「TomoTherapy により、放射線治療の未来の基盤が提供されます。」と、江戸川病院副院長の加藤隆弘医師は述べました。「TomoTherapy(SM)による治療法を初めて導入したのは2年以上前のことですが、それ以来、特に前立腺がんなどの非常に精密な治療で、フルに活用してきました。2機目を追加することで、患者の需要増大に対応することができますので、この先進的放射線治療ソリューションをさらに多くのがん患者様に使っていただけることでしょう。」
TomoTherapy システムは、汎用的CTスキャナーベースの装置で、患者の周囲のすべての角度から持続的に放射線治療を行うための、ヘリカル機能が、3D画像誘導機能に統合されています。これらの技術を組み合わせることで、高度な原体照射治療ができますので、医師は線量管理の改善ができ、患者は治療関連の副作用発生率を下げることができます。さらに、TomoTherapyシステムでは、プロセスの合理化や治療時間の短縮のために、治療計画作成、品質保証、患者設定、治療実施などで使いやすいソフトウェアを提供しています。
「江戸川病院で2機目のシステム追加をしたことや、日本市場での弊社の成長は、 TomoTherapyが医師と患者にそれぞれもたらすメリットの証明でもあります。」と、TomoTherapy社アジア太平洋事業本部長Paul Baumgartは述べました。「弊社の新しい流通パートナー、日立メディコ社と協力した結果、日本を再びTomoTherapyの成長エリアとして確立することができ、世界第2の大きさの市場にすることができました。」
ウィスコンシン州知事、納入式典に参加
2009 年9月15日に江戸川病院で行われたTomoTherapy治療システム納入式典には、ウィスコンシン州知事ジョン・ドイル氏とTomoTherapy社関係者が参加しました。ドイル知事は、ウィスコンシン州のビジネスリーダーと政府要人による代表団を、日本と中国に派遣した貿易使節団の一員として、訪日しました。
「TomoTherapy社は、新しいがん治療を世界の何百万人もの患者に届けるというイノベーションを進めています。」と、ドイル知事は述べました。「ウィスコンシン州は、世界トップクラスの研究の中心地ですが、この理由のひとつには、TomoTherapy 社のような企業が研究所で行った発見を、商用機器に役立てていることが挙げられます。ウィスコンシン州で開発されたそのような製品・サービスが、日本や世界各地でますます使用されるようになってきているのを見て、光栄に感じています。」
TomoTherapy社、日本放射線腫瘍学会に出席
TomoTherapy 社代表は、日立メディコ社とパートナーを組み、2009年9月17日に京都で開催される日本放射線腫瘍学会(JASTRO)の第22回年次学術大会に出席します。TomoTherapy社の治療技術について、9月19日に日立メディコ社が主催するランチョンセミナーで取り上げられる予定です。米国バージニア大学放射線腫瘍学准教授Paul Read博士(M.D., Ph.D.)が講師となり、肺と脊椎に対するヘリカルTomoTherapyベースの定位身体放射線療法(SBRT)の成果と将来的方向について論じます。
概要: TomoTherapy社
TomoTherapy社は、さまざまながんの治療のための先進放射線治療システム、TomoTherapy(R) Hi・Art(R)治療システムの開発・マーケティング・販売を行ってきました。Hi・Art治療システムには、周囲の健常組織への放射線被曝を減らしつつ、スピーディーかつ正確に先進的な放射線治療を提供するための、統合CT画像処理機能や、原体照射法機能が組み込まれています。同社の株は、 NASDAQグローバル・セレクト・マーケットに、TOMOというシンボルで上場しています。TomoTherapy社についての詳しい情報は、 TomoTherapy.com をご覧ください。
(c)2009 TomoTherapy Incorporated.All Rights Reserved.TomoTherapy、Tomo、TomoDirect、TQA、TomoTherapyのロゴ、Hi・Artは、米国および他の国で、TomoTherapy Incorporatedの商標・サービスマーク・登録商標のいずれかです。
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