また、Digi International社は、2009年度、410万ドルの純利益(希薄化後1株当たり利益0.16ドル)を上げたことを報告しました。今期末の同社の現金・預金・有価証券バランスは、7,580万ドル(前期から210万ドルの増加)でした。また、660万ドルは自社株の購入に、約300万ドルはMobiApps社のほぼ全資産の買収に費やされています。
「世界的な経済不況に見舞われた2009年度でしたが、にもかかわらず、連続27四半期の収益性、極めて強いバランスシート、製品強化を報告できたことを幸いに思います。Digiは2009年度、21の新製品発表、MobiApps社の買収によるサテライトM2M市場への参入、エネルギー供給者やコンシューマに最先端のテクノロジーを提供するスマートグリッド分野のいくつかのリーダ的企業とのパートナシップ、新しいNASDAQスマートグリッドインフラストラクチャ市場への参加などを果たしました」と、CEOのジョー・ダンズモアは話しています。
●Digi International社の2009年度の主なトピックス
(1) 新しいスマートグリッドとエレクトリックインフラ向けのベンチマークであるNASDAQのOMX Clean Edge Smart Grid Infrastructure Index(NASDAQ:QGRD)に選ばれました。
(2) 2009年3月に、「America’s 100 Fastest Growing Small Public Companies」に選ばれました。
(3) フリート運用最適化の専門企業であるXATA Corporation (NASDAQ: XATA)とパートナ契約を締結しました。
(4) ItronやHeliodineといったスマートグリッド業界のリーダ企業とパートナシップを締結し、配電自動化システムやソーラー温水システムの遠隔監視・制御アプリケーションにテクノロジーを提供しました。
(5) Verizon Wireless社が、全米に300あるベライゾン コミュニケーションストアのワイヤレスブロードバンドバックアップ接続用にDigiのソリューションを採用しました。
(6) エネルギーサービスプロバイダ向けのワイヤレスM2MソリューションであるiDigi Energyを発表しました。
(7) 業界初のZigBeeスマートエネジー対応モジュールから構築されたZigBeeスマートエネジー認証ESPゲートウェイを発表しました。
(8) 貯蔵タンク監視向けワイヤレスM2Mソリューション、iDigi Tankを発表しました。
(9) 2009年6月、MobiApps社の買収により、サテライトM2Mマーケットに参入しました。
(10) Digiは2009年度、21の新製品を発表し、うち14製品はワイヤレス関連製品でした。
●2010年度について
Digi International社では、2010年度の売上を1億6,500ドル~1億9,000万ドル(0~14.5%増)と見込んでいます。
■Digi Internationalプロフィール
ディジ インターナショナル社は、ネットワークやWebを介してローカルもしくはリモートの電子機器に接続し安全に管理するための信頼性のある製品とテクノロジーを開発することにより、ワイヤレスM2Mを容易にします。ディジは、性能、柔軟性、品質の最高水準を提供し、世界的なネットワークの販売代理店やリセーラ、システムインテグレータ、OEMを通じて製品を届けます。Digi Internationalの詳細は、www.digi.com
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