ウイングアーク、帳票基盤ソリューション「SVF/RDE」 Ver8.2を出荷開始

セキュリティ強化、コスト削減、開発効率の向上に効く帳票運用の実現

ウイングアーク1st株式会社

2009-07-14 13:00

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、多様化・複雑化する帳票運用のセキュリティ強化、コスト削減、開発効率の向上を実現する帳票基盤ソリューション「Super Visual Formade」(以下、SVF)および帳票運用管理ツール「Report Director Enterprise」(以下、RDE)に対応する製品群 Ver8.2を、パートナー様経由で7月14日より販売開始することをお知らせいたします。
 帳票設計ツール「SVFX-Designer」 Ver8.2の製品価格は500,000円(税別/1クライアント)~です。(その他製品の詳細価格につきましてはお問い合わせください。)


 業務に欠かせない帳票の活用範囲や用途が広がる中、システム開発における帳票運用の効率化は大きな開発効率の向上につながります。多種多様な帳票の運用のセキュリティ強化、コスト削減、開発効率の向上を実現するSVFおよびRDE製品群のVer8.2の機能強化ポイントは以下のとおりです。


■セキュリティ強化
・セキュリティプリントの対応拡大  <対象製品:RDE、SVF for Java Print>
 出力した紙の取り忘れや置き忘れから発生する情報漏えいを防止するため、IDカードによるユーザ認証後に出力を実行するセキュリティプリントは、情報漏えいの防止や内部統制に有効なソリューションとして注目されています。
この度の機能強化では、既に対応しているキヤノン製、リコー製のソリューションに加えて、XPJL(※)使用時のセキュリティプリントに対応、新たに富士ゼロックスのプリンタドライバーART4に対応しました。
 [対応連携ソリューション] 富士ゼロックス「ART4」(Ver.8.2から新規追加)


 ※XPJLは、Hewlett-Packard社の開発したプリンタージョブコントロール言語(PJL)を富士ゼロックスが機能拡張したコマンドセットです。


■コスト削減
・フリーサイズ用紙設定による対応帳票の拡大
 <対応製品:SVFX-Designer、SVF for Java Print、RDE>
 保険証・領収証などの特殊な用紙サイズの印刷には、用途にあわせてあらかじめ罫線情報などを印刷したプレプリント用紙を手配する必要がありました。 Ver8.2製品群では、フリーサイズ用紙に対応し、ミリ単位でフリーサイズ用紙設定が可能です。これにより、幅広い帳票要件にきめ細かく柔軟に対応でき、対応業務の幅を拡大するだけでなく、無駄な紙の運用を抑え、コスト削減につながる帳票運用が実現できます。
[対応機種]ART4、RPCS、RPDL2、DotPrinter、SATO、TEC、MultiCoder、PDF、EMF
 (※対応プリンタ機種についてはお問い合わせください。)


■開発効率および運用の向上
 業務を円滑かつ効率的な帳票の開発や運用に貢献するため以下の機能強化をはかりました。


・PDFファイルの検索利便性向上 <SVF for PDF、しおりマージ機能>
 これまでのPDFデータのWordやExcelなどのファイル埋め込み機能に加え、しおりマージ機能を追加しました。これにより、必要なデータを効率よく検索することができ、検索の利便性向上による業務の効率化をはかることができます。


・印刷設定による運用の効率化 <SVF for XPS、PrintTicket対応>
 両面印刷、用紙方向、拡大縮小、給紙トレイ指定、用紙サイズや出力枚数などのプリンタ制御コードを埋め込むことができるPrint Ticketに対応しました。あらかじめ印刷条件が設定されたXPS形式のデータは、印刷の設定をせずに直接プリンタへ印刷することができます。これによって現場の業務担当は、固有の印刷設定作業に手間をとられることなく、確実に帳票印刷を実現することができます。


・データサイズ軽量化による運用負荷軽減 <SVF for Java Print、イメージデータ圧縮>
 PostScriptにおける新たな画像圧縮方法(Flate圧縮)の追加により、画像データの圧縮を実現しました。最大約85%データを軽量化し、ネットワーク負荷軽減をはかる運用が可能です。


・SVF for SATO、RDE SATO Option が2次元コード「PDF417」に対応し、「PDF417」を利用した帳票運用が実現しました。


なお、SVFおよびRDEの製品詳細については下記URLをご参照ください。
  (リンク »)


[ウイングアーク テクノロジーズについて]
「Form&Data」のウイングアーク テクノロジーズは、大手SI企業や企業の情報システム部門が取り組むシステム開発と現場業務の効率化をはかるため、「帳票、レポート、ドキュメント」の分野に特化したツール・ミドルウエア製品、サービス、サポート、導入支援、トレーニング等のサービスを提供します。とくに、情報システムに共通する「データ」のINとOUTに対して、業務に見やすい「フォーム」を使ったユーザインターフェイスによって、ソフトウエアの組み合わせによる短期システム構築と、わかりやすい業務の運用を実現しています。
・「SVF」【帳票出力】基幹系帳票システムの統合・共通化、帳票運用の効率的な一元化
・「Dr.Sum EA」【データ活用】業務に蓄積されるデータの高速な集計分析と可視化
・「StraForm」【帳票入力】業務にあるドキュメントのデータ化とWebシステム化


[会社概要]
社名:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長:内野 弘幸
設立:2004年3月
資本金:1億円
売上高:81億円(2009年2月期)
従業員数:185名(2009年2月現在)
事業内容:帳票・レポート・ドキュメントの分野におけるソフトウエア製品の開発、販売、導入支援、保守サービスの提供。
URL: (リンク »)


<製品・サービス関するお問合せ先>
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社  
〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
TEL:03-6710-1700  FAX:03-6710-1701  
E-mail:tsales@wingarc.co.jp


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