火力設備管理Webシステムの開発・運用基盤として「Nexaweb」を採用

JCN株式会社

2009-04-01 14:00

Tokyo, Apr 1, 2009 - (JCN Newswire) - 日本ネクサウェブ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤岡 健、以下「日本ネクサウェブ」)が提供する基幹システム向けリッチクライアントWebプラットフォーム「Nexaweb」(ネクサウェブ)が、このたび中部電力株式会社(本社:名古屋市、代表取締役社長:三田 敏雄、以下「中部電力」)の「火力設備管理システム」の開発・運用基盤として採用されました。
Tokyo, Apr 1, 2009 - (JCN Newswire) - 日本ネクサウェブ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤岡 健、以下「日本ネクサウェブ」)が提供する基幹システム向けリッチクライアントWebプラットフォーム「Nexaweb」(ネクサウェブ)が、このたび中部電力株式会社(本社:名古屋市、代表取締役社長:三田 敏雄、以下「中部電力」)の「火力設備管理システム」の開発・運用基盤として採用されました。

今回のシステム構築は、ミッションクリティカルな大規模開発に実績がある富士通株式会社が行い、Nexaweb導入は、中部電力グループのソフトウェアの開発・保守などの情報サービスを提供している株式会社中電シーティーアイが行いました。

火力設備管理システム再開発の背景

電力小売自由化による他業種からの新規参入、原油をはじめとする化石燃料の価格高騰や需給のタイト化など、電気事業業界での競争は激化しています。中部地方10ヶ所(内燃火力除く)の火力発電所の運転・保守に従事している中部電力においても、発電設備投資および発電設備の維持・運用にかかわるコストの低減と業務効率の向上を両立させることが、重要な経営課題のひとつとなっていました。

中部電力では、こうした課題をクリアするためのひとつの施策として、火力設備管理システムの再開発に着手しました。

この火力設備管理システムを開発するにあたり、中部電力が目標としたのは、火力発電設備の多様化する仕様や個々の設備管理、操作履歴、故障、点検計画、部品調達等の大量の情報を一元管理することで、日常の保守進捗管理、工事計画、工事予算策定の効率性を向上することでした。そして将来の業務変革に柔軟に対応できるよう拡張や変更が容易なWebシステム構築の必要性でした。

Nexawebの採用がもたらすもの

中部電力では、多様なニーズに迅速に対応するため、以下のようなポイントを特に高く評価し、開発・運用基盤にNexawebの採用を決めました。

-ミッションクリティカルな環境における稼動実績
-各端末へのインストールを不要としサーバで集中管理するため、一元管理を可能とし、端末を含めた保守/管理コストを削減(管理事務負荷の軽減と運用コストを削減)
-高速な応答速度とスムーズな画面遷移と使い勝手の良いWeb画面を実現し、日常の業務効率を改善
-デスクトップ上で動作するアプリケーションと同等の使用感をもつ表計算ソフト上で、数万件に及ぶ大量データ処理を実現し、Webシステムの利用満足度を向上

信頼性や安定性を重要視する企業向けのWebプラットフォームNexawebは、操作性と見栄えに優れたユーザインターフェイスと、Webページの非同期通信管理を実現します。これまで作業効率向上に寄与してきた関連するシステムとの連携も親和性もよく、既存システムの機能性、操作性、処理速度を向上させたWebシステムとしての再開発を可能とします。その結果、基幹業務Webシステムの業務効率向上と開発・運用コストを大幅に削減します。

Nexawebの採用により、中部電力では火力設備管理システムの利便性を飛躍的に高め、将来の業務ルールの変更に備えた柔軟性のあるWebシステムを構築し、漏れ落ちのない点検計画・実施業務の実現と、さらには、資材部門との連携による調達業務の効率化や予算策定能力の向上も目指していきます。

中部電力株式会社 情報システム部 事務・技術システムグループ課長 佐藤 孝
「今後のコミニケーションプラットフォームとなる火力設備管理システムで、設備適正、操作履歴、故障、点検計画、部品調達等の大量の情報を一元Web管理することで、多岐にわたる関連情報の見える化の促進と日常業務の効率性が向上することになります。既存システムやHTMLでは実現できない複雑な表計算処理、入力操作および大量データの高速処理を実現可能なリッチクライアントシステム構築は、我々としても大きなチャレンジでありますが、先端技術である「Nexaweb」の導入によって、柔軟なIT基盤の確立とコスト削減の両方が実現されるものと確信しております。」

富士通株式会社 テレコムユーティリティソリューション本部 エネルギーシステム事業部長 岡 浩治
「富士通株式会社は、中部電力株式会社様の「Nexaweb」の採用発表を歓迎いたします。中部電力株式会社様が担っておられる社会インフラ運用における「電力の安定供給」という責務に対して、当社としてシステム開発、運用支援などを通じて寄与するべく取り組んでおります。今回、火力設備管理システムの開発ツールに「Nexaweb」を活用することで、操作性の高い表計算のようなリッチクライアントなソフトウェアの入力画面をWebシステムで実現できるようになりました。これにより、業務上の要望を満たすシステムの提供ができるようになり、業務効率に大きく寄与できると考えております。 当社は、「Nexaweb」を活用することで、お客さまニーズの実現を目指したソリューションを今後も提供していきます。」                               
株式会社中電シーティーアイ 電力ソリューション第1事業部 技術システム部長 日沖 篤郎
「弊社は、長年にわたり、中部電力株式会社様向け各種システムの開発・保守を行ってまいりました。今回、火力設備管理システムの再開発でWEBシステム化するにあたり、「Nexaweb」の導入によって、操作性の高いリッチクライアントな入出力画面を実現できること、クライアントインストール不要のため運用負荷が軽減されること、差分ダウンロード方式による操作レスポンスを向上できることなどを評価しております。この利点を生かし、今後のシステム開発にも「Nexaweb」を導入し、顧客ニーズに合った先進的なソリューションを提供できるものと期待しております。 」

日本ネクサウェブ株式会社について

日本ネクサウェブ株式会社は、2000年に米国マサチューセッツ州バーリトンに設立されたNexaweb Technologies Inc.の100%子会社として2005年7月に設立されました。信頼性や安定性を重要視する企業向けのリッチクライアントWebプラットフォーム「Nexaweb」は操作性に優れ、グラフィカルなユーザインターフェイスと、Webページのリロードが不要なリアルタイム表示(プッシュ配信)/非同期通信管理を同時に実現します。さらに、これまで作業効率向上に寄与してきたレガシーシステムとの親和性に優れ、既存システムの機能性、操作性、処理速度を損なわずに、安定したWebシステムへの移行を可能とするため、基幹業務の効率向上とそのシステムの開発・運用コストを大幅に削減します。日本ネクサウェブ株式会社は、「Nexaweb」のライセンス販売、コンサルティング、技術サポート、教育や関連パッケージの企画・コンサルテーションなどに携わっています。「Nexaweb」は日本法人設立後約3年で銀行・証券・保険・通信・公共業界の大手企業を中心に100社を超える企業にすでに導入されています。

本件に関するお問い合わせ先:
日本ネクサウェブ株式会社 
セールス・マーケティング
〒104-0045 東京都中央区築地4‐1‐12 ビューロー銀座7F
TEL:03-3541-5061 FAX:03-3541-6457 E-mail:info@nexaweb.co.jp
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