米Digi International社 2009年度の業績を発表

サテライトM2M市場への参入、20を超える新製品

ディジ インターナショナル株式会社

2009-10-30 14:00

米国Digi International社 (本社・米国、ジョー・ダンズモアCEO、NASDAQ:DGII)はこのほど、2009会計年度 (2008年10月~2009年9月)の業績を発表しました。今期の売上高は1億6,590万ドルで、前年度の1億8,510万ドルに対して1,920万ドル、10.3%減でした。
2009年度の売上のうち、組込み製品(マイクロプロセッサ、開発ツール、組込みモジュール、コアモジュール、シングルボードコンピュータなど)は、前年度比13.8%減の7,470万ドルでした。これには、Digiが買収したSpectrum Design Solutionsからの450万ドル、MobiApps Holdings Private Limitedからの40万ドルを含んでいます。非組込み製品(マルチポート・シリアルアダプタ、ターミナルサーバなどネットワーク関連機器、USB関連機器、セルラー機器など)は、7.3%減の9,120万ドルでした。これには買収したSarian社のブランドからの収益が含まれます。

 
また、Digi International社は、2009年度、410万ドルの純利益(希薄化後1株当たり利益0.16ドル)を上げたことを報告しました。今期末の同社の現金・預金・有価証券バランスは、7,580万ドル(前期から210万ドルの増加)でした。また、660万ドルは自社株の購入に、約300万ドルはMobiApps社のほぼ全資産の買収に費やされています。

 
「世界的な経済不況に見舞われた2009年度でしたが、にもかかわらず、連続27四半期の収益性、極めて強いバランスシート、製品強化を報告できたことを幸いに思います。Digiは2009年度、21の新製品発表、MobiApps社の買収によるサテライトM2M市場への参入、エネルギー供給者やコンシューマに最先端のテクノロジーを提供するスマートグリッド分野のいくつかのリーダ的企業とのパートナシップ、新しいNASDAQスマートグリッドインフラストラクチャ市場への参加などを果たしました」と、CEOのジョー・ダンズモアは話しています。


●Digi International社の2009年度の主なトピックス
(1) 新しいスマートグリッドとエレクトリックインフラ向けのベンチマークであるNASDAQのOMX Clean Edge Smart Grid Infrastructure Index(NASDAQ:QGRD)に選ばれました。
(2) 2009年3月に、「America’s 100 Fastest Growing Small Public Companies」に選ばれました。
(3) フリート運用最適化の専門企業であるXATA Corporation (NASDAQ: XATA)とパートナ契約を締結しました。
(4) ItronやHeliodineといったスマートグリッド業界のリーダ企業とパートナシップを締結し、配電自動化システムやソーラー温水システムの遠隔監視・制御アプリケーションにテクノロジーを提供しました。
(5) Verizon Wireless社が、全米に300あるベライゾン コミュニケーションストアのワイヤレスブロードバンドバックアップ接続用にDigiのソリューションを採用しました。
(6) エネルギーサービスプロバイダ向けのワイヤレスM2MソリューションであるiDigi Energyを発表しました。
(7) 業界初のZigBeeスマートエネジー対応モジュールから構築されたZigBeeスマートエネジー認証ESPゲートウェイを発表しました。
(8) 貯蔵タンク監視向けワイヤレスM2Mソリューション、iDigi Tankを発表しました。
(9) 2009年6月、MobiApps社の買収により、サテライトM2Mマーケットに参入しました。
(10) Digiは2009年度、21の新製品を発表し、うち14製品はワイヤレス関連製品でした。


●2010年度について
Digi International社では、2010年度の売上を1億6,500ドル~1億9,000万ドル(0~14.5%増)と見込んでいます。


■Digi Internationalプロフィール
ディジ インターナショナル社は、ネットワークやWebを介してローカルもしくはリモートの電子機器に接続し安全に管理するための信頼性のある製品とテクノロジーを開発することにより、ワイヤレスM2Mを容易にします。ディジは、性能、柔軟性、品質の最高水準を提供し、世界的なネットワークの販売代理店やリセーラ、システムインテグレータ、OEMを通じて製品を届けます。Digi Internationalの詳細は、www.digi.com
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]