AWL9555は、家庭用ゲートウェイとテレビ間でのHD無線伝送、802.11a/n WiFi接続を提供するルータ、ノートPC・ネットブック・携帯電話などデュアルバンドWLAN接続を提供する携帯機器などの機器に最適です。
HDビデオストリーミングなどの拡張マルチメディアアプリケーションでは、高いデータレートと堅調シグナルが求められますが、この組み合わせはスペクトル帯域幅のニーズも増大させます。ANADIGICS社のAWL9555パワーアンプにより、セットメーカーは、世界各国の5 GHzアンライセンス周波数で利用可能な、広いバンド幅を活用できます。AWL9555は、全5 GHzで高リニアリティと高出力を提供しますので、セットメーカーは、高品質動画および高速データを無線によってさらに広範囲に提供できます。
「ワイヤレスコネクティビティに対する消費者からの要求は非常に増えています。今日、高パフォーマンスのビデオゲームや、高画質動画へのアクセス、屋外での高速インターネットアクセスなど、家庭全体での高データ率接続が特に求められるようになっています。」と、ANADIGICS社製品マーケティング部長Glenn Esweinは述べました。「WHDI(TM)コンソーシアムなどのグループが、ホームエンターテイメント・システムへの無線接続の統合を推進しています。ANADIGICS社はそのPFパワーアンプの専門知識をてこに、マルチメディアに詳しい今のユーザの期待にセットメーカーが応えられるような機器を開発しています。」
WHDI(Wireless Home Digital Interface)は、サムスン社・LGE社・日立製作所・シャープ社などかからの強力なサポートを受けている新規アプリケーションです。WHDIが普及すると、ケーブルボックスやホームゲートウェイ機器のメーカーは、住宅全体で無線HD動画をテレビに配信するのに必要な伝送範囲と信号品質を、AWL9555パワーアンプで実現できます。その結果、消費者は、外観の悪いケーブルの必要なしに、くっきりと美しいビデオストリーミングを楽しめます。
AWL9555は、集積度の高いRF対応機器で、外付け部品点数を減らします。また、新しい機器プラットフォームに組み込む設計が簡単にできます。ABI Researchによれば、携帯電話はWiFi市場の力強い成長を推進すると予測されていますが、AWL9555のパッケージは、3.0 x 3.0 x 0.55 mmと小型ですので、携帯電話などサイズ制限の厳しいモバイル機器に最適です。
技術仕様
- 4.9~5.85 GHz
- +19 dBm 2.5%EVM
- 175 mA @+19 dBm
- 29 dBのリニア電力ゲイン
- 3.3V供給
- 20 dBの動的範囲の組み込み電力検出器
- 50オームの内部整合
- 3.0 mm x 3.0 mm x 0.55 mm無鉛パッケージ
- RoHS準拠
ANADIGICS社のAWL9555は、現在、1万個の場合は単価1.57ドルで入手可能です。詳しい製品情報は、 www.anadigics.com をご覧ください。
ANADIGICS社について
ANADIGICS(NASDAQ:ANAD) は、急速に成長している無線、及び、有線通信事業市場における、半導体ソリューションのトップ・サプライヤーです。1985 に創立され、ニュージャージー州ウォレンに本社を持つ同社の、数々の受賞歴に輝く製品には、パワーアンプ、チューナー集積回路、アクティブ・スプリッタ、ラインアンプ、その他の製品を取り揃えております。各製品は、単体でも、統合された無線周波数及びフロントエンド・モジュールのパッケージ向けとしてでも、ご購入可能です。詳細情報は、 www.anadigics.com をご覧ください。
セーフハーバー(Safe Harbor)についての記載
ここに記載されている過去についての情報を除き、本プレスリリースには、予測やその他の将来の見込みに関する記述(forward-looking statement)が (改正済1934年証券取引法で定義されている意義の範囲内において)含まれています。これらの予測および将来の見込みに関する記述は、将来の出来事と財務業績に関する会社の現在の見解を反映しており、一般的には、記述の中に含まれる「信じる」「期待する」「予測する」あるいは同様な趣旨の言葉により、特定可能です。同様に、当社の今後の計画、目標、見込みや目的を述べる記述は、将来の見込みに関する記述です。しかしながら、これらの出来事が起こるかどうか、あるいは、これらの予測が達成されるかどうかを保証することはできませんし、実際の結果および展開は、なんらかの要素の結果、予測と大幅に異なる可能性があります。実際の結果や展開が、そのような予測や将来の見込みに関する記述に明示または暗示された内容と、大幅に異なる結果となる原因となる重要な要因については、当社の2008年12月31日締め年次報告書(書式10-K)や、本文書で論じられているその他の文書など、米国証券取引委員会に提出された当社報告書に適宜詳述されています。
メディア向け広報
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