LIAONING MOBILE、EMCのフラッシュ・ドライブ・テクノロジーを採用し、課金情報へのアクセス速度を70%向上

JCN株式会社

2009-08-17 13:40

Hopkinton, MASS, Aug 17, 2009 - (JCN Newswire) - EMCコーポレーション(NYSE:EMC)は、本日、China Mobile の子会社であるChina Mobile Liaoning Companyが既に採用している「EMC(R) Symmetrix(R) DMX-4」ネットワーク・ストレージ・システムに、エンタープライズ・フラッシュ・ドライブを追加することにより、CRMシステムのスピードと性能の劇的な向上を実現したと発表しました。
Hopkinton, MASS, Aug 17, 2009 - (JCN Newswire) - EMCコーポレーション(NYSE:EMC)は、本日、China Mobile の子会社であるChina Mobile Liaoning Company(以下Liaoning Mobile)が既に採用している「EMC(R) Symmetrix(R) DMX-4」ネットワーク・ストレージ・システムに、エンタープライズ・フラッシュ・ドライブを追加することにより、CRMシステムのスピードと性能の劇的な向上を実現したと発表しました。

EMCは、エンタープライズ・フラッシュ・ドライブ技術の先駆者として、ネットワーク・ストレージ製品シリーズ、「Symmetrix」 と「EMC CLARiX(R)」 に導入し、これまでになかった高い性能 とエネルギー効率を実現しました。エンタープライズ・フラッシュ・ドライブは、アクセス・タイム、待ち時間、消費電力の削減をします。例えば、フラッシュ・ドライブ1台で、15,000 RPM*のファイバーチャネル・ドライブ30台以上に匹敵します。

*rpmとは、「回転毎分」の略。1分間に何回転するかを表す単位。

Liaoning Mobileのシステムは56の県に分散する子会社と、14の支店の2,000万人のユーザが生成する、1ヶ月間で30億にのぼる記録データを処理する必要があります。このトランザクション・ワークロードをそれまで15K のハードディスク・ドライブで実施していたために、同社では記録データをCRMシステムに転送するところがボトルネックとなっていました。このボトルネックが、書き込みと読み込みにおけるデータベース・インデックスへの到達遅延となり、同社のお客様に対する反応の面で大きな足かせとなってきました。この課題を解決するために、2008年、Liaoning MobileはEMCのエンタープライズ・フラッシュ・ドライブを導入し、自社のCRMシステムの運用効率を改善し、お客様は請求確認が迅速に行えるようにしました。

2008年11月に、Liaoning Mobileがインストールしたのは、わずか9台の146GBのエンタープライズ・フラッシュ・ドライブです。ドライブの利用を最適化するために、同社は情報の階層化を行い、当月のデータのみをフラッシュ・ドライブに保存し、それより古いデータはファイバー・チャネルに保存するようにしました。これにより、同社のお客様が課金情報を確認するのにかかる時間がおよそ70%短縮されました。

Liaoning Mobileのビジネス・サポート・センターのシステム保守オフィスのディレクターで、エンタープライズ・フラッシュ・ドライブ導入プロジェクトのプロジェクト・マネージャであったWang Xin氏は、「フラッシュ・テクノロジーは通信業界において、大きな可能性を秘めている。例えば、省レベルに存在するChina Mobileの支店はデータのボトルネックや集中に悩んでいる。フラッシュ・ドライブ・テクノロジーを用いない場合は、より多くのファイバーチャネル・ディスクが必要となり、また、性能要件も満たすことが出来ないかもしれない。性能向上が図られたことで、China Mobileのいくつかの省の支店の既存EMC Symmetrix DMX-4ネットワーク・ストレージ・システムにもエンタープライズ・フラッシュ・ドライブが追加された」とコメントしました。

EMC のSymmetrixおよびストレージ仮想化グループのシニア・バイスプレジデントである、Brian Gallagherは、以下のように付け加えています。「私たちは、エンタープライズ・フラッシュ・ドライブに莫大な規模の需要があることを目の当たりにしてきました。主にそれはアプリケーションの性能とコスト効率への劇的な影響力のためです。1台のシステムに僅かな数のエンタープライズ・フラッッシュ・ドライブを搭載するだけで、多くのアプリケーションのスピードを向上させることができます。データを適切な階層のストレージに置くことは、Liaoning Mobileのような組織の大幅な性能向上に繋がり、ビジネス上のメリットが得られることになるでしょう」。

現在、EMCは、ハイエンドの「Symmetrix」からミッドレンジの「CLARiX」、「Celerra」に至るまで、包括的なエンタープライズ・フラッシュ・ドライブ・アレイを提供する唯一のベンダーです。また、EMCは、2009年3月に、大幅にコストを抑え、性能を向上させることができる、200GBと400GBの新しい大容量の第二世代のエンタープライズ・フラッシュ・ドライブを発表しています。

当資料は、2009年8月4日に米国で発表されたニュース・リリースの抄訳です。米国で発表されたニュース・リリースの内容は以下のWebサイトをご参照ください。
(リンク »)

概要: EMCコーポレーション

米国EMCコーポレーションは、あらゆる規模のお客様が、競争優位に立ち、情報からさらなる価値を創出することを可能にするために、情報インフラストラクチャ・テクノロジーとソリューションを開発、提供する世界のリーディング・カンパニーです。EMCの製品やサービスに関する情報については、以下のWebサイトをご参照ください。 (リンク »)

お問合せ先:

EMCジャパン株式会社
マーケティング本部
マーケティング・コミュニケーション部
広報マネージャ 武村綾
Tel:03-5308-8888(代表)/03-5308-8867(直通)
E-mail:japanpr@emc.com
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]