Auge ACL Watcherは、日本アイ・ビー・エム社のグループウェア Lotus Notes/Lotus Dominoの各データベースのアクセス権限に対する変更をログとして取得する製品です。各々のLotus Notesデータベースに対するデータベース管理者によるアクセスコントロールリスト(ACL)の設定変更の詳細内容をログとして取得し、専用のLotus Notesデータベース及びCSVファイルにリアルタイムに出力します。
Lotus Notesには、顧客情報や新製品企画、障害情報など、企業にとって非常に重要なビジネス情報が大量に蓄積されています。これらを情報漏えいや不正利用などから守り、セキュアに活用するには、各Lotus Notesデータベースに対するきめ細かなアクセス権(ACL)の設定が必須です。しかしながら、これらのACLの設定は各Lotus Notesデータベースの管理者に委ねられている上、ACL設定変更の履歴も残らないため、中央の情報システム部門が一括してこれらを把握・追跡するのは大変困難でした。
Auge ACL Watcherはこの課題に対し、データベース管理者によるACL変更結果を「いつ、誰が、どのデータベースのACLに、どのような変更を加えたのか」という変更履歴ログとして保存することで解決します。
今回発売するAuge ACL Watcherの新バージョン「V2.0」では、ACLの権限変更に加え、個々のACLエントリに対する細かな属性設定(例:文書の複製の許可、個人エージェントの作成など)の変更も取得することができます。また、ACL変更が発生した時点で、対象Lotus Notesデータベースの全体のACL設定をグラフィカルに表現されたスナップショットとして取得します。これにより、ACLの不正な変更(例:重要なLotus Notesデータベースに対し、デフォルトで管理者権限を与えてしまう等)を把握でき、また、万一の情報漏えいの際に、対象のLotus NotesデータベースがどのようなACLで運用されていたのかを追跡することが容易になりました。
さらに、Lotus Notesデータベースを利用する一般社員のアクセスログを取得する「Auge AccessWatcher for Lotus Notes(オージェ アクセスウォッチャー フォー ロータスノーツ)」と組み合わせて利用することで、管理・利用の両面から、Lotus Notes上のビジネス情報が正しく運用されていることの証跡とすることができます。
Auge ACL Watcher は、Lotus Notesを活用している日本国内ユーザーに対して、年間で120ライセンスの出荷を予定しています。
記
Auge ACL Watcher for Lotus Notes V2.0によって取得できる主な情報:
・ACLが変更されたLotus Notesデータベース
・ACLが変更された日時
・ACLを変更したデータベース管理者名
・Lotus Notesデータベースのロール情報の変更(追加、削除)
・Lotus NotesデータベースのACLエントリのアクセス権限の変更(新規、作成、追加、削除)
・Lotus NotesデータベースのACLエントリの付与属性の変更(例:文書の複製権限等)
・Lotus NotesデータベースのACLエントリの付与ロールの変更(付与、削除)
製品名称:Auge ACL Watcher for Lotus Notes V2.0 Windows版/(AIX版は順次発売開始)
標準価格(Windows版):160,000円 / Dominoサーバー(別途 メンテナンスサービス契約が必要)
出荷開始予定日:2009年5月19日
動作環境: Lotus Domino Windows版 6.5x、7.0x, 8.0x、8.5以降
オージェテクノロジーについて:
オージェテクノロジー株式会社は、2007年12月5日に設立された、主に企業向け汎用ソフトウェアの開発販売をおこなう独立系ソフトウェアベンダーです。オージェテクノロジー株式会社はリアルコム株式会社( (リンク ») )の関連グループ企業であり、リアルコム株式会社の技術協力、マーケティング協力のもと、主にIBM Lotus Notes/Domino関連製品を提供しています。
会社名:オージェテクノロジー株式会社( (リンク ») )
代表者名:代表取締役社長 冨谷 彰
(TEL.03-6821-0265)
本件に関するお問い合わせ:
オージェテクノロジー株式会社/冨谷 彰
E-Mail: info@auge-tech.com TEL:03-6821-0265
以上
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