Micrel 社高帯域幅製品部長Rami Kanamaは、「Multigig社の高性能クロック・シンセサイザとジッタアッテネータ製品は、Micrel社のハイエンド精密エッジクロック製品ポートフォリオを非常にうまく補完するものである。これらの製品は、今日販売されているものの中ではもっとも高性能で、サブ100フェムト秒範囲のジッタと、超低消費電力と、優れた電源電圧変動除去比(PSRR)を備えている。」また「これら主要製品の優れた性能は、SONET/SDH OC-192やOC-768、8Gおよび16Gファイバチャネル、10GbEなど要件の厳しい通信・ネットワーク機器や、近い将来実現する40Gおよび 100Gイーサネットなどで、大きなメリットとなるだろう。」 と述べた。
Multigig社創立者で最高戦略責任者のHaris Basitは、「Multigig社は、Micrel社の製品ファミリに関して、同社とパートナーシップを結べることを光栄に感じている。Micrel社の既存顧客層と製品ラインや、信頼性と顧客サービスに対する優れた評判は、我が社の最先端のRotaryWave(TM)ベース製品を理想的に補うものとなるだろう。」と述べた。
PLLベースクロックシンセサイザ製品の新製品ラインは、低い周波数の水晶発信器出力を受け取り、最高出力周波数850MHzの高周波作動出力またはシングルエンド出力を、非常に低いジッタで生成するように設計されている。出力タイプの種類は幅広く、 LVCMOS、LVPECL、LVDS、HCSLなどを提供している。さらに、各出力は独立構成で、個別にイネーブルできる。MLF(R)および TSSOPの両パッケージ・オプションには、何百種類もの構成が可能。鉛フリーで提供可能。作動接合温度範囲は-40℃~+85℃。ターゲットとなる分野はデータ通信、電気通信、ネットワーキング、ストレージ機器、PCI Expres、放送映像など。
Multigig社について
Multigig 社は、有線および無線通信市場向けに先進次世代クロックおよびタイミングICを提供するファブレス半導体企業である。Multigig社のクロック・シンセサイザICは、業界で初めて100フェムト秒のジッタの壁を破った。QuietClockファミリは、PHY、MAC、SERDESなどで使用されるもっとも一般的な周波数と、通信、電気通信、ネットワーキング、サーバ、ストレージ市場で使用されるメモリサブシステムをカバーしている。
注:MLFはAmkor Technologies社の登録商標である。RotaryWaveは、Multigig社の商標である。
概要: マイクレル・セミコンダクタ
マイクレル社はグローバルな半導体サプライヤーとして、アナログ、イーサネット、広帯域通信に使用されるICソリューションを世界市場に提供している。同社製品には最先端のミクスドシグナル製品、アナログ製品、パワー半導体、高性能通信用スイッチ、クロック管理スイッチ、イーサーネット・スイッチおよび PHY製品がある。ユーザーにはエンタープライズ、民生、工業、モバイル、通信、自動車、コンピューター製品などの有力メーカーが含まれる。
本社と最先端のウエハ-製造設備は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売代理店とカスタマーサポートの拠点、先端テクノロジーのデザインセンターがある。さらにマイクレル社は世界に広範な流通販売網と代表事務所を保持している。
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