サーヴァンツ、Enova社の一次代理店として始動: ハードウェアベースのフルディスク暗号化チップ製品の販売開始 【サーヴァンツインタナショナル(株)】

サーヴァンツインターナショナル株式会社

2009-05-28 10:00

ハードディスク全データ領域をリアルタイムで暗号化/復号化し、パフォーマンスも低下しない EnovaのX-Wallシリーズ フルディスク暗号化チップが堅固なセキュリティーを提供
海外先進半導体およびストレージ・ソリューションのプロバイダであるサーヴァンツインタナショナル株式会社 (本社:東京都調布市、代表取締役社長:古田雅一、以下サーヴァンツ) (リンク ») は、暗号化セキュリティー・ソリューションのリーディング・プロバイダであるEnova Technology Corporation (イーノヴァ・テクノロジー・コーポレーション、本社: 台湾 新竹、CEO: Robert Wann、以下Enova社) (リンク ») と販売代理店契約を締結し、同社の国内一次代理店として、ハードウェア・ベースのフルディスク暗号化半導体製品の販売を開始いたします。

主にコンピュータ、ストレージ、ネットワークエリアでの半導体のエキスパートとして、国内の主要なストレージOEMに販路を持つサーヴァンツは、Enova社との代理店契約により、リアルタイムのフルディスク暗号化により堅固なデータセキュリティを実現する同社のX-Wallシリーズ フルディスク暗号化チップおよび暗号化ゲートウェイ等製品の提供が可能になります。

X-Wall シリーズ フルディスク暗号化チップは、Enova社が世界で初めて実用化したハードウェア暗号化チップで、接続したハードディスクのブートセクタ、OS、一時ファイルおよびスワップファイルを含む全データ領域を暗号化/復号化することが可能です。暗号化/複合化はユーザが気づくことなくリアルタイムで処理され、パフォーマンスも低下しません。解読にはHDD内の全データ領域を対象としなければならず膨大なコストと時間を要することから、従来技術と比べ圧倒的に強固な暗号化環境を実現できます。

X-Wall シリーズ フルディスク暗号化チップでは業界標準のアルゴリズム(AES、DES、TDES)が使用され、チップとそのアルゴリズムはNIST*/CSE**で認定されています。マルチレベルのプライバシー保護、アクセス認証、データ暗号化の組み合わせにより最高レベルのセキュリティーを提供し、X-Wallを搭載したコンピュータの紛失、盗難の際にもほぼ完璧なデータ保護が実現されます。認証キーの管理には、ブート前のPIN/パスワードによる認証、TPM、スマートカード、指紋認証、シングル・サイン・オン、およびUSBタイプのキートークンなど、多彩な手法が使用可能です。OSに依存せず、全てのOSとの互換性があり、デバイスドライバも不要です。ユーザによる介入は最小限で、インストール後の管理コストは一切不要です。X-Wallシリーズには、USB-SATA (シリアルATA)、SATA-SATA、PATA-PATA (パラレルATA) など各種インタフェースの製品がラインアップされています。

Enova社のCEO、Robert Wannは次のように述べています。「私たちは日本でのEnova製品の販売において、サーヴァンツインタナショナルと代理店契約を締結できたことを大変嬉しく思います。サーヴァンツの真摯な営業活動、幅広い技術力、およびコネクションによって、日本の主要 PCおよび周辺機器にEnova製品を提供する機会を得られるでしょう。EnovaのX-Wall ハードウェア・リアルタイム暗号化プロセッサと認証ソフトウェアは実績のあるセキュリティ・ソリューションであり、世界の主要なメーカーに採用されています。」

サーヴァンツの代表取締役、古田雅一はこう語っています。「Enova社の代理店として始動できることを大変名誉に思います。同社の製品は、強力なハードウェアベースのリアルタイム・セキュリティー機能を備えた製品開発を計画する全てのラップトップ、サーバ、周辺機器メーカーに、堅牢なセキュリティーと使いやすさを提供します。この製品の素晴らしさを当社のマーケティング、技術サポートサービスと合わせてエンタープライズ市場のお客様にお届けするために全社を挙げて取り組む所存です。」

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Enova社の主なセキュリティー製品
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■■■ X-Wall FX: USB-SATA フルディスク暗号化チップ ■■■
X-Wall FX シリーズは、Enova社が特許をもつX-Wallリアルタイム・フルディスク暗号化テクノロジーの第8世代製品で、接続したSATAディスクドライブ全体を、リアルタイムで暗号化することが可能なフルディスク暗号化チップです。リアルタイム・ハードウェアAES暗号化を最大256ビットの暗号化強度で提供し、SATAディスクドライブのすべてのコンテンツを確実に保護します。USB 2.0 およびSATAのそれぞれのインタフェース・コントローラを内蔵しており、デバイス側にSATAディスクドライブを接続し、ホスト側をUSB 2.0 ポートに接続可能な為、最新のUSBインタフェースを備えた外付けストレージ機器への搭載に最適です。
(リンク »)

■■■ X-Wall MX : SATA-SATA フルディスク暗号化チップ ■■■
X-Wall MXシリーズは、Enova社が特許をもつX-Wall リアルタイム・フルディスク暗号化テクノロジーの第7世代製品です。X-Wall MXシリーズは 、ホストSATAとデバイスのSATAハードドライブの間で、全SATAドライブをリアルタイムで暗号化し、最大256-bit AES暗号化強度で情報を堅固に保護します。
(リンク »)

* NIST (National Institute of Standards and Technology) 米国 商務省標準技術局
** CSE (Communications Security Establishment) カナダ 通信安全保障局

Enova社製品に関しては、下記までお問合せください。

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問い合わせ
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会社名: サーヴァンツインタナショナル株式会社 (Servants International Corporation)
所在地: 〒182-0024 東京都調布市布田1-29-2 ビルディング川口3F
TEL: 042-488-9649 / FAX: 042-488-9648
お問い合わせ: (リンク »)
サーヴァンツ ホームページ: (リンク »)

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Enova Technology Corporationについて 
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Enova Technology Corporation(イーノヴァ・テクノロジー・コーポレーション)は先進の暗号化セキュリティー・ソリューションを開発・提供している半導体デザイン企業です。台湾の新竹サイエンス・パークに本拠を構え、米国と台湾双方で、熟練したネットワーク・セキュリティーのエキスパートのもとに、広範な研究開発を行っています。

Enova製品情報: (リンク »)

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サーヴァンツインタナショナル株式会社について
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サーヴァンツインタナショナル(株)は、世界のユニークな先端技術とソリューションを提供している、ハイクオリティ・サービス・プロバイダです。データセンタで活用されるストレージ・ネットワーキング、サーバクラスタリング、海外先進半導体ソリューションのエキスパートとして、海外のメーカーと日本のお客様をつなぐ架け橋となるべく、高品質の製品とサービスをお届けしています。

サーヴァンツ ホームページ: (リンク »)
サーヴァンツ 会社概要: (リンク »)
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