統合CRMマーケティングサービス「WEB CAS SaaS」発売のお知らせ ―低コストなSaaS形式で既存データベースとのリアル連携・カスタマイズが実現―

株式会社エイジア

From: DreamNews

2009-03-30 13:00

株式会社エイジア(本社:東京都品川区、社長:江藤 晃、以下 当社)は、独自開発した統合CRM(※1)システム「WEB CAS」シリーズ(※2)の提供形式として、既存のデータベースに自由に連携し、さらに柔軟なカスタマイズを可能とするSaaS(※3)型の新サービス「WEB CAS SaaS(ウェブキャス サース)」を本日より発売することを決定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1.「WEB CAS SaaS」発売の趣旨 
近年、多くの企業において、IT投資最適化の観点から、ネットワーク経由でソフトウェアの機能をサービスとして利用するSaaS/ASP型のIT導入への要望が高まっております。

当社は、主力製品群となる統合CRMシステム「WEB CAS」シリーズにおいて、CRMパッケージ市場マーケティング分野でシェア1位(※4)を獲得した、自社導入型パッケージ(※5)以外にも、現在市場が拡大しているASP型(※6)に加え、ホスティング型(※7)、PC版(※8)の提供形式を展開し、クライアント企業の規模や環境、運用体制に合わせた製品やサービスを提供してまいりました。

従来のASP型は、数社でサーバおよびアプリケーションを共有するため、企業が保有する既存データベースとの連携やカスタマイズへのニーズに応えることは難しく、上記ご要望をお持ちの企業には自社導入型パッケージの導入をご提案しておりました。

しかし当社においても、「ASP型を利用したいが、自社ニーズに合わせた運用も実現したい」という声を多くの企業様から頂くようになってまいりました。この流れを受け、当社は既存のデータベースとの連携や柔軟なカスタマイズを実現しながらも、ユーザ企業におけるサーバ等の管理・運用費やライセンス費用等のコストを削減できる、SaaS型の新サービス「WEB CAS SaaS」を発売することといたしました。

2.「WEB CAS SaaS」の概要 
 「WEB CAS SaaS」は以下の機能を実現いたします。
■既存データベースとの連携が可能
企業内もしくはデータセンター内に設置されたデータベースと「WEB CAS SaaS」を連携させることが可能です。IP-VPN(※9)等のセキュアな通信網を介すことで、高度なセキュリティ環境におけるリアルタイム連携が実現します。
■柔軟なカスタマイズが可能
従来のASP型は、アプリケーションを含めたサーバを数社で共有するため、安価な価格での利用が可能でしたが、個別カスタマイズなどへの対応は不可能でした。「WEB CAS SaaS」は、メールサーバ、WEBサーバ、データベースサーバなどのコンピュータリソースを数社で共有しながらも、アプリケーションを専有とすることで、柔軟なカスタマイズが可能となっております。
■他システムとの連携が可能
業務アプリケーションやWEBアプリケーション等とのSOA(※10)連携・LDAP(※11)連携などを実現することにより、クライアント企業様の業務プロセスに適合した、効率的なマーケティングシステムの構築を実現します。
3.「WEB CAS SaaS」対象アプリケーション  
 ・メール配信システム「WEB CAS e-mail(ウェブキャス イーメール)」
   (リンク »)
 ・アンケートシステム「WEB CAS formulator(ウェブキャス フォーミュレーター)」
   (リンク »)
 ・メール共有管理システム「WEB CAS mailcenter(ウェブキャス メールセンター)」
   (リンク »)
4.日程
平成21年3月30日発売開始
5.業績に与える影響
「WEB CAS SaaS」の発売が当社の業績に与える影響は今のところ精査中ですが、今後必要に応じて開示いたします。

【注釈】
(※1)CRM(Customer Relationship Management、シーアールエム)
インターネット技術を活用して企業が顧客と長期的な関係を築く方法の一つで、顧客データベースをもとに、商品・サービスの売買、問合せ、クレームへの対応等について一貫して管理する手法のこと。
(※2)「WEB CAS」シリーズ
(リンク »)
当社が自社開発したe-CRMソフトのシリーズ名称で、当社の登録商標。現実のビジネスの世界で営業担当者が行っている様々な営業活動を、インターネットビジネスの世界において代替する「ネットの営業マンソフト」。ラインナップには、様々なデータに基づいたメール配信を行い顧客のロイヤリティ向上を実現する「WEB CAS e-mail」、ウェブアンケートが簡単に作成・運用できるアンケートシステム「WEB CAS formulator」、適切・迅速な顧客へのメール対応を実現するメール共有管理システム「WEB CASmailcenter」、携帯電話向けの高速メール配信エンジン「WEB CAS Mobile Express」、既存のWEBサイトの即時取り込み・編集、業務フロー通りの運用・公開が可能となるCMS「WEB CAS creator」があり、それぞれ必要な機能を選択して活用することができる。
(※3)SaaS(Software as a Service、サース/サーズ)
ベンダーが管理するサーバ上で稼動しているソフトウェアを、ネットワーク経由でサービスとして利用する形式。サーバは他ユーザと共有で利用する。ユーザ企業は、サーバ・アプリケーション等の管理やパッケージライセンス費用なしで安価な運用が可能となる。
(※4)CRMパッケージ市場マーケティング分野においてシェア1位
株式会社アイ・ティ・アール発行のCRM市場調査レポート「ITR Market View:CRM市場2008」(2008年10月10日発行)において、当社は2007年度CRMパッケージ市場マーケティング分野のベンダー別出荷金額シェア1位を獲得。
(※5)「WEB CAS」自社導入型パッケージ
(リンク »)
ユーザ企業がソフトウェアパッケージを導入し、自社で管理するサーバにソフトウェアをインストールして運用を行う形式。
(※6)「WEB CAS」ASP型
(リンク »)
当社が管理するサーバにインストールされているソフトウェアを、ユーザ企業がインターネットを介してサービスとして利用する形式。他ユーザ企業と共有のサーバ・アプリケーションにて運用するため、低コストでの提供が可能である一方、カスタマイズには非対応。
(※7)「WEB CAS」ホスティング型
当社が管理するサーバにインストールされているソフトウェアを、ユーザ企業がインターネットを介して利用する形式。一社専用サーバにて運用できるため、膨大なデータ量でもスムーズな運用が可能。
(※8)「WEB CAS」PC版
(リンク »)
ユーザ企業のPCにソフトをインストールして利用するパッケージ製品。メール配信ソフトのみ展開。
(※9)IP-VPN(Internet Protocol Virtual Private Network、アイピーブイピーエヌ)
通信事業者保有の閉域IP通信網を経由して構築される、仮想専用通信網。
(※10)SOA(Service Oriented Architecture、エスオーエー)
大規模なシステムをサービスの集まりとして構築する設計手法。外部から標準化された手順によって呼び出すことができるソフトウェアの集合で、ソフトウェア自体に他のシステムとの連携機能を持たせたもの。
(※11)LDAP(Lightweight Directory Access Protocol、エルダップ)
ID・ユーザ情報などを集中管理し、アクセスを一元管理するためのキーとなる基盤の技術要素の一つ。ディレクトリサービス(ネットワーク上の資源とその属性を記憶し、検索できるようにしたシステム)にアクセスするためのプロトコル(通信規約)。

●本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社エイジア
取締役 中西 康治
TEL : 03-5753-0848(代表) FAX : 03-5753-0887 E-mail : azia_ir@azia.jp
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