動メディカルサービス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石井 守雄、以下「TMS」)が、全国の大手健康保険組合向けに2008年4月から開始している特定健診・特定保健指導実施支援サービスにおいて、そのサービスを支援する「健康管理システム」の開発・運用基盤として、日本ネクサウェブ株式会社が提供する基幹業務システム向けのリッチクライアントWebプラットフォーム『 Nexaweb(ネクサウェブ)』を導入したと発表しました。
日本ネクサウェブ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤岡 健、以下「日本ネクサウェブ」)は、東京海上日動メディカルサービス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石井 守雄、以下「TMS」)が、全国の大手健康保険組合向けに2008年4月から開始している特定健診・特定保健指導実施支援サービスにおいて、そのサービスを支援する「健康管理システム」の開発・運用基盤として、日本ネクサウェブ株式会社が提供する基幹業務システム向けのリッチクライアントWebプラットフォーム『 Nexaweb(ネクサウェブ)』を導入したと発表しました。
本システムは、ミッションクリティカルなシステム構築に実績がある三菱電機コントロールソフトウェア株式会社(本社:神戸市兵庫区、代表取締役社長:新野 修平、以下「MCR」)によって構築・提供されています。


■ 健康管理システム構築の背景
東京海上グループ内外の企業と連携するTMSは、長年にわたり培った専門知識を基に、医療・健康関連サービス事業を中心に展開しています。2008年4月より施行された厚生労働省の「標準的な特定健診・特定保健指導プログラム」では、『生活習慣病対策』に関連する特定健診・特定保健指導データの可視化や管理方策、特定保健指導の委託基準化や情報共有等への対策が重要課題となっていました。

そこで、TMSでは、こうした課題を事前にクリアするために、業務知識・業務ノウハウの継承を支援し、健康診断後の健康管理を支援する「健康管理システム」の構築に着手しました。

本システムの目標は、堅牢な セキュリティを維持した共通基盤上で、インターネット経由(ASP型)で運用ルールの異なる複数顧客の健康情報を一括管理しながら、社内業務システムでは、保健指導の予約の受付、未受診者の管理、顧客毎にカスタマイズされた各種帳票の作成から、面談の支援、報告書の作成、請求のためのデータ集計・出力を実現することでした。


■ Nexawebの採用がもたらすもの
『Nexaweb』は、TMSが2008年4月から開始している特定健診・特定保健指導実施支援サービスにおいて、そのサービスを支援する「健康管理システム」の開発・運用基盤として採用されました。外部向けのサービス(ASP型)のデザイン性や入力操作性、レスポンス、セキュリティ対策を向上させると共に、社内業務システムにおける機密データの一括管理や継続的な管理事務負荷の軽減、運用コストの削減に寄与しています。

多様なニーズに迅速に対応するため、本システムを構築したMCRは、以下のようなポイントを特に高く評価し、開発・運用基盤に『Nexaweb』を導入しました。
  
◆企画段階から一貫して、利用者の立場に立った使い易いシステム、直感的なデザインを持つWeb画面(リッチユーザインターフェイス)を実現し、通常のインターネット回線を通じて、デスクトップアプリケーション同等のサービスと品質を維持できる

◆大量データ入力/表示が必要な業務システムにおいて、データ差分更新をベースに高速レスポンスと非同期による画面遷移を実現できるため、現場の業務効率が向上する

◆堅牢な セキュリティを維持した共通基盤上で、社内業務システムと外部向けのサービス(ASP型)を運用することにより、データとアプリケーションの管理負荷が大幅に軽減する

◆オープンな技術をベースに開発・運用が可能となるため、長期のライフサイクルにおけるアプリケーションの開発・追加・変更作業のコスト負荷の低減が可能となる


日本ネクサウェブ株式会社は、2000年に米国マサチューセッツ州バーリトンに設立されたNexaweb Technologies Inc.の100%子会社として2005年7月に設立され、『Nexaweb』のライセンス販売、コンサルティング、マイグレーション支援、技術サポート、教育や関連パッケージの企画・コンサルテーションなどに携わっています。信頼性や安定性を重要視する企業向けのリッチクライアントWebプラットフォーム『Nexaweb』は操作性に優れ、グラフィカルなユーザインターフェイスとリアルタイム(プッシュ配信)/非同期通信管理を同時に実現します。これまで作業効率向上に寄与してきたレガシーシステムからWebシステムへの移行を可能とし、基幹業務の効率向上とそのシステムの開発・運用コストを大幅に削減します。『Nexaweb』は日本法人設立後約3年で銀行・証券・保険・通信・公共業界の大手企業を中心に100社を超える企業にすでに導入されています。



東京海上日動メディカルサービス株式会社 
健康プロモーション事業部 部長兼 健康デザイン室長 岡本 明夫 氏
「本システムの構築に当たっては、新しく施行された「標準的な特定健診・特定保健指導プログラム」の『生活習慣病対策』に対して、システム導入による関連業務の効率化が最も重要な課題でした。試行の段階で得たノウハウを含めて、健康診断にかかわる業務知識を継承し、その全ての業務を支援するシステムが確立されたことにより、各担当者が保健指導業務を効率的・効果的に進めるための支援機能が出来たと考えています。また、弊社の取引先である大手健康保険組合様が特定健診・特定保健指導を実施する場合には、関与するメンバーや組織が多岐に亘り、データの遣り取りや進捗管理等の全体運営管理が膨大なものになります。本システムを構築したことで、これらの業務を取引先からアウトソーシングでお引き受けすることが可能となり、弊社ビジネスのサービスの拡大にも貢献しております。」と述べています。


三菱電機コントロールソフトウェア株式会社
取締役 TMSプロジェクト プロジェクトマネージャー  杉山 政延 氏
「大手健康保険組合とのコミュニケーションプラットフォームとなるTMS殿の「健康管理システム」の要件に合わせ、実施団体の異なる健康診断情報の一括管理と、社内業務システムにおける会員データの受付、階層化、記録、業務管理、などを一括管理するために、堅牢な セキュリティを維持した共通プラットフォームの構築とASP型にも対応できるRIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)として、『Nexaweb』を選択しました。業種を問わず、業務システムにおけるリッチなユーザインターフェイス画面のニーズは増加しており、今後も顧客ニーズに合った先進的なオープンソリューションを提供して参ります。 」と述べています。




■東京海上日動メディカルサービス株式会社
(リンク »)
所在地: 〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目6番2号 日本ビル
代表者: 代表取締役社長 石井 守雄
設立: 1987年1月16日
資本金: 989,950,280円
社員数: 277名 (常勤医師含む) 2008年10月現在
事業内容:
・健康プロモーション事業:生活習慣病改善支援サービス、産業保健支援サービス、メディカルコールセンター、EAP
・メディカルリスクマネジメント事業:保健・医療・福祉リスクマネジメント総合支援プログラム、医療機関のリスクマネジメント診断・コンサルティングサービス、医療事故・紛争サポート
・医療全般の審査・分析:各種医療内容に関する意見書(後遺障害等級判定を含む)作成、カルテ(診療録)の翻訳、文献検索、レントゲン写真コピー受託、MSWによる社会福祉関連業務の提供、医療分析等
・提携医療機関(国内5ケ所、海外2ケ所)


■三菱電機コントロールソフトウェア株式会社
(リンク »)
所在地: 〒652-0871 神戸市兵庫区浜山通6丁目1番2号
代表者: 取締役社長 新野 修平
設立: 1980年10月1日
資本金: 3億円
従業員: 1,231名 (2008年3月現在)
事業内容: 情報処理・通信、福祉・健康、エネルギー、産業自動化、社会・公共、交通、カーエレクトロニクスなどの分野における応用システムのインテグレーション、ソフトウェアの開発・設計、電子機器製品の開発・製造
事業所: 神戸、 長崎、 伊丹、 鎌倉、 姫路、 三田
ソリューション事業部:大阪、東京



■日本ネクサウェブ株式会社(米国Nexaweb社100%子会社)
(リンク »)
所在地: 東京都中央区築地4‐1‐12 ビューロー銀座7F
代表取締役社長: 藤岡 健
設立: 2005年 7月
事業内容: Nexaweb製品の販売、販売企画、技術サポート、コンサルティング、教育トレーニング等


■本件に関するお問い合わせ先:
日本ネクサウェブ株式会社 
セールス・マーケティング 淡路
TEL:03-3541-5061FAX:03-3541-6457 E-mail:info@nexaweb.co.jp

※本リリースに記載されている内容は予告無く変更することがあります。
※本リリースに記載されている製品名、会社名は各社の商標または登録商標です。

このプレスリリースの付帯情報

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

株式会社トゥービーソフトジャパンの関連情報

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]