ブロードバンド通信が重要性を増し、モバイルWiMAX技術の需要も高いと米国調査会社インスタット社は報告する。しかし、多くのベンダにとって残念なことに、WiMAXインフラストラクチャ市場の成功は全体の収益に反映しないだろう。従来のセルラーインフラの販売が大きく、WiMAX収益はまだ小さい。
「802.16eの市場が成長し続けているものの、あらゆるベンダがハッピーなわけではない。インスタット社は、インフラストラクチャベンダの多くが後退するか、WiMAX市場をあきらめるだろうと予測している。802.16d規格から802.16e規格への移行が遅いベンダはそうなるだろう」とインスタット社のアナリストDaryl Schoolar氏は語る。
インスタット社は、下記についても調査した。
■ WiMAX基地局の収益は、2008年に137.9%伸びた
■ 世界のWiMAX加入者数は、2013年末までに8500万以上になるだろう
■ 802.16eの展開は、固定WiMAX規格802.16dの売り上げ減少に貢献する
インスタット社の調査レポート「世界のモバイルWiMAX市場調査:インフラとサービス、主要ベンダ、2013年までの地域別市場予測 - Mobile WiMAX: Global Review of Infrastructure and Services」は、モバイルWiMAXの世界市場を調査した。地域・スペクトラム・インフラベンダ毎の採用データ、WiMAXサービス加入者の地域毎の5年間予測(アジア太平洋、東欧、西欧、北米、中東・アフリカ、カリブ海地域・ラテンアメリカ)、国毎の加入者数予測(米国、韓国、日本、インド)、サービス収益予測、基地局インフラの5年間予測と基地局総数、出荷数(マイクロ/ピコ基地局とマイクロ基地局)、基地局出荷の収益予測、2008年の主要な市場の出来事の分析、選択されたベンダの市場での動向分析を記載し、調査対象ベンダはAlcatel-Lucent、Airspan、Alvarion、Cisco、Motorola、Samsung(三星)、Huaweiである。
【調査レポート】
世界のモバイルWiMAX市場調査:インフラとサービス、主要ベンダ、2013年までの地域別市場予測
Mobile WiMAX - Global Review of Infrastructure and Services
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