国際糖尿病連合(IDF)のトランスレーショナル・リサーチ助成プログラム、BRIDGESの一環として、今後3年間で200万米ドルの資金援助が、新規糖尿病研究プロジェクト9件に対して行われる予定です。
第2回資金援助プログラムでは、合計157件の申請に対して検討が行われました。選定されたプロジェクトでは、世界各地での1次的または2次的な糖尿病予防に関する重要課題を扱っています。
「BRIDGESは、IDFの仕事および使命のカギとなるプログラムです。糖尿病などさまざまな地球規模の健康問題に、世界が直面している今、トランスレーショナル・リサーチへの支援は、欠かせません。」と、IDF会長Jean Claude Mbanyaは述べました。
「第1回のときと同じように、第2回プログラムも全世界に影響を与えるものです。研究が実施されれば、オーストリア・中国・コロンビア・ハイチ・インド・フィリピン・南アフリカ・米国に広範な影響を与えるでしょう。」と、Mbanya教授は付け加えました。
プロジェクトが取り組んでいるテーマは、2型糖尿病予防のためのライフスタイル介入、妊娠性糖尿病、ピアサポート、視覚障害者の足の検診、動機づけ面接法などです。
各プロジェクトの詳細全文は、 www.idfbridges.org からご覧いただけます。
国際糖尿病連合(IDF)は、世界各国の糖尿病患者2.85億人以上のためのグローバル擁護団体です。160か国以上200団体以上の糖尿病協会を代表しています。その使命は、糖尿病医療・予防・治療法について世界に広く知らしめることです。IDFは、世界保健機関(WHO)と公式に関係を結んでおり、国連広報局とも連携しています。詳しくは www.idf.org をご覧ください。
BRIDGES (Bringing Research in Diabetes to Global Environments and Systems: 糖尿病研究のグローバル環境や体制への応用)は、国際糖尿病連合のグローバルな助成プログラムで、イーライリリー社の教育助成プログラムにより後援を受けています。トランスレーショナル・リサーチのパイロット・プロジェクトと、その後7年間の経過についてのアウトカム調査に、資金を提供します。糖尿病患者および糖尿病リスクの高い人へのヘルスケア提供の改善手法と戦略、に関するトピック、糖尿病の自己管理強化、健康的な生活習慣の促進または糖尿病リスクを減らすための生活習慣改善、前糖尿病および未診断の糖尿病の人をコスト効率のよい方法で見つけ出すには、などの関連トピックがあります。助成対象選定プロセスについての詳しい情報は、 (リンク ») をご覧ください。
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広報担当者
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