アクテル、NASA LROおよびLCROSSチームによる運転軌道への投入と月画像受信の成功を祝福

~RTAX-S FPGAが宇宙飛行の財産をさらに蓄積~

アクテルジャパン株式会社

2009-08-04 11:00

アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区)は本日、NASAルナー・リコネサンス・オービター(LRO:Lunar Reconnaissance Orbiter)およびエルクロス(LCROSS:Lunar Crater Observation and Sensing Satellite)のチームに、月の公転軌道への到達と、ルナー・リコネサンス・オービター・カメラ(Lunar Reconnaissance Orbiter Camera)から送信された最初の月画像(LROC)の受信に成功したことについて祝福の意を表明しました。LROおよびLCROSSの宇宙機には、アクテルの耐放射線性に優れたRTAX-Sフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)が搭載されており、それぞれの宇宙機で重要な機能を果たしています。これにより、以前のどのミッションよりも多くの月に関するデータを送信できるようになります。いずれのミッションも、将来の月への有人飛行の準備とサポートのためにNASAが行う調査の重要な部分であり、宇宙飛行士が長期にわたって月探検を行うための準備を支援することになる、月の環境に関する極めて重要なデータを収集します。

ミッション・クリティカルな宇宙アプリケーション向けに比類のない性能を提供するアクテルのRTAX-Sファミリ
アクテルのRTAX-S FPGAファミリは、25万から400万の等価システム・ゲート数の集積度を持つデバイスで構成されています。このファミリは、LROミッションで使用されているRTAX2000S FPGAを含むもので、シングル・イベント・アップセット(SEU)耐性を強化したフリップ・フロップ、有用なエラー訂正オンボード・メモリおよび多数のユーザーI/Oなど、宇宙飛行向けアプリケーションにとって価値ある独自の機能を提供しています。これらの機能をアクテルの不揮発性製品が持つワンチップで即時操作可能というメリットと組み合わせることで、設計者は、集積度、パフォーマンス、耐放射線性などの要件を満たしながら、消費電力を最小限に抑え、部品数を減らし、基板スペースと重量を削減することが可能になります。この10年間に、アクテルのFPGAは、100回を超える打ち上げと300基を超す人工衛星および宇宙機に搭載されています。

RTAX-S/SL FPGAの詳しい情報は、次のウェブサイトをご覧ください。
(リンク »)

アクテルについて
アクテルは低消費電力とミックスド・シグナルFPGAのリーダーで、システムならびに電力管理の広範囲にわたる製品群を提供しています。アクテルは、電力が課題(=Power Matters)だと考えています。詳しい情報はウェブサイト (リンク ») をご覧下さい。



※ Actelの名称とロゴおよびActel FusionはActel Corporationの登録商標です。Pigeon Pointの名称および灯台の定型ロゴはPigeon Point Systemsの商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。

このプレスリリースの付帯情報

RTAX-S FPGAイメージ

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